パラサイト半地下の家族(PARASITE)132分

投稿者: | 2020年3月8日

お薦め度 ★★★★★★☆☆☆☆

高台の家に住む裕福な家族とそこに寄生していく半地下の家に住む貧しい家族。環境の違う2つの家族を貧しい家族目線で丁寧に描いていく人間ドラマ

作品紹介

2019年12月27日公開

今回ご紹介する作品はポン・ジュノ監督が第92回アカデミー賞を受賞した作品です。

それでは、まずはあらすじから、

全員失業中で半地下にある住宅で暮らす貧しいキム一家。

長男ギウは、ある日高台の豪邸で暮らす裕福なパク一家のもとへ家庭教師の面接を受けに行く。

高給の勤め先を見つけた兄に続き、妹のギジョンも家庭教師として足を踏み入れる。

さらに家政婦として母親が、専属ドライバーとして父親がパク一家を就職先として寄生していくことになる。

やがてこの生活圏の全く違う2つの家族の奇妙な生活に綻びがでたとき、現実を目の当たりにした家族たちは、思いもよらない結末へと向かって行くことになる。

半地下に住むキム家兄妹

本作は第92回アカデミー賞でアジア映画としては異例の作品賞・監督賞・脚本賞・国際映画賞を受賞しています。

ポン・ジュノ監督の過去作の(殺人の追憶)や(グエムル)、(母なる証明)などのように本作も人間ドラマが非常に丁寧に描かれている作品となっています。

半地下の住宅などは韓国独特の文化を知っていないと十分理解しきれない部分もありますが、

そういった状況を元にした人間ドラマがメインですので終始非常にスリリングな展開が魅力の作品となっています。

この主人公家族が、富裕層家族に少しづつ寄生していく過程も非常にスリリングですが、

中盤、帰宅してきたパク家の家族にばれないように隠れながら散らかしたごみを片付けていくシーンなどは、

まるで(ミッションインポッシブル)や(オーシャンズ)シリーズのようなスリル感満載となっています。

後半は怒涛の展開で、気持ちの整理のつかないままラストになだれ込みますので、好き嫌いの分かれる展開となりますが、

それまでの人間ドラマがしっかりと描かれていますので、重厚な重みのあるラストとなっています。

アジア、特に韓国独特の生活文化から生まれた貧富の差から生じる、重厚過ぎる人間ドラマですので、

アジア圏以外では理解されないような内容だと思われましたが、

アカデミー賞を受賞するぐらいに欧米でも理解された、という事はそれだけポン・ジュノ監督の演出力や表現力が世界的にに優れている、

という事ですので、同じアジア圏の日本でも、是非日本独特の目線で世界的に評価される作品を製作していってもらいたいですね。

高台の大豪邸パク家

スタッフ・キャスト

監督はグエムル、殺人の追憶、母なる証明など作品を生み出すたびに各賞を総なめにするポン・ジュノ。

出演はキム家の父親役にシュリ、JSA、南極日誌、殺人の追憶など出演作の多数ある実力派ソン・ガンホ。

兄役に新感染ファイナルエクスプレス、ゴールデンスランバーのチェ・ウシク。

妹役に殺されたミンジュ、京城学校のパク・ソダム、母親役にシークレットサンシャインのチャン・へジン。

また寄生される側のパク家の母親役に純愛中毒のチョ・ヨジョン。

キム一家の大黒柱ソン・ガンホ

作品情報

2019年製作 韓国製作 サスペンスドラマ

監督 ポン・ジュノ

出演 ソン・ガンホ、チェ・ウシク、チャン・へジン、パク・ソダム、チョ、ヨジョン

パク家の母親

その他の韓国製作作品

毒ガスで覆われた街をビルを飛び越えながら脱出するダメヒーローの活躍(EXIT)はこちら

韓国初の本格的ゾンビ映画シリーズ(新感染ファイナルエクスプレス)シリーズはこちら

新感染の続編はアポカリプスアクション(新感染半島ファイナルステージ)はこちら

↓ランキングに参加しています。宜しければ下記をクリックお願い致します↓

人気ブログランキング

にほんブログ村

パラサイト半地下の家族(PARASITE)132分」への2件のフィードバック

  1. アバターorange489

    中盤でキム家が急いでごみを片づけるシーンは、確かにハラハラ感がたまりませんでした。「早くしないと、パク家が帰って来ちゃう!」とすごい緊張状態で、まさにミッションインポッシブルのようでしたね!

    返信
    1. まぁくまぁく 投稿作成者

      こんにちは、いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。そのシーン良いですよね。コメディチックなシーンではあるけれども、しっかりサスペンス全開になっていて、名シーンですよね。個人的には後半の怒涛の展開と、その後のきつーいラストがなんともいえませんでしたが、ポン・ジュノ監督作品は、だいたいパンチの効いた展開が多いので、特にらしさに溢れた作品でした。。アカデミー賞受賞も納得ですね!

      返信

コメントを残す