デイ・トゥ・ダイ 最後の戦い(A DAY TO DIE)105分

投稿者: | 2023年1月22日

おすすめ度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆

ケヴィン・ディロン主演作品に、フランク・グリロとブルース・ウィリスがゲスト出演した元特殊部隊が活躍する犯罪アクション!!

作品紹介

日本劇場未公開

ケヴィン・ディロンフランク・グリロ、ブルース・ウィリスが共演したアクション作品です。

それではまずはあらすじから、

特殊部隊を率いるメイソンは、ある高校で発生した人質立て籠り事件に出動するが、任務に失敗し、人質を死なせてしまう。

それを理由に退職し、保護観察官となるが、対象となる少年とマフィアとの揉め事に巻き込まれ、誤ってマフィアを射殺してしまい、

その報復として妊娠中の妻を誘拐され、身代金を要求される。

そこで、身代金200万ドルを強奪するために、特殊部隊時代の仲間を招集し、敵対するマフィアの活動資金強奪計画を実行に移すのだった!?

ブルース・ウィリスが引退前に撮影していたアクション作品の内の1作です。

ただ、今回はほとんど出演していないのに無理矢理主演扱いにしているような特別主演作品ではなく、ちゃんと出演分数に見合った扱いをされている、

正真正銘の脇役出演作品です。

堂々の脇役出演

そうは言ってもDVDジャケットではかなり扱いは大きいですが、、、。

ただ、本作を鑑賞する人のほとんどの人がブルース・ウィリス目当てだと思われますので、作品鑑賞の原動力となるブルース・ウィリスを大きくアピールするのはしょうがないと思われます。

で、本作の内容ですが、主演は本作以外にもリリース待機作(ワイヤールーム)でもブルース・ウィリスと共演していたり、

ホットシート)ではメル・ギブソンと共演してみたり、とここへ来て急に露出が多くなっている(ブロブ宇宙からの不明物体)が懐かしいケヴィン・ディロンで、

ホットシート)では元天才ハッカーという似合わないにも程がある役柄を演じていましたが、本作は元特殊部隊員で任務に失敗し、

その後保護観察官になるも、勤務中にマフィアの構成員を射殺してしまう、という頑張っているけれども失敗してしまう、

でも家庭では愛妻家、という人間臭いヒーローを等身大で演じています。

特殊部隊員ケビン・ディロン

若い時の繊細そうな細め、というイメージからは大分変ってしまいましたが、逆に良い味を出しているおじさん的なイメージを好演しています。

そんなケビン・ディロンが、マフィアのボスから報復を受ける事になってしまい、速攻で妊娠中の妻を誘拐されて、身代金200万ドルを要求されます。

しかも、マフィア側は、ケビンが身代金を工面できないのが分かっていて、敵対勢力の活動資金を奪うように強要してきます。

要するに元特殊部隊員という事を分かっていて、その特殊技能を使って敵対勢力をも壊滅させようとするマフィアのボスのしたたかさも兼ねたケビンの妻誘拐というわけです。

特殊部隊アクション→保護観察官と少年のサスペンスドラマ→マフィアに脅されながらの犯罪アクション、

という感じで、ブレにブレる物語ですが、一応メインであるマフィア絡みの犯罪アクション展開へと突入していきます。

保護観察官ケビン・ディロン

このマフィアのボスを演じているのが、名作(クールランニング)や、(クリフハンガー)等に出演していたレオンで、

怖いのか、優しいのか、善人か悪人か、強いのかそうでもないのか、良くわかないようなキャラクターを、雰囲気いっぱいに演じています。

掴みどころがないミステリアスな人物というよりは、ただ単にキャラクター設定の詰めが甘いだけのような感じですが、、。

レオン

で、勿論、普通の一般人であるケビンは、要求に従うしかないので、かつての特殊部隊時代の仲間を招集する、という事で、そのチームのリーダーだったフランク・グリロもお助けマンとして登場します。

