お薦め度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
ベトナム記録的大ヒットアクションは少し懐かしい香りの漂う本気度マックスの香港映画的女闘アクション!
作品紹介
日本劇場未公開 第11回大阪アジアン映画祭にて上映
今回ご紹介するのは、現在活気のあるベトナム映画界で製作されたレディースバトルアクションです。
それでは、まずはあらすじから、
汚職官僚たちを暗殺する女殺し屋たちを囲う食堂を経営する女主人のところに、家族を殺された良家の娘がやってくる。
彼女は復讐を果たすためにそこで暮らす暗殺者たちに戦い方を学び訓練を重ねていくが、実はある秘密を持っていた、、。
果たして彼女は復讐を成し遂げる事はできるのか!?そして彼女の秘密とは、、!?
ベトナム製作作品の鑑賞は本作が初めてで他の作品を鑑賞していないので全体像はわかりませんが、雰囲気としては一昔前の香港映画、といった感じでした。
実際本作に限っては香港映画でいうところの女闘アクションの得意なコーリー・ユエン監督の(クローサー)やハリウッドで撮影した(DOAデッド・オア・アライブ)などに近い世界観となっており、
メイン登場人物はほぼ女性で、男性は脇役、あるいは敵役でのみ登場します。
本作はストーリーもいたってシンプルで風景の綺麗なところにある食堂近辺のみだけで物語が展開します。
要するにストーリーよりもメインキャストのアクションを見る事が主題の作品です。
このアクションに関しては意外といっては失礼ですが非常に頑張っていました。
香港映画並みにワイヤーワークで吊るされたり、引っ張られたり、回転させられたりのハードなアクションを見事にこなしていました。
こういったアクションに興味がある方でしたら十分楽しめると思います。
ですが、あまりに単調な物語のため、ストーリー重視の方はちょっと厳しいかもしれません。
個人的には中学生が考えたようなストーリーと後半の何となく切なくなる儚い感じに女性アクションが絡まって十分楽しめました。
あと、タイトルに3Dとでてアクションシーンも3Dを意識したような演出が散見られましたので恐らく本国では3D作品として公開された作品なのだと思われます。
レディースアクション好きの方でしたら、十分楽しめる作品だと思います。
作品情報
2013年製作 第11回大阪アジアン映画祭にて上映 ベトナム製作 レディースアクション
監督 ヌエン・クワン・ユン
出演 キム・ドゥン、タン・テヤン・ハー、タイン・ハン、ジェム・ミ
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