【香港映画】ファイナル・ファイター鉄拳英雄(中華英雄BORN TO DEFENCE)92分

投稿者: | 2026年1月6日

おすすめ度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆

(阿羅漢)後のジェット・リーが勢いに乗って自ら監督・主演し、アクション監督にツイ・シウミンを迎えて完成させた、戦後の中国を舞台に、横暴な米兵との激闘を描いた格闘アクション!!

作品紹介

1998年2月16日公開

今回ご紹介する作品は、ジェット・リーが唯一監督・主演と両方こなした格闘アクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

日中戦争を生き抜いた兵士ジェットは、青島で暮らす恩人、ジャン兄貴のもとを訪ねる。

しかし、青島では米兵が駐在し、兵士たちは横暴を極めていたため、ジェットは米兵将校ハンス大尉と揉め事になってしまう。

その後、ハンスの部下ベイリーとも揉め事を起こしたジェットは、それまでの因縁に決着をつけるためにボクシング試合に挑む!!

監督は、(少林寺)や(阿羅漢)等、でカンフースターとなり、その勢いに乗って本作で主演も兼任して監督デビューを飾ったジェット・リーで、

香港ではあまり振るわなかったためか、本作が唯一の監督作品となっています。

ジェット・リー

アクション監督は、(天山回廊ザ・シルクロード)(詳しくはこちら)や(シャクラ)(詳しくはこちら)等の

ツイ・シウミンで、切れ味鋭い香港映画風味のアクションを演出しています。

ツイ・シウミン

で、主人公の兄貴分ジャン役で、(老娘土)や(特殊身份的警官)等のシャオ・イーオンが登場し、ドラマ部分を掘り下げていきます。

シャオ・イーオン

で、その娘レイ役で、(大明宫传奇)や(落山风)等のソン・チャが登場し、親子ドラマを繰り広げます。

ソン・チャ

で、主人公に絡む外国人兵士ベイリー役で、(北斗の拳)(詳しくはこちら)や(クラッシュ・of・ザ忍者)(詳しくはこちら)等の

パウロ・トーチャが登場し、ジェット・リーと激闘を繰り広げます。

パウロ・トーチャ

で、その上官であり、ラスボスとなるハンス大尉役で、(Bruce Lee’s Dragons Fight Back)等のカート・ロナルド・ピーターソンが登場し、ジェットと激闘を繰り広げます。

カート・ロナルド・ピーターソン

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、1945年、日本軍との戦争で、中国軍兵士ジェット(ジェット・リー)が、

英雄的な大活躍を繰り広げ、仲間達と共に青島へとやって来るシーンから始まります。

その頃青島では、米兵が駐屯し、何故か街では高慢な米兵が幅を利かせていて、地元民を見下して、かなりやりたい放題を繰り広げていますが、

恩人のジャン兄貴(シャオ・イーオン)のもとを訪ねた後に仲間と共に街にやってきたジェットは、住民達を威嚇する米軍将校ハンス大尉(カート・ロナルド・ピーターソン)に立ち向かい、

攻撃してきたハンスを速攻でやり込めて、到着早々に米軍全体と火花を散らします。

で、やり込めた事に気を良くした仲間達とともに、(米兵客が偉そうにしている)ボクシングバーへと繰り出し楽しい飲み会を開きますが、

米兵のあまりの高慢さに我慢できなくなったジェットは、ここでもハンス大尉の部下、べイリー(パウロ・トーチャ)に食って掛かり、

リングに上ってボクシング試合を繰り広げ、やはりベイリーを圧倒してやっつけてしまいます。

で、ファイトマネーもどっさり貰い、貧しい少年少女に分け与えたり、ジャン兄貴と一杯飲んだりして他人のために散財します。

で、そんなジャン兄貴には、実は娘ナア(ソン・チャ)がいますが、戦時中の厳しい時期を一人で生き抜くために娼館に務めるようになった事で、

生真面目すぎる父親ジャン兄貴と険悪なムードとなり半絶縁状態となってしまいます。

そんな中、ベイリーの横暴によって怪我をしたジャン兄貴の代わりに人力者夫となったジェットは、兄貴に新しい人力車を買ってあげるために頑張りますが、

またしてもべイリーの妨害にあって使い古しの人力車まで大破してしまいます。

そこで、ボクシングバーのスパーリング相手(というより完全な撃たれ役)として働く事になり、傷つきながらもなんとか役目を果たすジェットでしたが、

バーの経営者が、米兵と組んでいた事を聞かされ、これまでの鬱憤も含めて倍返しするためにベイリーへの復讐を決意します。

しかし、そこに上官であるハンス大尉が姿を現し、街での揉め事も含めた因縁の決着をつけるための戦いが始まる!!

、、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。

ジェット・リーが監督・主演と兼任した唯一の作品で、香港では年間興行収入38位と振るわなかったようですが、

中国では年間興行収入2位の好成績を記録したヒット作品です。

ジェット『楽しいなぁ。』

アクション監督はツイ・シウミンが担当していて、(天山回廊)のような痛さの伝わるデススタントアクションも豊富で、

ジェット初の現代(厳密に言うと現代ではありませんが)アクションの新鮮味も伴って、格闘アクション・スタントアクション共に見所の多い作品となっています。

特に、パウロ・トーチャカート・ロナルド・ピーターソンとのボクシング試合での激闘や、香港映画っぽさ全開の工場で展開されるラストバトルでの、

動きが切れまくっているジェットの身軽なアクションとドルフ・ラングレンのような高身長のカートとの激闘は、

他のジェット主演作品と比較しても引けを取らないレベルに手に汗握る名勝負となっています。

本作で監督業は向いていないと判断したのか、その後製作者に名前を連ねる事はあっても監督としては作品に参加することがなくなってしまったジェット・リーですが、

そろそろ俳優としての新作も制作されるようですので、また元気な姿が見たいですね。

という事で、失敗作と言われる事の多い本作ですが、意外とドラマ面でも、アクション面でも見所の多い作品となっていますので、

香港映画ファンの方や、ジェット・リーファンの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

因みに本作、ネット上に一般劇場未公開という情報も一部あるようですが、私映画館で鑑賞して、その時に劇場で購入したプレス(マスコミ向けに製作される薄いパンフレットのような冊子)を、

未だに所有していますし、その時の映画館の地下のトイレが臭かった事まで覚えていますので、確実に劇場公開はされています。

作品情報

1988年製作 香港製作 アクション

監督 ジェット・リー アクション監督 ツイ・シウミン

出演 ジェット・リー、パウロ・トーチャ、カート・ロナルド・ピーターソン、シャオ・イーオン、ソン・チャ

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