未DVD化のレア作品【カンフー映画編 其の壱】

投稿者: | 2020年9月21日

皆さんこんにちは、まぁくです。

先日、映画館でクリストファー・ノーラン監督の最新作(テネット)を鑑賞して、ブログに書こうと思っていたのですが、あまりに設定が理解できなさすぎて、完全に断念してしまいました、、、。

もう、開始15分ほどで、説明の意味が理解できず、話が進めば理解できるかと思いきや、進めば進むほど、感情の移入度が薄れていき、、、。意識も薄れる始末。

後半結構楽しそうな展開になっていましたが、もう、その頃には完全に他人事のような傍観者と化していました、、。

DVDリリース時にもう一度リベンジしたいと思います。

皆さん、鑑賞するときは、始まっていきなり、ドバン、ドバンと次々に展開して(音も大きいです)いきますので、気合を入れて鑑賞しに行ってください。

くれぐれも、寝不足、二日酔いは要注意です。

ぼーっとしてたら、あっと言う間に置いて行かれてしまいますよ。

難しかった、、。

さて、今回は以前に書かせていただいた未DVD化作品のご紹介の香港映画編。

しかも今回はその中でもジャンルを絞って個人的に一番好きなカンフー映画でDVD、ブルーレイ化されていない作品をご紹介させていただきたいと思います。

例によって、かなりマニアックな作品ばかりで今後もまずDVD化は難しそうな作品ばかりです。

そんな作品があったのか、ぐらいに思っていただければ、と思います。

それと、作品数が多くなりそうですので、とりあえず今回は【其の壱】という事で10作品をご紹介し、今後また、改めて続きをご紹介したいと思います。

それでは、

〇1981年製作 少林酔八拳 

韓国に招かれて、恐らく(少林寺の復讐)と2本撮りで撮影されたと思われる(少林寺三十六房)で有名なリュー・チャーフィー主演作品。チャーフィーが珍しく酔拳を披露してくれて、ジャッキー・チェンの(龍拳)で小者役を演じていた韓国人俳優イーグル・ハンと激闘を繰り広げます。ただ、この時期の韓国で撮影したカンフー作品はなぜか、なんとなく貧乏臭く、武術指導もラウ・カーリョン師匠となっていますが、実際怪しい感じです。正直、本家ショウ・ブラザース製作作品との差が激しいです。他のキャストでは、サモ・ハン作品で有名なチン・ユッサーンも出演しています。

〇1981年製作 少林寺の復讐

こちらは、恐らく韓国産2本撮り作品のもう1本の作品だと思われます。ちょっと出稼ぎ感覚でしょうか。本作は敵の黒幕の一人が少林寺の僧、という意外な展開の作品で、少林寺の復讐というより、正しくは少林寺への復讐、といった内容となっています。主演も実際の主役は韓国人俳優でリュー・チャーフィーは合間での出演といった感じです。要するに主演ではないです。ですので、韓国2本撮り、というより1本半撮りといった感じでしょうか。もしくは、ついで撮り。酔八拳同様、香港作品とは比べ物にならない作品です。因みに、なぜか本作は配信で鑑賞できたりしますので、ご興味ある方は鑑賞してみてください。

〇1986年製作 ガッツフィスト魔宮拳 (お薦め作品!)

個人的には凄く楽しめる作品で、こちらもリュー・チャーフィー主演作品です。因みに日本版はリュー・チャーフィー主唱の(熱風伝説)が収録されていてシングルレコードを購入して未だに所有しています。結構良い曲です。共演に義兄ラウ・カーウィン、サモ・ハン作品でお馴染みリー・ホイサンも出演していて、二人が良い味出しています。ラスボスは(キルビル)の白眉道士役のオリジナル版を演じたロー・リエです。後半の魔宮(というか民家の押し入れの中から続いている少林寺三十六房みたいな場所ですが)での仕掛けやラストバトルが熱い作品で、お薦め作品ですので、いずれ、あらためて詳しくご紹介したいと思います。おもしろいです。へたくそな漫画みたいなジャケットからは全然伝わりませんが、、。

〇1982年製作 少林の鉄爪 鷹拳

(チャック・ノリスの地獄の刑事)などのワン・タオ主演作品です。ドニー・イェン初主演作品(ドラゴン酔太極拳)などにも出演していました。いつもアクションが少したどたどしいですが、以外に主演作品は多かったります。他に香港のチャールズ・ブロンソンことチン・シンやチャン・イー、サイモン・リーなど豪華なカンフースター総登場の作品。

〇1979年製作 セイントスティック怒りの聖拳!

