お薦め度 ★★★★☆☆☆☆☆☆
伝説のヒットマンが守るべきも者のために再び、殺しの世界に帰って来た!!ありがちな設定ながらも、美しい風景を丁寧に撮影された舞台となる田舎町と極端にバイオレンスなアクションの対比が非常に特徴的な舐めてた相手が実は強かったアクション!!
作品紹介
2019年4月5日公開
今回ご紹介するのは、伝説の殺し屋が、守るべき者のために命を懸けて戦う、無双系のバトルアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
伝説の殺し屋ライアン(ポール・オブライエン)は、現在は引退し、ジャカルタの奥地にある小島でひっそりと暮らすためにやってきた。
そこで、貧しいながらも仲良く幸せに暮らす親子と出会う。
人並みの幸せに触れてこなかったライアンは、そこで今まで経験した事の無かったような大切なものを得ることになる。
しかし、ある日、街を牛耳る海賊団によって少年が傷つけられたとき、ライアンの怒りは爆発し、かつての野獣のような闘争心が復活する!?
舐めてた相手が実は物凄く強かった系の流れをくむ、バトルアクション作品です。
本作の舞台はジャカルタの奥地、という事で前半はその美しい風景を、ドローンか航空カメラによって丁寧に撮影されています。
なかなか本作のような無双バトル作品で、こういった綺麗な風景が映りこんでいる作品も珍しいのではないでしょうか。
そんな美しい風景を眺めつつ、中盤、街を荒らす海賊団(本当に海賊です)によって、少年が車で轢かれて重体となり、
現場に居合わせた主人公が、咄嗟にそこにいた海賊たちをほぼ全員惨殺します。
もう、本当に惨殺レベルに容赦なく、確実に仕留めていきます。
ここからが、本作の本番となります。
今までの美しい風景描写が嘘のように後半にかけてバイオレンスな何十倍返しが始まります。
このアクションですが、多少やり過ぎではあるものの、それまでの海賊団の鬼畜描写も伴って、意外とバイオレンスぐらいが調度良いぐらいのバランスとなっています。
で、海賊団も本気になってくるのですが、なんとその海賊団のボスが、かつて主人公が殺しの依頼で殺した男の息子で、ずっと主人公であるライアンに復讐するために探し回っていた、
というまさかの偶然がかさなり、いよいよライアンは完全に殺しの世界にカムバック、となります。
で、そこからが、本作のアイデアものの設定なのですが、主人公が所属している殺し屋組織は、発信機のようなものを電源をオフにした状態で体に埋め込んでいます。
で、現場復帰となったら、この発信機を体から取り出して、電源を入れたら、即刻殺し屋本部に連絡がいき、即エージェントとして復帰することになります。
殺しを依頼する側にも、依頼される側にも同時に登録される仕組みなようで、
自分の任務に必要な人材で、近隣に滞在している者を助っ人として動員することができるようになります、
で、ライアンは海賊団のアジトに乗り込むために、援護射撃要因として、現地の近隣に待機していたスナイパーを一人雇う事になります。
勿論、初対面です。
で、急遽組んだスナイパーと海賊団アジトに乗り込んで、ついでに海賊団が人身売買目的でさらっていた少女たちもついでに助けて、解読団を壊滅状態に追い込んでいきます。
この辺のアクションは格闘のないセガール風味で、ほぼガンアクションのみで、相手組織は惨殺されていきます。
その徹底したバイオレンスが逆に爽快感があるぐらいの無双ぶりです。
その後、いよいよ海賊団のボスのところに乗り込んで行くことになりますが、助っ人スナイパーとの契約はアジトへの潜入のみでしたので、
スナイパー側には、殺し屋本部よりスナイパーに連絡が入り、そこは引き上げて、次は他の国に任務があるのでそちらに向かうように指示されます。
ここからライアンの戦いは一人になってしまいますが、まだ、諸悪の根源は倒せていません。
まだ、人盛り上がりありますが、このままですと、ちょっと人数的に不利だという事がわかります。
そこで、スナイパーのとった行動は、、、。
というところで、その先を書いてしまうと、楽しみが半減してしまいますので、割愛しますが、
なかなか男泣きな展開となっています。
前半は美しい風景を堪能し、後半はちょっとやり過ぎなバイオレンスアクションが意外に調度良く、90分という短めの上映時間にサクッとまとまっていますので、
アクション好きの方など、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
関係ないですけど、ラスボス役のキャストが日本の漫才師にそっくりです。
作品情報
2018年製作 インドネシア・オーストラリア製作 アクション
監督・製作・脚本・編集 コーリー・パーソン
出演 ポール・オブライエン、ヴェルディ・ソライマン、アジ・サントサ、マリオ・アーウィンシア
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