【修行映画!】スナイパーズ・アイ 不落の要塞(FORTRESS:SNIPER`S EYE)94分

投稿者: | 2024年8月26日

修行度 🔥🔥🔥🔥🔥●●●●●

前作と全く同じキャストで、前作と全く同じ展開を繰り返す、前作のオマケ映画のような、勿論ブルース・ウィリスはほとんど活躍しないぬるま湯アクション!!

作品紹介

日本劇場未公開

衛星放送題 ドント・サレンダー スナイパーズ・アイ

今回ご紹介する作品は、ブルース・ウィリス出演の(ドント・サレンダー 進撃の要塞)(詳しくはこちら)の続編となるアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

元CIAのエージェント、ロバートは、引退したエージェント専用の保養所フォートレスを襲撃して来たバルザリー率いるテロリストを撃退したが、

その数週間後、再び武装テロリストの襲撃を受ける事になる。

そして、テロリストに占拠されたフォートレス内で、人質になった職員達を救出するため、ロバートは再び銃を手に取るのだった!?

監督は、(Meskada)や(Winter Solstice)等のジョシュ・スタンフェルドで、前作の数週間後の世界を、前作と同じように描いています。

元CIAエージェント、ロバート役で、前作同様(ザ・ローブ)(詳しくはこちら)や(キルゲーム)(詳しくはこちら)等、

ゲスト出演未公開作品も、もう残り僅かとなってしまったブルース・ウィリスが登場し、物語の味付け的な活躍を見せていきます。

ブルース・ウィリス

で、その息子役でこちらも前作同様、(大脱出2)や(デッド・ライジング ウォッチタワー)等のジェシー・メトカーフが登場し、早口でまくし立てていきます。

ジェシー・メトカーフ

で、ララ・クロフトのように活躍するへそ出し職員ケイト役で、こちらも前作同様(アウト・オブ・デス)(詳しくはこちら)や、

ブレイクタウン)等のケリー・グレイソンが登場し、活発に活動してきます。

ケリー・グレイソン

で、テロリストのボス役で、こちらも前作同様、(サバイバルシティ)や(レフトビハインド)等のチャド・マイケル・マーレイが登場し、

悪夢のようなネチネチなり切りナルシストぶりを、再び発揮していきます。

チャド・マイケル・マーレイ

で、テロリストボスの妻役で、(デスショット)や(デッドトリガー)(詳しくはこちら)等のナタリー・ユラが登場し、美味しい所取りのような役柄を演じています。

ナタリー・ユラ

で、ケイトの妹役で、(リターン・オブ・ジーパーズクリーパーズ)や(ミッドナイトマン)等のガブリエル・ホーが登場し、テロリストとチェイスを繰り広げます。

ガブリエル・ホー

で、前作同様にお助けマン的に活躍する警備員役で、(デンジャラスプレイス)(詳しくはこちら)や(The Girl in the Pool)等の

マイケル・シロウが登場し、テロリストとバトルを繰り広げます。

マイケル・シロウ

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、まずは前作の襲撃事件のボス(チャド・マイケル・マーレイ)を、ブルースが射殺する直前に約束していた(本作で付け足しています)、

対立組織に誘拐されているテロリストボスの奥さんの救助を、ブルースがサクッとこなし、そこから数日経過している状況から始まります。

前作のシーンが繰り返されます
テロリストボスをブルースがパーンと撃つシーン。実はこの時、
誘拐監禁されているテロリストボスの妻救出を約束
襲撃事件直後に球種作戦決行

つまり、前作の襲撃事件から数週間後、という時期で、その救出劇中に肩を銃撃されて傷を負ったブルースは、

保養所の医務室で手当てを受けつつも、大規模な襲撃事件によって、フォートレス自体は、閉鎖が決まっているようで、

生き残った人々で、引っ越しの作業などを進めています。

ブルースは負傷のため療養中
皆は引っ越しの作業中

で、ブルースの息子ジェシー・メトカーフは、ララ・クロフトコスプレのケイトとロマンスが生まれイチャイチャ、

お助けマン的に勝手に活躍していたマイケル・シロウも、基地内の職員ナタリー・バーンとの間にロマンスが生まれイチャイチャ、

という和やかムードに、さらにケイトの母親と妹(ガブリエル・ホー)も、何故か遊びにやってきて、そこに数日前にブルースが救出したテロリスト妻のナタリー・ユラも加わって、

和やかムードで、事件の事や、これからの予定等を和気あいあいと話合う、という事件後のなんてことない日常が、、、、、、

、、、、、、、、、

、、、、、、、、、

、、、、35分も描かれます!!

