皆さん、こんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。動いていると汗ばむ日が出てきましたね。今ぐらいが一年で一番過ごし易いような気がしますね。などと言っておきながら、もう少し、するとまた暑い暑いと文句を言ってしまいそうですが、、。
さて、先日、街の古本屋さんに立ち寄った時に、妙に味のあるアイテムが目に飛び込んできてしまったので、思わず購入してしまいました。
そのアイテムがこちらです。
映画雑誌ローショー昭和61年5月号付録の(ティーンウルフ)と(ファンダンゴ)のフォトブックと、
同じく映画雑誌ロードショー昭和60年7月号付録の(ターミネーター)と(刑事ジョンブック目撃者)のフォトブックです。
価格も各200円とお手頃で、味があって、程よいチープ感(付録ですのであたりまえですが)がたまりません。
街の古本屋さんは、こういったお宝が何気に眠っていたりするので、また訪れたくなりますよね。
こういったお宝は、いわゆる大型チェーンの新古書店では、まず巡り会う事はありませんので、古書店めぐりもやめられません。
皆さんも、お宝求めて、全国の古書店めぐりなど、いかがでしょうか。
さて、古書のお宝探索も良いですが、VHSも、もはや古書並みに希少な存在となっているタイトルも有ったりします。
というところで、(未DVD化のレア作品)ですが、今回は【サスペンス編】という事で、手に汗握る作品にスポットを当てて、選出してみました。
まずは、ショーン・コネリー主演の劇場公開作品から、
〇氷壁の女 (FIVE DAYS ONE SUMMER) 劇場公開作品。(地上より永遠に)の名匠フレッド・ジンネマン監督が、ケン・ボイルの短編小説を基に40年以上前から映画化を考えていたという最後の監督作。主演は名優ショーン・コネリー。アルプス山脈を訪れた老紳士と若い女性。わけありそうな二人にガイドの若者男性一人を加えた一行は危険な絶壁に挑戦する。その時雪崩が起きて、、という雪山サスペンス作品。
〇ネイビーパッション (SILVER STRAND) (愛と青春の旅立ち)の脚本家ダグラス・デイ・スチュアートが脚本・製作を担当したアクションラブサスペンス。若き兵士と大佐夫人が、不倫の末に逃避行を繰り広げる作品。主演はトップモデル、ニコレット・シェリダン。監督はジョージ・ミラーですが、(マッドマックス)シリーズのジョージ・ミラーとは別人です。
〇ノー・プレイス・トウ・ハイド (NO PLACE TO HIDE) (コンボイ)のクリス・クリストファーソン主演、(E.T.)のドリュー・バリモアと、(タッカー)などの名優マーチン・ランドー共演の豪華な作品。不可解なダンサー殺人事件の捜査を進めるうちに巨大な秘密結社と戦う事になるという刑事サスペンス。このころのドリュー・バリモアは(ボディヒート)などセクシー路線で売り出し中でした。
〇魔女の館殺人事件 (THE PALE HORSE) ミステリーの女王アガサ・クリスティの原作(青ざめた馬)の映画化作品。殺人の濡れ衣を着せられた主人公が、手がかりを辿って行き着いた(ペイルホース)という名の館には、3人の自称魔女が、妖しい呪文を唱えていた、というオカルト風ミステリー。
〇デッドリー・フォース (A CASE OF DEADLY FORCE) (ランボー)シリーズのトラウトマン大佐役で有名なリチャード・クレンナ主演のサスペンス作品。黒人病院職員を誤射した刑事たちを相手に、人種差別や過剰防衛の問題に深く切り込んだ社会派法廷ドラマ。
〇ネットクライシス (CODE OF ETHICS) (オール・ウェイズ)などのメリッサ・レオ主演のネットサスペンス。インターネットを介して国家の陰謀と巨大な権力の闇が浮き彫りになる、というインターネットによる犯罪を題材にした作品が増えてきた1998年という時期独特の作品。2000年問題などが話題になっていた時期の作品で、物語にも取り入れられています。それほどでも、なかったですけどね、、。
〇デンジャーサインあなたが聞こえない (HEAR NO EVIL) 劇場公開作品。(愛は静けさの中に)で史上最年少でアカデミー賞主演女優賞を受賞したマーリー・マトリン主演、(地獄の黙示録)のマーティン・シーン、(メンフィスベル)のD.B.スウィーニー豪華共演のサスペンスアクション。スポーツインストラクターの主人公の受け持つ生徒が、ある日殺害され、それ以来、殺人者の影が付きまとう、というストーカーもの。
〇マクガフィン殺意の裏窓 (THE McGUFFIN) 裏窓から隣家の殺人を偶然目撃してしまった事によって、事件に巻き込まれていく、という邦題にもあるようなヒッチコック風の巻き込まれ型サスペンス。主演は(グッドモーニングバビロン!)の名優チャールズ・ダンスと、(恐怖)(マデリーン愛の旅路)などのアン・トッド共演作品。
〇サイコパス9本指の死体 (DONATO AND DAUGHTER) アメリカ私立探偵作家協会シェイマス賞最優秀新人賞を受賞したジャック・アーリー原作の(9本指の死体)をチャールズ・ブロンソン主演で映画化。渋みのある中年刑事が被害者の左手の薬指が切り取られる連続殺人事件を捜査する、サイコサスペンス作品。
〇最も危険な挑発 (BODY CHEMISTRY) テレビシリーズ(V)や(ミラクルマスター)シリーズのマーク・シンガー主演作。神経科学研究所に勤務する博士が、所長の依頼で、性欲と攻撃性の生化学に関する研究を手伝うように指示をうけ、研究主任の危険な挑発に乗ってしまう、という変わった設定のエロティックサスペンス。
という事で、今回はハラハラドキドキのサスペンス作品でしたが、
ブロンソン作品など今観返して観ると、時代もあるのか、それとも目が肥えてしまったからなのか、そんなにハラハラはしませんでした。
しかし、変な表現ですが、ゆっくりとした展開が、逆に安心してサスペンス作品を楽しめる、
という今現在の気ぜわしい展開のサスペンス作品とはまた違った魅力を再確認する事もできたりしました。
古典までさかのぼってしまうと、また楽しみ方も変わってしまいますが、
VHS全盛期の、この時代のみで消えていってしまいそうな作品たちを、
掘り起こして、今もう一度見直してみるのも、それはそれで、新しい映画の鑑賞法かもしれないですね。
という事で、またVHS作品は少しづつご紹介してみたいと思います。
それと、古本屋さんや、リサイクルショップなどで、発見した映画に関するお宝なども、ありましたら、ご紹介してみたいと思います。
それでは、本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。
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