【中国映画】アイアン・ブレイド(镇魔司:灵源秘术DEMON SEALER BUREAU)100分

投稿者: | 2023年1月18日

おすすめ度 ★★★★★★☆☆☆☆

しっかりしたキャラクター設定と意外性のあるドラマ、そして豪華なCGとちゃんと動く武術アクション、という最近の中国作品では群を抜いて娯楽要素の高い武侠アクション!!でも、日本未リリースシリーズの4作目!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、(マーシャルユニバース)等のツァン・ヤキ主演のVFX武侠アクション作品です。

それでは、まずはあらすじから、

幼い頃に両親を殺された凌峰は、成長し妖魔退治を生業とする鎮魔司となった。

義兄弟でもある兄弟子陸隠とその妹小瞳と共に平和に暮らす日々だったが、ある日、王朝の重臣公輸の陰謀によって、凌峰が罠にはめられていく事になるのだった!?

ピークレスキュー)や(マーシアルユニバース)(詳しくはこちらこちら)シリーズのツァン・ヤキ主演によるVFX武侠活劇作品です。

ツァン・ヤキ
ツァン・ヤキ

近年の中国作品特集の、物語が既に始まっているような流れでいきなり始まり、非常にキャラ立ちのしている登場人物も続々と登場し困惑しますが、

本作に関しては、本当に前作が、まさかの3本も存在するという、本当の意味で途中から始まっている作品となっています。

2018年製作シリーズ第一弾(镇魔司:四象伏魔)
2019年製作シリーズ第二弾(镇魔司:苍龙觉醒)
2021年製作シリーズ第三弾(镇魔司:西域异兽)

シリーズの一作目は2018年に始まり、その始まりの作品から本作主演のツァン・ヤキは出演していて、3作目を除いて全て出演しています。

で、3作目が恐らく番外編的な内容なのか、本作の冒頭とクライマックスで、主人公並みに活躍する(マーシャルユニバース)のワン・ルオジアが主人公を演じ、

本作では何の説明もなく白髪のドラキュラのような姿に変身して戦う展開が描かれます。

(镇魔司:西域异兽)

ですので、本作の唐突なお助けマン展開は、前作と合わせて鑑賞するとしっくりくる構成で、前作にはツァン・ヤキのキャラクターは登場しません(もしかすると特別出演的にノンクレジットでゲスト出演しているのかもしれませんが)ので、

本作では、ワン・ルオジアはゲストとは言え、前作の主人公と2作目までのメインの登場人物が顔を合わせる、

という(ワイルドスピード)シリーズの中盤以降のような、マーベル作品のユニバース展開のような夢の競演が実現したシリーズファン待望の最新作となっています。

(镇魔司:苍龙觉醒)

ただ、ゲスト的なキャラクターの出自は本作だけでは理解できませんが、ツァン・ヤキが演じている主人公キャラクターのドラマは、

本作だけの鑑賞でも十分理解できる物語となっていますので、1作目と2作目のツァン・ヤキは同じ外見、同じ衣装を着用していますが、

もしかすると別人を演じているのかもしれません。

3作目に関しては、予告編映像を観る限りは、恐らく本作と対になっているように見受けられますので3作目だけでも、またリリースしてもらいたいところですね。

本作だけでも、娯楽武侠VFX活劇としての完成度は高いので、恐らく良作合わせると、もっと楽しめるのではないかと思われます。

(镇魔司:四象伏魔)

そんな完成度の高い本作のツァン・ヤキ以外の出演者は、義兄弟の兄役に、ツァン・ヤキ、ワン・ルオジアと同様に(マーシャルユニバース)シリーズに出演し、

二面性のあるラスボスという難しい役どころをこなしていたワン・ハンヤンが、本作でも、お調子者でちょっと頼りない兄貴でありながら、

実は物凄く熱い心を持った漢気溢れる真の実力者だった、という非常に重要な役どころを演じ、物語に深みを与えています。

ワン・ハンヤン

新作はアンディ・オン主演の(ブラインドウォー盲目の戦士)という事で、今後の活躍が益々期待できそうです。

ワン・ハンヤン
(ブラインドウォー盲目の戦士)

