チャーリーズ・エンジェル(CHARLIE’S ANGELS)119分

投稿者: | 2020年3月2日

21世紀に蘇った新しいエンジェルたち

2019年製作 スパイアクション

監督・製作・脚本・出演 エリザベス・バンクス

出演 クリスティン・スチュワート、ナオミ・スコット、エラ・バリンスカ、パトリックスチュワート

主演のエンジェルにトワイライトシリーズのクリスティン・スチュワートと実写版アラジンのジャスミン役ナオミ・スコットと新星エラ・バリンスカ。引退した上司役に旧スタートレックシリーズのピカード艦長役のパトリック・スチュワート。監督、製作、脚本と現役の上司役にピッチパーフェクトシリーズの監督・製作・出演などマルチにこなすエリザベス・バンクス。オリジナルのテレビシリーズは1976年から全5シーズン110話続き2000年と2003年には劇場版が製作されています。

新世代エンジェルス

あらすじ

巨大テクノロジー企業に勤める科学者エレーナ(ナオミ・スコット)は自身が開発した新エネルギーのプロダクトが軍事利用されてしまう事を危惧し、国際機密企業チャーリー・タウンゼント社のボスレー(ボスレーとはタウンゼント社内の役職名で各地に存在する)に相談します。しかし、待ち合わせた現場に謎の殺し屋が突然現れエレーナの命を狙います。そこで警護の任務についていた変装と潜入を得意とするサビーナ(クリスティン・スチュワート)と、元MI6であらゆる武器を得意とするジェーン(エラ・バリンスカ)の2人のエンジェルに命を救われます。元エンジェルである現在のボスレー(エリザベス・バンクス)のもと、高い知力を持つエレーナと共に見えない敵を調査していくことになります。果たして黒幕は誰なのでしょうか?

変装と潜入担当クリスティン・スチュワート

感想

前作から16年ほどの年月がたってからの続編ですが、今回はチャーリー・タウンゼント探偵事務所が国際的なエージェント組織という設定の広がりを見せ、エンジェルや上司も代々受け継がれているという長い期間をあけたうえでの納得の行く続編設定になっていました。組織の建物内には衣裳部屋などもあり、前作までにエンジェルたちが着用したコスプレ衣装なども保管されていて、歴代のエンジェルの写真も飾られている、というオリジナルへのリスペクトとファンサービスに見ていて心を掴まれてしまいました。後半には究極のファンサービスもあり、まさにこれが見たかったと思われるファンの方も多いと思います。チャーリーズエンジェルという事を抜きにしても主演3人の体当たりのアクションとテンポの良い展開で、常に飽きる事なく楽しめるアクション映画となっていました。個人的にはすでにメジャー作品に主演しているクリスティン・スチュワートとナオミ・スコットも魅力的ですが、新星エラ・バリンスカの存在感が特に際立っていたように感じました。単純に身長が2人に比べて抜き出てて高い、という事もありますが、とにかく存在感があり、ハードなアクションもこなしているので非常に目立っていました。今後は大活躍してくれそうなので期待しています。

格闘と武器担当エラ・バリンスカ

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