お薦め度 ★★★★★☆☆☆☆☆
パクり上等なアサイラム社の新作は、ジュマンジを恥ずかしげもなくパクりながらも、意外に楽しめる冒険アドベンチャー!!
作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介するのは、(シャークネード)シリーズや(〇〇ヘッドジョーズ)、(〇〇VS〇〇)などのパクリ企画や、おバカ企画作品を連発するB級専門製作会社アサイラム社の新作です。
それでは、まずはあらすじから、
ビデオゲームに魅了されているサラ、レイ、クリッシーの3人は、念願かなってついに自分たちが愛してやまない往年のビデオゲームを提供する店をオープンさせることになった。
そのオープン直前、最後に届いた名作ゲーム(ランカラ)をテストプレイを兼ねて起動させてみる事にした。
しかし、電源を入れた瞬間、突如ゲーム機が光に包まれ、3人はゲーム世界に引きずりこまれるのだった。
現実世界に戻るには、ゲームをクリアしなければならない。
冒険を開始した3人に迫るのは、、シャークネードだった!!
アサイラム社作品ですので、始めからそういうタイプの作品を鑑賞するつもりであまり期待せずに鑑賞したのですが、本作は思っていた以上に楽しめる作品となっていました。
同社の(シャークネード)シリーズぐらいには楽しめる作品となっていますので、そちらのシリーズを楽しめた方は本作も結構楽しめると思います。
はっきり言って今回は(ジュマンジ)リメイクシリーズを完全にパクッています。
主人公の兄が幼少期にゲームの(ランカラ)プレイ中にゲームに吸い込まれるという展開は(ジュマンジ)シリーズもそうですが、(トロン)シリーズにも少し影響されているかもしれません。
そんなパクリ丸出しの本作ですが、最初の困難が、いきなり同社の看板シリーズ(シャークネード)というのが掴みとして意外性があって良かったです。
好評のうちにシリーズは終了してしまったので、まさかこんなところで(シャークネード)を観れるとは思いませんでした。
できれば、シリーズの主要キャラクターの誰かでも、出てきてくれれば、もっと楽しめたのですが、予算的にそこまで期待はできないですね、、。
その後も恐竜と戦ったり、格闘系キャラクターとの格闘があったり、と色々楽しめます。
ラストは名作ゲーム(ダブルドラゴン)や(ファイナルファイト)などのようなベルトスクロールアクション風の画面になって、
一応長めのワンカット格闘アクションもありますので、ゲーム好き、レディースアクション好きの方も楽しめると思います。
出演している人たちは、皆拙い表現力ですが、映画自体の内容がなんとかカバーしていて、意外と楽しめる作品となっています。
まぁ、パクリなのでオリジナルの(ジュマンジ)自体が面白いだけ、と言ってしまえばそうなのですが、、。
素人みたいな人たちに紛れて、(レッドコーナー北京のふたり)などで、アジア系のヒロインとして結構活躍していたバイ・リンが当時と変わらぬ外見で、相変わらず元気にエキセントリックな役柄を演じていたのも、ちょっとした魅力となっています。
というように、パクリ丸出しで、おバカな作品ではありますが、それを理解したうえで鑑賞すると、思っていた以上には楽しめる作品となっていますので、他の名作映画の合間の息抜きに、本作を鑑賞してみるのはいかがでしょうか。
作品情報
2019年製作 アメリカ製作 SFアドベンチャー
監督・脚本 キャニオン・プリンス
出演 ジェシカ・チャンセラー、エミリー・ウィート、ティアナ・タトル、ブランドン・ルート、ティラー・バーレンス
その他のゲーム世界ムービー
本家ジュマンジリメイクシリーズの最新作(ジュマンジネクストレベル)はこちら
レトロゲームキャラクターが現実世界で攻めてくる(ピクセル)はこちら
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ファイナル・レベルと聞いて完全にジュマンジかと思いました(笑)
さすがB級映画。パクリ上等ですね!
パクったからには面白くしてほしいですが、この映画は中々面白そうな出来ですね。
シャークネードも出てくるとは驚きです笑
シャーくねーとは面白かったですし、恐竜や格闘などもB級のわりに意外と面白そうなので見てみたいです。
こんにちは、お立ち寄り頂き、ありがとうございます!この作品は(シャークネード)シリーズのように完全に振り切れている感じが、非常に面白いですよ。もう、時期的にも明からかに(ジュマンジ)をパクッているのですが、ここまでくるとこんなのも、アリかな、とさえ思えてしまうぐらいに、ノリノリです。流石、サメとトルネードを掛け合わそうという発想が浮かぶアサイラム社、といった感じの作品ですね。なんとなく、続編もありそうな気もするので、今後の期待も込めて、良かったらご鑑賞してみてください。