【香港映画】ドラゴン・スクワッド(猛龍DRAGON HEAT)110分

投稿者: | 2020年9月26日

お薦め度 ★★★★☆☆☆☆☆☆

国際色豊かなオールスターキャストで描く、国際テロリスト集団と若き5人の国際警察官の戦い!!そして、何故かセガールが製作総指揮!

作品紹介

2006年10月14日公開

今回ご紹介するのは、ジャッキー・チェン出演最新作(クライマーズ)が好評のダニエル・リー監督が、国際色豊かなオールスターキャストで描くアクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

香港を震撼させた黒社会関係の大事件の証人が裁判に出廷することになった

この証人を保護するため、国際警察も腕利きの若手捜査官を各国から招集する。

そこで集められた5人の捜査官たちは、国際テロリストたちに戦いを挑むが、最初の任務に失敗し、証人を連れ去られてしまう。

汚名を返上するため、国際警察側は捜査官チームに新たに熟練の隊長(サモ・ハン・キンポー)を加えて、チームを鍛え直し、再びテロリストに戦いを挑むことになる!?

本作の一応主人公、ヴァネス・ウー

非常に国際色豊かなオールスターキャストのアクション作品です。

端役に至るまでスターで埋め尽くされています。

中には当時はまだそれほど有名ではなかった、後に(バース・オブ・ザ・ドラゴン)でブルース・リーを演じる事になるフォリップ・ンや、同作で共演しているシア・ユイも本作で共演しています。

あと、一瞬ですが(少林寺三十六房)のリュー・チャーフィーや、後にダンテ・ラム監督作品の多くで大活躍するリウ・カイチーなんかも顔を見せています。

ついでに内容とはあまり関係ありませんが、何故かスティーヴン・セガールが製作総指揮として参加しています。

そんな端役に至るまでオールスターキャストの本作、ダニエル・リー監督がインタビューで答えていますが、

本作の原題(猛龍)は香港で放送されていた日本の刑事ドラマ(Gメン`75)の中国語タイトルが(猛龍特捜隊)という事で、そこから付けたタイトル、という事です。

本作は香港版の(Gメン‘75)を意図して製作した、という事だそうです。

確かに、そういわれると、ここまでの個性的なキャストが実現したのも納得です。

ストーリー的には正直、新鮮味はありませんが、やはり、これだけの面子が集まって製作していますので、お得意のアクションは見どころ満載となっていました。

主演のヴァネ・ウーショーン・ユーのガンアクションはヒロイックにカッコ良いですし、

後半展開されるサモ・ハンと韓国人俳優ホ・ジュノとの因縁の一騎打ちバトルは流石サモ・ハンとそのサモ・ハンスタントチームで名を上げたチン・ガーロウが付けたアクションだけあって、名勝負の戦いとなっていました。

その他にもマイケル・ビーンもラストまで活躍していますし、

今や(バイオハザード)のエイダ・ウォン役で有名になってハリウッド作品にもひっぱりだこのリー・ビンビンマイケル・ビーンの相手役として最後まで活躍しています。

もう一人の主人公ショーン・ユー

当時まだ、マイケル・ベイ、ジェリー・ブラッカイマー作品(ザ・ロックやバッドボーイズ等)の影響があり、

ガンアクションシーンなどで、やたらとカメラをブラしたり、急なズームを繰り返したりなどの視力に優しくない、

忙しないシーンも散見されますが、それは時代の象徴という事で、しょうがないかと思います。(カッコ良いのは間違いありませんが)

という事で、ほとんどアクションを観るためだけの、香港映画らしい作品となっていますので、アクション好きの方は十分楽しめると思いますので、ご鑑賞をお勧めします。

香港版Gメン‘75のメンバーたち

作品情報

2005年製作 香港製作 アクション

監督・脚本 ダニエル・リー 製作総指揮 スティーヴン・セガール

出演 ヴァネス・ウー、ショーン・ユー、サモ・ハン・キンポー、ホァン・シェンイー、ローレンス・チョウ、マイケル・ビーン、ホ・ジュノ、マギー・Q、フィリップ・ン、リー・ビンビン、サイモン・ヤム、リュー・チャーフィー、ケン・トン、リウ・カイチー、アンディ・オン

結構出演シーンの多いマイケル・ビーン

その他のサモ・ハン・キンポー出演作品

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