クリスマス・ウォーズ(FATMAN)100分

投稿者: | 2022年1月14日

おすすめ度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆

メル・ギブソンが老いても体を鍛え続け、悪漢にも銃を手に立ち向かう武闘派サンタを演じた舐めてた相手が、系列のバトルアクション!!

作品紹介

2021年10月1日公開

今回ご紹介するのは、メル・ギブソンが悪漢に銃で立ち向かうサンタを演じたバトルアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

欲しいものは全て手に入れてきた12歳の少年ビリーは、クリスマスのプレゼントへの期待を膨らませるが、実際にサンタから届いたプレゼントはひとかけらの石炭だった。

怒りが頂点に達し、復讐を誓ったビリーは凄腕の暗殺者へサンタクロース抹殺を依頼する。

軍の依頼によって共同で作業中だったサンタと仲間たちのところに、暗殺者の魔の手が忍び寄る!?

メル・ギブソン、まさかのサンタクロース役

メル・ギブソンがまさかのサンタ役を演じたアクション作品です。

一応、富豪の悪童に雇われている暗殺者(どういう関係でそうなっているのかは説明されていませんが、恐らく親がそういう裏社会に通じるような仕事をしていて、

そちらのルートで知り合って、嫌いな同級生に嫌がらせをさせるなどの仕事をしている)

を雇って、気に入らないクリスマスプレゼントを送ってきたサンタを殺す命令を下す、という大筋があり、サンタはただの太ったお爺さん(FATMAN)という認識ですので、

一応、流行りの舐めてたただの太ったお爺さんが実は強かった系列の物語になっています。

殺し屋を使って同級生に嫌がらせをする悪ガキ

ただ、本作に限っては、舐めてはいるものの、暗殺者側は一人の少しサイコ気味の暗殺者で、サンタ側はメル・ギブソンを筆頭に大勢いる仲間のサンタ(100人ぐらいはいそう)や、

臨時で共同で作業をしていた軍人たちもその場にいますので、正義の側の方が圧倒的に有利な状態で暗殺者が重武装で殴りこんできます。

米国版のポスターでは、その辺の雰囲気を現したようなバージョンのポスターもありますので、どちらかというと、そちらの大勢のサンタの基地に殴り込みをかける一人の暗殺者

というイメージの方が作品内容的には近いと思われます。

暗殺者目線のロードムービーにもなっています

勿論、暗殺者は悪者なので、サンタの基地を目指して旅をしている間もやたらと不必要に殺害を繰り返していきますが、

丁寧に描かれているのはむしろ暗殺者の方で、その旅の道程が細かく描写されています。

それでもリアル寄りのコメディ作品ではありますので、サイコなキャラクターながらもなんとなく感情移入してしまいそうになる暗殺者となっています。

こちらのイメージの方が作品内容に近いです

対するサンタ役のメル・ギブソンの方は、日本でのプロモーションは、完全にサンタ役はメル・ギブソンとはっきりアピールしてしまっていて、ポスターもクリスマス仕様、

邦題も(FATMAN)を(クリスマスウォーズ)とサンタクリスマスを強く押し出しています。

ただ、米国版のポスターや、内容を実際に観ると分かりますが、劇中、メル・ギブソンサンタである、という事はあえて伏せています。

ただのクリス、という老齢に差し掛かった会社の経営に悩む田舎のおじさん、として登場していて、そんな田舎のおじさんと、

サンタを殺すために、サンタの居所を探ってだんだんとメル・ギブソンの住む田舎へと向かっていっている暗殺者とを同時に描いていき、

中盤当たりで、やっと、メル・ギブソンの物語につなげていって、もしかしてメル・ギブソンがサンタ?という意外性を生み出すような仕掛けになっています。

サンタを検索してなんとか居場所を探し出そうとする暗殺者

おそらく、(FATMAN)というあえてサンタという表現を避けたタイトルは、劇中の台詞にも登場しますが、パッと見て、

クリスマスを舞台にメル・ギブソンバイオレンスサンタ役を演じている事を悟られないために着けられたタイトルで、

米国版ポスターもパッと見ただけでは赤いコートを着た髭ぼうぼうのメル・ギブソンというイメージだけで、実際に内容を観ないとその赤いコートが実はサンタの衣装にも見えるとは気づかないようになっています。

米国版ポスター、サンタっぽさをあえて無くしています。

という事で、メル・ギブソン=サンタと分かっている時点で既に作品の楽しみを一つ損しているのですが、

恐らく、そういう雰囲気重視よりも、直に内容が伝わることを選択した日本の配給会社の苦渋の決断、といったところでしょうか。

ただ、米国版のポスターの雰囲気だと、メル・ギブソンが危ない殺人鬼のようにも見えるデザインになっていますので、

おそらく、そういうミスリードもあえて加えて、作品内容の奇抜さを楽しんでもらいたかった、という狙いではないでしょうか。

それぐらいに、クリスマスムービーサンタも登場するのに暗殺者とリアルに銃撃戦を展開する、という物語は意外性があってそれだけで見所がある作品となっています。

こう見えてもサンタ

また、メル・ギブソンサンタ役が非常に合っていて、奥さんとの仲睦まじい姿も好印象で、サイコ暗殺者との対比でサンタも今の時代ではこういう感じか、と思わせる説得力がありました。

という事で、本来は内容を伏せるべき設定の作品ですが、その魅力を捨てても、十分に奇抜な設定を楽しめる作品となっていますので、

アクション好きの方や、変わった作品好きの方等ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

作品世界が独特ですので最後まで興味深く鑑賞できますよ。

奥さんと幸せに暮らすサンタ(という事はあえてはっきり言いません)
実は武闘派なサンタ

作品情報

2020年製作 イギリス・カナダ・アメリカ製作 アクション

監督・脚本 イアン・ネルムズ、エショム・ネルムズ

出演 メル・ギブソン、ウォルトン・ゴギンズ、マリアンヌ・ジャン・パブティスト、チャンス・ハーストフィール

経営難にあえぐサンタ、という奇抜な設定

その他のクリスマスムービー

サンタの恰好をした殺人鬼が暴れまわる(サンタキラーズ)はこちら

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