こちらもワン・タオの棒術に絞って展開される珍しいカンフー作品。棒術で有名な名家の一族の物語なので、本作においては、主人公も敵もみんな棒術で戦う、という珍しい作品。共演もチャン・イーと(少林寺木人拳)のラスボス役で有名なクム・コン、(ドラゴンカンフー龍虎八拳)のピーター・チャンなど脇を固めるカンフースターも豪華。

〇1979製作 復讐!少林胡蝶拳

(セブン・グランドマスター)などのサイモン・リー主演作品。基本コメディカンフー作品ながら、物語展開的には、王道の親の復讐もの。珍しく、ちゃんと胡蝶拳(バタフライ拳法)が登場して復讐を果たす。それにしても、サイモン・リーもそれなりに主演作ありますが、あまりキレのあるアクションという感じではないです。

〇1977年製作 カンフークエスト覇者の剣

(少林寺への道)のカーター・ワンとシャン・カン・リンフォン主演の武侠作品。あと、共演に(燃えよドラゴン)のシー・キエンなんかも出ています。というより、シー・キエンが渋く、円熟味のある演技で一番カッコ良い最強の剣士を演じています。カーター・ワンはその最強の剣士に挑む若き武芸者といった役どころ。

〇1979年製作 仏陀竜の蛇拳

VHSジャケットには香港映画となっていますが、製作がパチモン忍者映画でお馴染みのジョセフ・ライ率いるIFDフィルムズなので、実際は韓国で製作した作品だと思われます。ロケ地もジャッキー・チェンが韓国で撮影した(成龍拳)、(龍拳)、(カンニングモンキー天中拳)などと同じ場所が出てきます。内容的にはIFDフィルムズらしい継ぎはぎシーンの連続で良く分からない内容となっています。

〇1980年製作 ミラクルカンフー阿修羅

まさに当時だから映画館でも公開できた、今となっては幻の作品、といっても過言ではないレア作品です。もう、ジャケットを見れば一目瞭然です。ジャケットでは二人が戦う作品のようですが、敵対するのは前半のみで、中盤以降はお互いを補い合いながら、共通の敵と戦う展開となり、その物語がメインとなっています。物凄い発想の企画です。邦題も物凄いです。VHSなどはレアですが、輸入版などでしたら割と手に入りやすいので、海外との文化の差を感じます、、。良いとか、悪いとかではありませんが。因みに、同じコンビでもう1本ぐらい未公開のカンフー作品があったような、、。人気のコンビだったんですね、、。

〇1982年製作 壮烈少林寺 

韓国人偽ブルース・リー俳優、ドラゴン・リー主演の韓国産カンフー作品。ドラゴン・リーはアクションは良いものの、偽ブルース・リーの中でも随一の似てなさで、ほどなくしてパチモンブルース・リー映画からフェイドアウトしてました。ジャッキー・チェンの(ドランクモンキー酔拳)のラスボス役で有名な韓国人スーパーキッカー、ウォン・チェンリーも出演しています。

という感じで並べてみると、個人的には好きなジャンルの作品ではありますが、非常に濃いですね、、。

非常に男臭くて、泥臭い(良い意味でです)作品ばかりですね。

VHSテープで観返してみようとしたら、VHSデッキがついに壊れてしまいました、、。

危うく、レアなVHSソフトのテープがのびてしまうところでした。

リサイクルショップでまた、購入しなといけません。

VHSテープだけでなく、デッキ自体もいつか、レアもの的な扱いになっていきそうです。

ちょっと寂しいですね。

涼しくなってきたからでしょうか。

それでは、本日もお立ち寄りいただき、ありがとうございました。

カンフー作品以外の未DVD化作品についてはこちら

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