こんにちは、まぁくです。コロナの猛威も収まらない中で、猛暑が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。換気をしながら、暑さ対策って、なかなか難しいですね、、。早く暑さだけでもなんとかなって欲しいところですね。
さて、先日2020年7月31日にアラン・パーカー監督が亡くなられました。
アラン・パーカー監督といえば、個人的には(ミッドナイトエクスプレス)か(エンゼル・ハート)をすぐに思い浮かべますが、やはり30年以上に渡って活躍された大監督ですので、人によって年代ごとに触れた作品も違い、印象に残っている作品も違うと思います。
そんなアラン・パーカー監督作品を年代ごとに振り返ってみますと、
〇1971年 小さな恋のメロディ(原作・脚本のみ) アメリカとイギリスではヒットしなかったが、何故か日本では大ヒットした少年少女の恋を描いた作品。アラン・パーカー初脚本で映画監督になるきっかけになった作品。
〇1976年 ダウンタウン物語 禁酒法時代のニューヨークを舞台にしたギャングミュージカル映画、を全て子供が演じる、というかなり時代の先を走っている作品。ジョディ・フォスターも印象的。
〇1978年 ミッドナイト・エクスプレス 旅行中の外国で投獄された男の命を懸けた脱獄(ミッドナイトエクスプレス深夜特急)。主演の故ブラッド・デイヴィスの間違いなく代表作。
〇1980年 フェーム 後にリメイクも製作された、ニューヨークの音楽専門学校を舞台にした若者たちを描いた青春ムービー。
〇1982年 シュート・ザ・ムーン 倦怠期を迎えた夫婦の危機と、家族の絆を描いた人間ドラマ。アルバート・フィニーとダイアン・キートン共演。
〇1982年 ピンク・フロイド ザ・ウォール ピンク・フロイドの大ヒットアルバム【ザ・ウォール】のアルバムのストーリーをそのままに映像化し、セリフもほとんど排除した新感覚ムービー。
〇1984年 バーディ 戦争体験によって心を病んでしまった青年の物語。鳥に異常な執着を示す主人公の名前はバーディ。マシュー・モディーンとニコラス・ケイジ主演作。
〇1987年 エンゼル・ハート ミッキー・ローク演じる探偵がロバート・デ・ニーロ演じる紳士に人探しを依頼され、捜査を進めるうちに、とんでもない事実に直面する。まさに、驚愕です。ネタバレ禁止系。
〇1988年 ミシシッピー・バーニング 1964年のミシシッピー州フィラデルフィアで起こった公民権運動家3人の殺害事件を元にした社会派作品。しかし、社会評論家などからは事実と違う、と批判された。
〇1990年 愛と哀しみの旅路 第二次世界大戦時期を舞台に、時代に翻弄されたアメリカ人青年と日系人女性との愛の行方を壮大に描いた作品。
〇1991年 ザ・コミットメンツ ダブリンを舞台にソウルバンド結成の夢を追いかけた若者たちの青春ストーリー。英国のアカデミー賞で作品賞と監督賞を受賞。
〇1994年 ケロッグ博士 コーンフレークのケロッグの創業者ケロッグ博士を描いたコメディ。珍しく下ネタ連発系のブラックコメディ。アンソニー・ホプキンス、ブリジット・フォンダ、マシュー・ブロデリック、ジョン・キューザックとキャストはかなり豪華。
〇1996年 エビータ アルゼンチンのファーストレディだった、エバ・ペロンを描いたミュージカルの映画化作品。マドンナ主演、アントニオ・バンデラス共演でゴールデングローブ賞で作品賞、主演女優賞、主題歌賞を受賞。
〇1999年 アンジェラの灰 1930年代大恐慌時代のアイルランドを舞台に貧困に苛まれながれながらも、強く生きた家族と子供達を描いた人間ドラマ。
〇2003年 ライフ・オブ・デビッド・ゲイル ケヴィン・スペイシー主演、ケイト・ウィンスレット共演の冤罪と死刑制度についてのサスペンス・ドラマ。
というような流れとなっています。
どちらかというと、家族ドラマや青春ドラマといったような、人間同士のドラマを得意としていたような印象のある作品群となっています。
米アカデミー賞の受賞こそなかったものの、母国イギリスでは評価されている作品も多数あり、影響されたフィルムメーカーの人たちも多かったのではないでしょうか。
個人的には、あまり得意なジャンルではなかったので、観ていない作品が多いですが、気になっていた作品もありますので、今後鑑賞していきたいと思います。
それにしても重厚そうなドラマ作品が多いですね、、。
(エンゼルハート)はストーリー的には楽しめましたが、やはり非常に濃厚だったのを記憶しています、、。
(ケロッグ博士)あたりからなら鑑賞し易そうですね、、。
それでは、本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。
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