皆さんこんにちは、まぁくです。まだまだ寒い日もありますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、早速ですが、先日ベスト邦題賞があればノミネートされていそうな邦題の、少し懐かし目の洋画を鑑賞しました。
タイトルは、、、
(隣人は静かに笑う)です。
ジェフ・ブリッジスとティム・ロビンスが共演したじりじりと迫りくる恐ろしさとショッキングなクライマックスが話題になったサスペンススリラーです。
テロリズムを教える大学教授のジェフ・ブリッジスが、隣に越してきたティム・ロビンス、ジョーン・キューザック夫婦を、ふとした違和感から爆破犯と思いこみ、
色々と調べてみると、、、、、
という、犯人(悪魔)と確信→周りに説明→周りは信じない→結局自分の勘違いと思う→でもやっぱり、、
という流れで、サスペンス作品やホラー作品の王道的な展開になる作品ですが、本作はクライマックスで、そういう常識を覆すような展開が待っています。
一応、全米公開延期になった程の衝撃だったようです(内容が理由かどうかは実際分かりませんが、、)。
確かにテロを扱った衝撃的な作品で、911事件の直後なら、確実に公開延期どころか、存在を葬られそうな内容ですが、
ラストへ向けてしっかりと張られた伏線が素晴らしく、主演二人の名演も伴って非常に見ごたえのあるサスペンス作品になっていますので、
機会がありましたら是非ご鑑賞してみて下さい。
邦題も素晴らしいと思います。
さて、(隣人は静かに笑う)はDVD化もされ、今でもDVDソフトや配信等で気軽に鑑賞できますが、世の中にはVHSリリースのみで、
デジタル化の波に乗り遅れてしまって忘れ去られようとしている作品が沢山ある、という事で(未DVD化のレア作品)、今回は(サスペンス編 其の十三)という事で、
じりじりと迫りくる恐怖を体験できるような作品を少しご紹介させて頂きます。
それでは、まずは、(隣人は静かに笑う)のコメディ版と言えなくもない豪華キャストの作品から、、。
〇ネクストドア 隣人を片づけろ! (NEXT DOOR) 大学教授のインテリである主人公夫婦と肉体労働者の隣人夫婦は平和に良い関係を保って暮らしていたが、隣人家のスプリンクラーが主人公家の庭を台無しにしてしまった事で、小競り合いが生じ、そこから大戦争にまで発展していく過程をコミカルに描いたサスペンスコメディ。主演は(スペシャリスト)のジェームズ・ウッズに(ダークハイウェイ)のランディ・クエイド、さらにケイト・キャプショーにルシンダ・ジェニーと豪華。監督は(忘れられない人)のトニー・ビル。
〇ダーク・ハイウェイ (MOONSHINE HIGH WAY) 密売人の暗躍を軸に、その周りの人々が連邦警察の摘発によって、裏社会の醜い欲と裏切りが露わになるダークサスペンス、主演は(ツインピークス)のカイル・マクラクランに、(ネクストドア)のランディ・クエイド。さらに特別出演で何故かデビッド・クローネンバーグまで登場する以外に豪華なテレビムービー。
〇マーロウ 最後の依頼 (POODLE SPRINGS) レイモンド・チャンドラー原作の有名探偵フィリップ・マーロウを主人公にしたハードボイルド探偵ストーリー。電話口の向こうで銃声が聞こえる1本の奇妙な調査依頼の電話から事件に巻き込まれていくマーロウの活躍を、シドニー・ポラック製作総指揮、ジェームズ・カーン主演で描く豪華な作品。監督は(恋におちたシェイクスピア)の脚本家トム・ストッパード。
〇サバイバルゾーン (STROM) 40年前の嵐の日に銀行から奪った75万ドルを掘り起こすために集まった犯人たちに、偶然出くわしてしまった二人の若者のサバイバルを描いたサスペンスアクション。製作は娯楽専門キャノングループで、モントリオールフィルムフェスティバルでグランプリを受賞した作品。
〇殺意のパッション (TALL DARK & DEADLY) キャリアウーマンの主人公が情欲に溺れ、結果的に殺人事件の犯人に仕立てあげられてしまう、という男性主人公でありがちな設定を女性に置き換えたサイコサスペンス。主演は(デルタフォース)等のキム・デラニー。
という感じになっております。
今回ご紹介させて頂いた作品では、(ネクストドア)が内容的にもスタッフ・キャストの知名度的にも突出していて、
さらにメジャー製作でありながらも、作品自体の知名度が低く、ネットで検索してもほとんどヒットしない、
という不遇ぶりですので、是非ともDVDで復活してもらいたいところです。
という事で、本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。
↓先週ご紹介させて頂いた未DVD化のレア作品↓
↓ランキングに参加しています。宜しければ下記をクリックお願い致します↓
映画レビューランキング
にほんブログ村