おすすめ度 ★★★★★★★☆☆☆
フライトパニック作品かと思いきや、反政府組織が王国を築いている島に不時着した事で、逆に地獄のサバイバルを余儀なくされるジェラルド・バトラー主演、マイケル・コルター共演のサバイバルアクション!!
作品紹介
2023年11月23日公開
今回ご紹介する作品は、ジェラルド・バトラーが主演したサバイバルアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
トランスが機長を務める航空機が、嵐の中で落雷に合って制御を失い、なんとか奇跡的にフィリピンのホロ島に不時着した。
トランスと乗客17名は、なんとか一命をとりとめたが、不時着した島は、狂暴な反政府組織が牛耳る無法地帯だった!?
監督は、(ブラッドファーザー)や(アサルト13)等のジャン・フランソワ・リシェで、フライトパニックとサバイバルアクションを融合したような
ハラハラドキドキのアクションを演出しています。
製作と主演の機長役を演じているのは、(炎のデス・ポリス)(詳しくはこちら)や(バニシング)(詳しくはこちら)等の
ジェラルド・バトラーで、航空機を操縦しながらも、テロリストと戦っていきます。
その相棒となって行く囚人役で、ドラマシリーズ(ルーク・ケイジ)や(ブラック・アンド・ブルー)(詳しくはこちら)等の
マイク・コルターが登場し、危うい登場ながらも、頼れる相棒となっていきます。
で、副操縦士役で、(ムーラン)や(メグ・ザ・モンスター)(詳しくはこちら)等のヨーソン・アンが登場し、機長をサポートしていきます。
で、客室乗務員役で、(ジュラシックワールド 炎の王国)や(ジュラシックワールド新たなる支配者)等の
ダニエラ・ピネダが登場し、乗客達を先導していきます。
で、乗客の一人役で、(シャタード美しき罠)(詳しくはこちら)やアンソニー・ホピキンス主演の(ゼロコンタクト)等の、
リリー・クリュッグが登場し、事故に巻き込まれていきます。
そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、かつて英国軍のパイロットとして活躍し、今現在はLCCが運営する航空機の機長として勤務しているジェラルド・バトラーが操縦する、
乗客14名の旅客機が、離陸準備に入るシーンから始まります。
で、フライトものお約束の、イヤミ役や、美女、太め、ラブラブのアジア系カップル等、個性的な乗客が乗り込みますが、
その中に臨時に2名の乗客が加わります。
それが過去に殺人の罪を犯した元軍人の囚人役であるマイケル・コルターで、FBIの捜査官1名と共に、客室の一番後ろの席に座ります。
突然の登場に、凶悪犯を乗せる事を聞いていなかったジェラルドは、乗客の安全のために搭乗を拒否しようとしますが、
政府の決定なので、覆すことはできない、という事で、不穏な空気のまま、旅客機は離陸する事になります。
で、その空路上には、実は大きめの嵐が停滞している事が予想されていましたが、ジェラルドの回り道の提案を、
燃料費削減のために上司に簡単に却下されてしまい、高度を上げて乗り切るように言われてしまいます。
で、実際その空域に行ってみると、案の定、物凄い嵐で、指示通りに何とか抜けようとすると、突然落雷に撃たれてしまい、計器類が全てダウンしてしまいます。
で、予備のバッテリーが機能している間の残り10分間で、なんとか陸地を探すか、無理なら海洋上に不時着するしかない、というパニック状態に陥ります。
で、急転直下のパニック状態の中、残り数十秒ギリギリで、陸地を発見し、なんとか不時着させる事に成功しますが、、、、、、
、、、、、そこは、反政府組織が王国を築いている地獄の島だった、という事で、フライトパニックからサバイバルアクション展開へ突入して行く事になります。
この、サバイバル編では、難を逃れた乗客達をその場に残し、上空から視認していた何らかの建物へ向かい、通信機器があれば本国へ連絡するという大事な役目を果たすため、
機長であるジェラルドが、手錠をはずず条件で、一緒にマイケルを連れて行く事になります。
で、なんとか、とぎれとぎれながらも連絡の取れたジェラルドですが、この時突然、途中反政府組織のメンバーに襲われ、
危険な所を、元軍人でもあるマイケルに救われます。
で、その建物に残されていたビデオカメラの映像から、この反政府組織が、政府に身代金を要求するために人質を公開処刑してしまう危険な組織であることが分かり、
急いで、不時着現場の乗客のもとへと戻ります。
しかし、タイミング悪く、乗客は連れ去られてしまい、責任を感じたジェラルドは、マイケルと共に乗客救出作戦を実行に移す、、、というのが、大体の大筋となっています。
異なる要素を二つ掛け合わせたような物語ですが、これが意外に上手く融合されていて、原題である(PLANE)を軸とした物語展開が、
フライトパニック→不時着サスペンス→テロロストとサバイバルアクション→脱出サスペンスという感じで、異なる要素の見せ場を含みながら描かれていきます。
お約束のフライトパニック展開、お約束のサバイバル展開、という感じではありますが、リアルさとご都合主義な安心感のバランスが絶妙で、
ジェラルドの英雄ぶりや、マイケルとのバディぶり、悪党の極悪非道ぶり等、サバイバルなのになんとなく安心感がありながらも、しっかりとハラハラドキドキは持続される作品となっています。
で、クライマックスで助っ人として到着する傭兵軍団の活躍は、どこかの使い捨て軍団並み(か、それ以上)にカッコ良く、
個人的には、傭兵史上最強ぐらいに安心感のある助っ人ぶりで、クライマックスを盛り上げていきます。
という事で、フライトパニックとサバイバルアクションを融合する、という大きな展開がある作品ですので、
その分人物描写等のドラマ部分の掘り下げも少し薄めではありますが、それでも、必要最低限はしっかりと描かれ、
終始ハラハラドキドキ展開が止まらない作品となっていますので、アクション好きの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
作品情報
2022年製作 アメリカ製作 アクション
監督 ジャン・フランソワ・リシェ 製作 ジェラルド・バトラー
出演 ジェラルド・バトラー、マイク・コルター、ヨーソン・アン、ダニエラ・ピネダ、リリー・クリュッグ
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