流石フランク・グリロという感じで、おじさん臭が強めで、リタイヤ感の強かったケビンとは違い、

現役感満載のフランク・グリロが参戦するや否や、速攻でアクション度合がアップし、おじちゃんの休日っぽかったチームもそれなりの特殊部隊チームに見えるから不思議です。

フランク・グリロ

普通のB級アクション作品でしたら、それだけのメンバーが集められたら、その足でマフィアの方にケビンの奥さん救出に向かうはずですが、

本作ではそうはならずに、妻を誘拐したマフィアと同じような組織である別のマフィアに律儀に殴り込みをかける展開へと突入していきます。

で、かつての仲間が集まって強奪計画をたて、いよいよ作戦決行という事で、全員で悪の巣窟のような、空気の悪そうな建物に侵入していき、、、、、

個性的なメンバーが集結

結構な人数を射殺しまくります!!

冒頭から、結構な人数が簡単に命を落としますので、なんとなく命の重みを軽視している雰囲気はずっと流れているのですが、

この中盤当たりの突入シーンで、その倫理観を含めた軽さが目立ち始めます。

相手は悪の世界の住人で、悪の巣窟のようなところに存在する悪人サイドの人物ではありますが、自分の妻を誘拐したわでもない無関係な人たちですので、

客観的に見ると、自分の妻のためなら、(悪人ではあったとしても)無関係の人間をいきなり射殺しまくっても全く気にもしない、というある程度感情移入していた気持ちがどんどんと離れていってしまう流れになっていきます。

で、その強奪計画は、そこにいた無防備で無関係の、面識のない悪人立達が、逃がるか死ぬか、という状態になっていますので、勿論計画は成功し、

それなりの金額をゲットし、レオンに会いに行きますが、その計画は元々実はレオンと裏でつながっている警察の権力者であるブルース・ウィリスが絡んでいた、

という事でそれまで、チラチラと、誰が観ても怪しい素振りで映っていたブルース・ウィリスが、

やっとやっと、(それなりに)活躍する展開へと突入していきます。

最初から怪しさ全開のブルース

要するにレオンをラスボスとして展開していた犯罪アクションドラマが、ラスボスに到達してみれば、実は本当のラスボスは他にいる、

という感じで、クライマックスはケビン&フランク・グリロVSブルース・ウィリスという構図になっていきます。

ただ、ブルースは悪役、レオンもマフィアのボス役という悪人側VSケビンフランク・グリロは善人側という立ち位置ではなりますが、

なんだかんだと善人チームも結構な人数の命を簡単に奪ってしまっていますので、後半は一応巨悪と戦うという構図にはなりますが、

ある意味全員悪人ですので、クライマックスで自分の身を犠牲にして仲間に後を託す、という本来グッとくるはずの展開にも、それほどの感動を持って鑑賞出来ないのが残念です。

色々やりたい事があり過ぎて、全部入れてしまったら、物語やキャラクター設定がブレにブレて、結果的にふわっとまとまりのないオムニバス映画のような感覚の作品になってしまった、という感じでしょうか。

クライマックスのバトルも、勿論ブルース・ウィリスとの直接対決の大バトルが繰り広げられるわけではなく、

SWATや警察官等、ブルースの息がかかっていないであろう公務員も大勢巻き込んで、バンバンと撃たれまくった挙句に、

ブルース本人との対決はサクッと決着だけはつく、という感じの、ブルースの活躍を期待している人にとっては、消化不良感を残すような終幕となっています。

そんな事を言ってしまうと、最近のブルース・ウィリス出演作品で、消化不良感を残さずスカッとする後味の作品は残念ながらほどんどありませんが、、、。

という事で、正直新鮮味はそれほど感じられないB級アクション作品ではありますが、ブルース・ウィリスをちゃんと脇役として扱っている事で、

ブレるB級作品としては、まともに楽しめる作品になってますので、アクション作品好きの方等ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

それにしても、もうブルース作品、かなり劇場未公開のDVDスルーが増えてしまいましたね、、、。

レオンは後半、急に小物感が強くなります、、、

作品情報

2022年製作 アメリカ製作 アクション

監督・製作 ウェス・ミラー

出演 ケヴィン・ディロン、ブルース・ウィリス、フランク・グリロ、ジャン二・カッパルディ

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