映画館に行ってきました

投稿者: | 2020年6月15日

こんにちは、まぁくです。毎日雨が続いて、梅雨も本格化してきたようですね。梅雨はジメジメと厭な感じですが、かといって梅雨があけてもカンカン照りだとそれはそれで厭なんですが、、。毎年夏は苦手なのでひたすら毎日明日の気温を調べて涼しくなる日を待ちわびる日々です、、。

さて、先日映画館の営業が再開となりましたので、ビクビクしながら映画館に行ってきました。

正直まだ暫くは密閉された空間にはできるだけ行きたいくない、というのが本音なのですが前売り券を購入してしまっていて、さらに作品的にあまり長期間上映されてなさそうな気配を感じ取っていましたので早めに観てしまおうと思い、出かけてきました。

作品名は(デッド・ドント・ダイ)。

ジム・ジャームッシュ監督のゾンビ映画です。

今の時期にゾンビ映画って、どうなの?という事もあり、あまり乗り気ではなかったのですが、今の時期に公開されてしまったのでしょうがないですね。

作品内容はさておき、公開初日(金曜日)の初回にいったのですが観客数4人。流石に数えられました。

この劇場では他の作品も初日の初回に行った事が何度もありますがいつもはどんなマイナー作品でも20人近くは座席埋まっていました。

やはり営業は再開していても客足が以前のように戻ってくるのは夏ぐらいまでかかりそうですね。

座席も隣の席と一つ間隔を空けてしか購入できないようになっていて、他の人が購入した席もちゃんと見分けがつくようになっていましたので、できるかぎり周りに人がいないように席を選ぶことができました。

入場の際も入口で体温センサーがあり発熱しているぐらいの体温の人は入場できないようになっていました。全く平熱でしたが、なんかちょっとドキドキでした。

個人的には普段から周りに人が少なそうな前方の列で鑑賞したりするので観客が少ない状態の方が快適ではあるのですが、ロビーや売店にもまばらにしか人がいないのでちょっと寂しい感じがしてしまいました。

普段から観客が少なそうな作品や上映回を選んでいますが、人が混雑しているけれどどうしてもその時間、その上映会しかもう鑑賞する機会がない、という時もありました。

もう随分前の事ですが、忘れもしないレディースデイの夕方18時台の上映回の事でした。

仕事帰りに行ったのですが、もうその作品の上映はその週末までで終了してしまうので、その作品を鑑賞するにはどうしてもその日のその上映会しかありませんでした。

案の定、その上映回の座席は購入できはしましたが両隣り、前後ぎっちり詰まっている状態でした。

いつもと違い終始周りに気を使いながらの鑑賞です。

しかしながら、その作品に限ってはその周りの座席が埋まっている窮屈な状態での鑑賞が逆に臨場感を増し、作品世界へと没入する効果をあげていたのです。

その作品とは、、、

(ユナイテッド93)

2001年9月11日に起こった事件の映画化です。

事件当日のユナイテッド航空機内で起こった出来事を飛行機内、航空管制センターとを同時進行で描いたドキュメンタリータッチのドラマです。

この作品の描き方があまりに緊迫感があり過ぎるうえに映画館で周りにぎっしり人が座っている状態での鑑賞とシンクロしてとんでもない緊迫した状態が続き鑑賞後ヘトヘトになったのを覚えています。

映画は鑑賞した本人の年齢や体調、環境などによっても色々影響されるようです。

たとえば子供のころ鑑賞して物凄く面白く感じたのに、大人になって鑑賞して見ればそれほど面白く感じない、とか

疲れ切っているときに観たらしんどく感じて最後までみれなかったような作品でもその後体調が良い時に観返してみたら個人的なベストに入るぐらい気に入る作品になった、とか

若い時に何が良いのかさっぱり理解できない名作も年齢を重ねて観返してみるとしっかりと良さを味わう事ができた、などその時々によって変わってきたりします。

皆さんも一度鑑賞して、「これはもう二度と観たくない。」と思ってしまった作品などあると思いますが、その時鑑賞した状況とがらりと変わるぐらいの年月が経って、もし何かの機会があればもう一度その作品を観返してみてはいかかでしょうか?

もしかしたらその時とは違う感じ方をするようになっていて、その作品がこの先何度も観返すぐらいのフェイバリット作品になるかもしれません。

という事で、最新作の中から選んで楽しむのは映画鑑賞の醍醐味ですが、一度観た作品の、しかもその後何度も観返すことのなかった作品の中からあえて選んでもう一度鑑賞し直してみるのも映画鑑賞の一つの楽しみ方として良いかもしれないですね。

それでは、本日はお立ち寄り頂きありがとうございました。

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