未DVD化のレア作品 【コメデイ編】

投稿者: | 2021年1月4日

皆さん、新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。急激に寒さが激しくなってきている今日この頃ですが、皆さんはいかがお正月をお過ごしでしたでしょうか。

季節的には鍋などが美味しい季節ですが、個人的には医師より食事制限されてしまい、カロリーの高い食事があまりできないために、ストレスが溜まってしまう一方なお正月でした。

そんなストレスたまりがちな、お正月1月1日に待望のドニー・イェン主演(燃えよデブゴンTOKYO MISSION)を鑑賞しに映画館に行ってきました。

正直コロナの事もあるので、込み合う日にわざわざ映画館に行きたくはないのですが、

もうそこは(燃えよデブゴン)ですし、1月1日というめでたい日の封切なので、初日の初回にこそ、観る意味がある、と勝手に考えて鑑賞しに行ってきました。

内容についてはすでに当ブログに記載させていただきましたが、期待通りの面白さで、

しかもドニーがストレスでやけ食いしてしまってデブゴンになる、という自分自身の真逆を行く内容で、

勝手に「おっ」と、思ってしまいました。

パンフレットによると、当初は痩せている状態から太ってしまうキャラクターなので、ラストは痩せて終了する予定だったところを、

ドニーの奥さんが、「それでは結局、痩せている外見をしている者がカッコ良いという事になってしまう」

「カッコ良い者は太っていても、カッコ良いので、そのままが良い」

という鶴の一声でデブゴンのままで終幕を迎える設定に変更した、とのことで、なるほど、それはその通りだな、と思います。

でも、医師の指導を受けた身分からしたら、66キロから120キロに急激に太るのはカッコ良い、悪いに関わりなく不健康ですし、

ちょっと危険なぐらいの増え方ですね。

と、大人げない事を思いつつ、笑いながら鑑賞していました。

作品は久々に、面白い香港映画らしいアクションコメディとなっていますので、是非ご鑑賞ください。(燃えよデブゴンTOKYO MISSIONについてはこちら)

さて、そんな笑いの季節ですので、今回は未DVD化のレア作品の【コメディ作品】に絞って10本ご紹介したいと思います。

コメディ作品に関しては、笑いの質が違うためか、時代が映ると笑いの感覚が違ってくるのか、

DVD化されない上に、VHSですら聞いたことがないようなあまりにマイナーすぎる作品も多かったりしますので、

恐らく、興味も惹かれないような作品も多いかもしれませんが、

「そんな作品があったのか」程度に軽く、読んでいただけたら、と思います。

それでは、まずはナンセンスな青春コメディから、、

〇ナンパ・ビーチグラフィティ (OCEAN DRIVE WEEKEND) (悪魔の毒々モンスター)でお馴染みのトロマ社のロイド・カウフマンとマイケル・ハーツ製作による60年代を舞台にしたナンセンス青春コメディ。要するに(グローイングアップ)シリーズのような作品です。

〇ボーイハント (WHERE THE BOYS ARE) 1960年に製作された同名作品のリメイクで、元プロフィギュアスケーター、リン・ホリージョンソン主演の青春コメディ。本作は女性が主役なので、(セックス&ザ・シティ)に近い作品。本作の演技でリン・ホリージョンソンはラジー賞を受賞、、、。その後の出演作もB級作品(エンジェルコマンド)のみ、、、。因みにオリジナルの方はDVD化されています。

〇大爆笑!ビール戦争 ぷっつんU.S.A. (SOUR GRAPES) 一口飲んだらやめられないビールの秘密を暴くためにライバル会社が、あの手この手で秘密を探る、という、まず現在では一切企画が通らなそうなコメディ。さらにタイトルに大爆笑!とぷっつん、というこちらもまず、現在では絶対つけないワードセンスに時代を感じます。

