皆さんこんにちは、まぁくです。段々と温かい日もチラホラと出てくる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、早速ですが、先日意外な展開に目が釘付けになるサスペンス作品を鑑賞しました。
タイトルは、、、、
(鑑定士と顔のない依頼人)です。
(海の上のピアニスト)や(ニューシネマパラダイス)のジュゼッぺ・トルナトーレ監督のミステリーで、主演が(シャイン)の名優ジェフリー・ラッシュという、
豪華な布陣で製作されたミステリー作品です。
天才的な観察眼のある、ちょっと高慢ぎみの美術品鑑定士が、ある資産家の娘の美術品鑑定依頼を受けるが、
依頼人本人が一向に姿を現さず、部屋から出ようとしない、という設定自体が物凄く好奇心をそそられる物語で、
観ている側の好奇心を、主人公がそのまま体現するように、どんどんとその謎の女性のミステリアスさに魅了されてしまいます。
中盤以降、段々と正体が明らかになっていき、主人公の淡い恋の物語へと移行していきますが、後半のあるポイントから、
それまでの流れが覆るような意外な展開へと突入していきます。
全てが分かるそのシーンは、ジェフリー・ラッシュの名演と監督の名演出によって、主人公と共に観ている側も愕然としてしまうような、
そんな名シーンとなっていますので、ミステリ好きの方や、意外な展開の物語がお好きな方等、機会がありましたらご鑑賞してみてください。
こういう作品は、宣伝の時点で大どんでん返しがある作品だと、明示されて、それが一番のセールスポイントとしてアピールされていますので、
身構えてしまうのが、少々残念ですが、できるだけ先の展開等を何も考えずにご鑑賞する事をお勧めします。
ただ、その部分がアピールされないと、鑑賞しようと思う動機も減ってしまうので、難しいですね、、。
さて、(鑑定士と顔のない依頼人)は最近の作品ですので、DVDや配信等でいつでも気軽に鑑賞できますが、
世の中にはVHSの発売のみで後にDVD化もされずに忘れ去られようとしている作品が沢山存在する、という事で、
(未DVD化のレア作品)、今回は(サスペンス編 其の十四)という事で、ハラハラドキドキの作品を少しご紹介させて頂きます。
それでは、まずは日本で劇場公開もされたトミーリー・ジョーンズ主演作品から、、、
〇ハウス・オブ・カード 心の扉 (HOUSE OF CARDS) (心の扉)のタイトルで劇場公開されたトミーリー・ジョーンズ、キャスリン・ターナー共演のサスペンスドラマ。父親の死で心を閉ざしてしまった少女が、心の扉を開くまでを描いた心に染みるドラマです。ヒューストン国際映画祭で最優秀作品賞と最優秀主演女優賞を受賞した作品。
〇エスケイプ FBI証人保護プログラム (NOWHERE TO HIDE) 離婚した夫は実は組織犯罪の中心人物で、元妻と幼い息子が重傷証人として証人保護プログラム下に入るが、組織の追手に追われる事になる、というサスペンスアクション。主演は(グランブルー)のロザンナ・アークェット。
〇殺害動機 (CONUNDRUM) 捜査中にマフィアのボスの息子を射殺してしまった刑事が、後日妊娠中の妻が何者かに殺される事件が発生し、マフィアの捧腹だと考えていたら、状況証拠による容疑が、同僚で深い仲の女性刑事に向けられる、という変則的なバディサスペンス。主演はマイケル・ビーンと(沈黙の断崖)(詳しくはこちら)のマージ・ヘルゲンバーガー。
〇バックドア 告発白書 (FLIGHT OF THE DOVE) 国家安全保障局の特殊工作員である謎の女性が、反旗を翻して国家を相手に完全犯罪を目論み、主人公は一夜を共にしたがために同じ犯罪に巻き込まれていくセクシー系のサスペンスアクション。主演は(羊たちの沈黙)の影響が濃かった頃のスコット・グレンとテレサ・ラッセル。監督は(スペース・バンパイア)の主人公を演じたスティーヴ・レイルズバックで、製作総指揮がロジャー・コーマンという一応豪華な作品。
〇マーダー・ビジョン 沈黙の仮面 (MURDEROUS VISION) 顔の皮を剥がれた女性の連続殺人事件を解決するために女性捜査官が超能力者の協力を得て犯人に迫るホラー調のサスペンス作品。監督は(ポルターガイスト3)や(ザ・モンスター)等のゲイリー・シャーマン。
という感じになっております。
今回ご紹介させて頂いた作品の中では、(ハウス・オブ・カード)が断然知名度が高い作品で、色んな映画祭でも評価された作品ですので、
本来はDVD化等されていて当然の作品ですが、劇場公開時とはがらりと邦題が変わってしまい、さらにその変更されたタイトルと全く同じタイトルのテレビシリーズがヒットしたこともあり、
逆にどんどんと知名度が下がっていく、という不遇の作品となってしまっています。
振り返ると、同配給会社で劇場公開された作品が、結構知名はあったのにVHS化はされても、その後のDVD化から漏れてしまう傾向にあるように思えますので、
恐らく、VHSからDVDへの移行期に色々あってソフト化の権利が製作元に返却されて、そのままソフト化の時期を逃してしまった、という感じではないでしょうか。
古い作品のパッケージソフト化は難しいかもしれませんが、なんとか、他のメーカーからリリースしてもらいたいですね。
という事で、本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。
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