何の事件性も無い日常とイチャイチャ、事件の振り返りだけで、です、、。

で、36分あたりから、前作と同じ格好の、前作と同じようなメンバーが登場し、前作と同じようにスカスカの警備をサクッと突破し、

不落ではない落ちまくりの要塞を占拠していきます。

同じ

で、他の居住者は引っ越し済みで、前作以上に人の気配の無くなった多落の要塞フォートレスに攻め入ったテロリスト達ですが、

前作同様に主要メンバーが拉致されてしまい、前作同様に、ジェシーに金銭を要求してきます。

同じ
同じ

で、前作同様にマイケル・シロウはなんとなく別行動になりますので、前作同様に施設内をこっそり移動しながらテロリストを一人づつやっつけていきます。

同じ

で、そんな中、今回のテロリストのボスがその正体を晒します。

※↓物語展開に触れていますのでご注意下さい↓※

その正体は、、、、、、、

、、、、、、、、、、、、

、、、、、、、、、、、、

チャド・マイケル・マーレイ!!

しかも、双子の弟?かと思いきや、まさかの、、、、

前作で撃たれて退場したかに見えたのは、見せかけで、

実は防弾チョッキを着ていたので生きていた

という、飽きれる理由で、簡単に復活してきます。

さらに、同じく退場したように見えたチャドの右腕セル・ダリウス・ブレインも、防弾チョッキで実は生きていた、

という冗談のような理由で、簡単に復活してきます。

要するに、

前作と全く同じメンバーで、前作と全く同じことを繰り返します。

しかも、前半の35分で消化試合を見せられた後に、です。

同じ

新規メンバーが数名混ざっていますが、ケイトの母親は人質の一人にしかなりませんし、

ケイトの妹は、一人で別行動をとりながらも、速攻でマイケル・シロウと合流後には、マイケルの活躍を後ろで観ているだけになってしまいますので、

新キャラクターが、積極的に物語を展開させていく事はありません。

テロリストの妻役のナタリー・ユラも、テロリスト側に付くような出だしで始まりながらも、正義に目覚めてケイトと行動を共にして行きますので、

結局偽ララ・クロフトの活躍を後ろで観ているだけに落ち着いてしまいます。

で、肝心のブルースはと言えば、今回は怪我の療養中という事で、ほとんどのシーンはベットにいて、ラストで少しだけ銃を構えたりするだけですので、

前作以上に極端に出番が少なくなっています。

なんとなく、活躍の比率がマイケル・シロウが高くなり、残りの部分を偽ララ・クロフトと、早口ジェシー・メトカーフで分けて、

残りの大部分を使って、ネチネチ成りきりカリスマテロリストボス、チャドの『俺っていけてるね。』演技が炸裂しまくる、

というかなり修行覚悟の必要な作品となっています。

どう見ても、前作と二本撮りで製作された作品だと思われますが、監督が前作と別人となっていますので、

恐らく、前作と同時進行で、前作撮影の合間とかにオマケ的に撮影された作品ではないでしょうか。

食欲がありません

今回もテロリストは倒しますが、一応は防弾チョッキでは防げないような退場の仕方をしているので、

流石にもう復活する事は無いと思われますが、既に引退してしまったブルース・ウィリスの出演しない、さらなる続編が製作されたところで、鑑賞しようと思う人も少ないのではないでしょうか。

という事で、内容自体は前作と全く同じ、しかも前半35分は消化試合、というブルース・ウィリスが関わった作品の中でも、群を抜いて修行度の高い作品となっていますので、

ブルース・ウィリス作品全作鑑賞を目指している方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

因みに、本作だけを鑑賞しても意味が良く分からないと思われますので、もし、本作をご鑑賞するのであれば、是非前作を先にご鑑賞ください、、、、

、、、、というより、それなら、(ダイハード)をもう一度、観直した方が、有意義な時間が過ごせますので、勇気を持って観ない、という選択肢も本作に限っては有りだと思われます。

あと、余談ですが、ブルースの残りの未公開作だった、(Detective Knight)シリーズ3作の邦題、酷いですね、、、、。

製作されるはずだった(ダイハード)シリーズの新作が観れなくなってしまったのは残念ですが、皆が観たかったのは、

ダイハード)シリーズの新作であって、(ダイハード)と勝手に邦題を付けられた別作品を観たいわけではない、という事が分かって無さそうですね、、、。

【ありがとうブルース!!】という気持ちが本当にあれば、その邦題は絶対に着けません

作品情報

2022年製作 アメリカ製作 アクション

監督 ジョシュ・スタンフェルド 製作 ランドール・エメット 原案 エミール・ハーシュ、ランドールエメット

出演 ジェシー・メトカーフ、ブルース・ウィリス、チャド・マイケル・マーレー、ケリー・グレイソン、ナタリー・バーン

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