〇お色気SL大暴走!アメリカ横断 ウルトラハイホー (CHATTANOOGA CHOO CHOO) まさかの(かわいい魔女ジニー)のバーバラ・イーデンとジョージ・ケネディ共演作。原題のチャタヌーガは地名でジャズの名曲がテーマになっています。VHSのジャケットの解説には【ウルトラハイホーな人々の、ぷっつんな出来事が続出する異色コメディー!!】と記載があります。時代ですね、、、。

〇ときめき捜査奮戦記 パラダイスコネクション (THE SUPERGRASS) イギリスでモンティパイソンに対抗して結成されたコメディ集団コミック・ストリップの主要メンバーによって製作されたブラックユーモア満載のコメディ。製作総指揮は(モンティパイソン)シリーズのマイケル・ホワイト。最近まで(チャーチルズウォー)など映画を製作していたようですが、他の活動は良く分かりません、、。

〇サンドバギー ドカンと3発 (WATCH OUT, WE`RE MAD!) イタリアの名優テレンス・ヒルとバッド・スペンサー共演によるイタリア産アクションコメディ。邦題は時代を感じさせますが、しっかりしたコロンビア製作の作品。

〇捧腹絶倒 クレイジーチョップ (THEY STILL CALL ME BRUCE) 恐らく、(ニューアメリカンヒーロー笑龍密使)という作品のシリーズ作。主演はどちらもジョニー・ユンという偽ブルース・リー。本作では、監督・製作・脚本とまさに一夜の夢みたいな作品。

〇ス☆パ☆イ (SPYS) ブラックコメディの傑作(M☆A☆S☆H)の主演コンビによるスパイコメディ。KGBとCIA両方から狙われる事になった元スパイのドタバタアクションで、監督は(スターウォーズ帝国の逆襲)(ロボコップ2)などの続編映画の雄、アービン・カーシュナー。

〇バーニーズ あぶないウィークエンド (WEEKEND AT BERNIE`S) 劇場公開作品。個人的には楽しめた作品で、全米興行収入1位も獲得している当時の大ヒット作品。社長であるバーニーの別荘に呼ばれた二人の社員は、週末のバカンスを楽しみにしていたが、行ってみれば、迎えてくれたのはバーニー社長の死体だった!?しかし、週末をどうしても楽しく過ごしたい二人は、次々と訪れるパーティ客にバーニーが生きているように見せかけるのだった!?という攻めた内容のブラックコメディ。主演はアンドリュー・マッカーシー。監督は(ランボー)のテッド・コッチェフ。そういえば、ダニエル・ラドクリフの(スイス・アーミーマン)に影響を与えているような気もしますね。面白いですよ。

〇バーニーズ2 (WEEKEND AT BERNIE`S 2) 劇場公開作品。まさかの続編。今回は社長バーニーの隠し財産を横取りするためにカリブ海のセントトーマス島に行って、またしてもバーニーを生きていると見せかける、というコメディでしかありえない作品。監督は替わってしまったが、主演のアンドリュー・マッカーシーは続投。こちらも面白いです。

という感じで、お薦めの(バーニーズ)シリーズはDVD化されていないのが不思議なぐらいに良作のコメディですが、他の作品はやたらと長い邦題、というかサブタイトルで、

少しでも目を引こうとしているメーカー側の意向が透けて見えて、今振り返るとなんだかちょっと恥ずかしくなるようなタイトルが多いですね。

一応は一度鑑賞しているはずなのですが、正直内容は全く覚えていない作品がほとんどですので、

また改めて鑑賞し直して、ご紹介してみたいと思います。

恐らく、途中で鑑賞を辞めたくなるような作品が多いですが、そこは「自分に課せられた修行である」

と勝手に解釈して鑑賞してしまおうと思いますので、その時はまた、軽く読み流していただけら嬉しいです。

それでは、今回のようにバカバカしくなるような作品も、面白過ぎて魂震えるような作品も、

色々と織り交ぜてご紹介させていただきますので、

本年も宜しくお願い致します。

それでは、本日もお立ち寄り頂きありがとうございました。

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