お薦め度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
最近はやりのジュブナイルホラー最新作は、宇宙人ものではなく、蘇る悪霊と戦うゴーストホラー!!
作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介するのは、邦題から宇宙人侵略ものを連想しますが、完全に復活した悪霊と戦うゴーストホラー作品です。
それでは、まずはあらすじから、
1979年、化学オタクのジェシカ(メアリー・マデリン・ロー)は、ある骨董品店で壊れたカセットテープレコーダーを手に入れる。
これを修理し、自宅に保管していたが、誤って手に怪我をし、出血した血をレコーダーに落としてしまう。
このことが原因で得体のしれない何かを呼び起こしてしまったジェシカは親友のサム(モーガン・チャンドラー)とチェダー(エデン・キャンベル)とともに謎の存在に立ち向かっていく、、!?
テレビシリーズ(ストレンジャーシングス)やスティーヴン・キングの(IT)シリーズなどで好評のジュブナイルホラーの流れをくむ作品です。
時代背景も1979年という事で懐かしい雰囲気が漂います。
基本的には少年少女がメインで大人は完全に脇役となっています。
大筋のストーリーとしては、骨とう品店で見つけた品物には実は、ある封印がかかっていて、不意に血を垂らしてしまったら、悪霊が蘇ってしまった、という割とオーソドックスな展開となっています。
ジュブナイル的な魅力としては、主人公の少女が科学オタクで、部屋には機械系のガラクタが溢れ、壁には1979年当時公開中だった(エイリアン)のエレン・リプリーのポスターが貼ってある、という感じで、調度その時代にシンクロするようになっています。
それ以外にも、夕陽や日の光が差し込む綺麗な風景のカットなどが、随所に挿入されていますので、観ていると、ちょっと切なくなってきます。
それにしても、ジュブナイル=夕陽という一般的なイメージありますが、あれは、世界共通なのでしょうか。
それはさておき、本作の場合はラストで結構ハードな(グロイという事ではありませんが)展開となり、その先の、結末が不安になるような物語展開を迎えます。
勿論、その後にもまだ、さらに違う展開があったりしますので、がっかりするような展開では決してありません。
この展開は、ホラーやファンタジー作品としては、割とあるあるネタっぽい展開ではありますが、
本作はジュブナイル的な展開を重視している作品ですので、調度良い余韻を残すラストとなっていました。
というように、B級ホラー作品ではありますが、ジュブナイルものらしい、非常に後味の良いラストとなっていますので、ご興味ある方はご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
作品情報
2020年製作 アメリカ製作 ホラー
監督・脚本 サイラス・ダレ
出演 メアリー・マデリン・ロー、エデン・キャンベル、モーガン・チャンドラー
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