【レア作品!香港映画】地獄のニンジャ戦線 アマゾニア(NINJA:AMERICAN WARRIOR)91分

投稿者: | 2024年1月9日

おすすめ度★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

(続・嵐を呼ぶドラゴン)等のチー・クワンチュンと台湾の人気女優ルー・イーチャンが出演しているリベンジアクションに、忍者要素を割としっかり目に付け加えたフィルマーク社製作のニコイチ忍者アクション!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、ベトナム帰還兵の戦友同士が、香港に舞台を変えて激突する忍者アクションです。

それでは、まずはあらすじから、

香港での麻薬密売で裏社会を牛耳るベトナム帰還兵のテイラーを捕らえるため、香港警察はテイラーの戦友で忍者でもあるジョンに捜査を依頼する。

助手として凄腕の警察官アマゾニアと協力体制を取り、捜査を進めるジョンに、テイラーの部下である忍者軍団が襲い掛かる!?

基となっているオリジナル作品は、1981年製作の台湾作品(女王蜂復仇)で、人気女優ルー・イーチャンが、

続・嵐を呼ぶドラゴン)等のチー・クワンチュンの仇を撃つために、闇組織相手に戦いを挑むリベンジアクションを、

ベトナム帰還兵の戦友同士が、悪の道と正義の道に分かれて雌雄を決する忍者アクションへと改編されています。

オリジナル部分の主演は、(仁義なきニンジャ)(詳しくはこちら)でもニコイチに編集されていた(大地勇士)等のルー・イーチャンで、

持ち味の荒々しいレディファイターぶりで、悪党を追い詰めていきます。

ルー・イーチャン
ルー・イーチャン

で、オリジナル部分のバディとして活躍しているのは、(超醉拳)や、(イーグルマスター決死拳)(詳しくはこちら)等のチー・クワンチュンで、

カンフー映画では見せないような現代劇での渋い演技を披露しています。

チー・クワンチュン
チー・クワンチュン

で、ニコイチパートで、正義側よりも主人公のように活躍している悪のボス役で、(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ天地黎明)や

ワイルドブリット)等の有名香港映画の外国人枠で活躍しているジョナサン・イスガーが登場し、意外とドラマ部分も描かれる等、しっかりと演技も披露しています。

ジョナサン・イスガー
ジョナサン・イスガー

で、目立たないながらも正義側の忍者を演じているのは、(ニンジャファントムU.S.A)等のフィルマーク作品に出演しているグレン・カーソンで、

ジョナサン・イスガーと火花を散らしていきます。

グレン・カーソン

で、本作のオリジナル部分をニコイチに改編している監督は、一応本作に顔見世で出演もしている(カンフー風林火山)(詳しくはこちら)等のトミー・チェンですが、

トミー・チェン(チェン・ケイイン)

仁義なきニンジャ)と同様に香港側のデータベースだとトミー・チェンが監督となっていますが、米国側のデータベースではゴッド・フリーホーとなっています。

ゴッド・フリーホー

本編にも監督名がトミー・チェンと表記されて、少しだけ出演もしていますので、トミー・チェン監督作品だとは思いますが、

名義だけ貸していて、実際の所はゴッド・フリーホーが監督している、というパターンもフィルマーク社作品けに十分ありえますし、

分担していたり、もしかすると製作のトーマス・タンが全て監督したいた、なんていう事もありえそうですので、真相はよく分かりません。

もし仮に、本当にトミー・チェンがある程度監督に参加していても、おそらく、本人もどのニコイチ忍者作品を担当したのかも思い出せないのではないでしょうか、、、。

勝手な邪推ですが、、、。

という事で、例によってニコイチに改編された物語は、香港を根城に麻薬で勢力を広げた闇組織のリーダーテイラーを捕らえるため、

テイラーがかつて従軍していたベトナム戦争で戦友だった忍者のジョンを派遣し、組織と激闘を繰り広げる、というアクション物となっています。

この二人の激突に、正義忍者は捜査のために、オリジナルのルー・イーチェンチー・クワンチュンのバディ刑事に協力を依頼し、

二人のバディが闇組織相手に激闘を繰り広げる展開を強引にねじ込んで、最終的にかつての戦友同士で決着をつける事になる、という流れとなっていきます。

アクション等はいつも通りのちょっとズレたようなアクションに時々しっかりとしたアクションも混ざっている時がある、という感じですが、

本作のみの特徴としては、ニコイチパートの主演二人のドラマが意外にしっかりと描かれている、というニコイチ映画としては珍しい内容となっています。

ベトナム戦争でテイラーが敵のべトコン(の中にチャン・タオがいます)に捕虜にされた際に、命がけで救出してくれたジョンに、

テイラーは悪党になってしまった今現在でも恩義を感じている、という義理を通す部分もあり、さらに、

退役して故郷に帰ると(ランボー)のように化け物扱いされて、まともな仕事にも就けなかったり、というベトナム帰還兵の哀愁等も意外にしっかりと描かれています。

こういう悪党が悪党に身を落とすしっかりとした理由を描いているフィルマーク社作品は、ほとんどありませんので

この悪党の描き方だけでも、他の作品とは一線を画する作品となっています。

警察の麻薬捜査でピンチになった際には、
胸が痛いと仮病を使って
人質を取り、
一旦、自分だけ、
高速ダッシュで逃げるイスガー

この過去の設定を受けて、お互い戦いたくないけれども、どうしても根底にある信念のために、やむを得ず戦わなければならない、

という荒唐無稽とリアルなバックグラウンドの奇妙な相乗効果が、何とも言えない味となっています。

ただ、その割には正義側には、そんな熱い友情を匂わせないバランスの悪さが、流石のフィルマーク社クオリティで、

どれだけ過去のドラマをしっかり設定していても、観終わった後の感想は、結局他の作品とほとんど変わらない、というのも味と言えば味となっています。

という事で、他の作品よりもしっかり目の新規撮影パートが存在し、ドラマもあり、ルー・イーチャンの荒くれぶり、チー・クワンチュンの現代アクション等、

結構見所も多い作品となっていますので、変わった映画好きの方等ご鑑賞させてみてはいかがでしょうか。

作品情報

1988年製作 香港製作 忍者アクション

監督 トミー・チェン 製作 トーマス・タン アクション監督 チャン・タオ

出演 ジョナサン・イスガー、ピーター・デービス、グレン・カーソン、ルー・イーチャン、チー・クワンチュン、チャン・タオ、ソン・チェン、トミー・チェン、チャン・センクォン、ワン・ルン

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