義兄弟の妹役は、(爱诫)等で活躍しているバイ・シンイーが演じ、前半はそれほど活躍しないものの、後半以降大活躍しだし、

まさかの続編では主役級になるのでは?と思わせるようなシーンでクライマックスを飾ります。

バイ・シンイー
バイ・シンイー
爱诫

そして、前作からの流れで、周りの取り巻きメンバーと共に良い所取りで大活躍する(マーシャルユニバース)シリーズのワン・ルオジアは、ノンクレジットの完全なゲスト出演で登場します。

クライマックスでは物凄い活躍ですが、、、。

ワン・ルジア
モンスターの様になりますが、何故そうなるのか、本作では語られません、、、。

という魅力的なキャストが集結するシリーズ第4作である本作の物語は、両親を殺され天涯孤独となった主人公が、

幼少期にある青年に救われ、武術の腕を磨き、鎮魔司となり、既に功績をあげている状況から始まります。

義理の兄は、軽薄そうなお調子者で、シリアスキャラの主人公をいつも和ませてくれながらも、主人公の調子は乱される、という凸凹コンビですが、

そんな主人公の両親を死に至らしめた王朝の重臣によって、秘術が記された書物の強奪計画が実行される、

という流れで、陰謀の中で主人公と義兄の絆が試され、その後に主人公の過去に関わる熱い展開へと突入していく事になります。

この過去から現在に続く後半にかけてのドラマが非常に熱く、ずっとコメディリリーフと思っていた義兄の見方が一変っしてしまうような展開で、

その熱いドラマが描かれる事によって、それまで仏頂面一辺倒で、時折人間性を見せる程度だったクールな主人公が、

一挙に熱い思いを背負った誰もが共感できるヒーローへと変貌を遂げていく事になります。

で、この中盤の物語の転換に伴って、それまでお人形さん的な意味合いでしかなかった義妹もレディードラゴンシスターへと変貌を遂げ、

さらに、それまでちょっとしたアクセント程度に主人公を追っていたライバルである兄弟剣士も、俄然キャラ立ちしだして、

主人公達とは敵対していたはずなのに、主人公の悲しい境遇に、涙を流して悲し気な笛を奏で、しまいには『気の毒じゃないか、、、

と言ってしまう程に、主人公達に寄り添い、ついには、王朝を揺るがす共通の敵と戦うために、敵であったはずの主人公と共闘する、という熱い展開になっていきます。

さらに、熱さが盛り上がったところで、冒頭に少しだけ顔を見せていたワン・ルオジアが合流し、強大な敵と戦うために自身もモンスターのように変身し、

主人公達を別角度から支援していく、という非常に盛り上がるクライマックスとなっています。

ワン・ルオジア、リターンズ

アクションもワイヤーぶるんぶるん吊られているだけのパペットアクションではなく、キャストができる限り自身でも動き、

スタントマンのアクションとワイヤーアクションを上手くミックスさせ、そこにCGを加えるという見ていて非常に楽しめるアクションシーンとなっています。

アクションがカッコ良く表現されています

とはいえ、CGロボット大決戦のような展開になる部分に関しては、観る人によっては『馬鹿馬鹿しい』と感じてしまう人も多そうですが、、、。

個人的には、ロボット要素がなくても、他のアクションとそのアクションと直結したCG効果だけでの方が、作品の世界観に合っていると思うのですが、どうでしょうか。

シリーズを全作鑑賞していないので、なんとも言えませんが、もしかすると本来はこのスーパーなロボッ大戦を描くための物語なのかもしれません。

という事で、いきなり4作目からのリリースは残念ですが、それでも本作だけでちゃんと物語自体は理解できるようになっている秀作ですので、

テレビドラマの延長のような武侠作品等に食傷気味の方や、(マーシャルユニバース)シリーズが楽しめた方等は、本作も楽しめると思われますので、

機会がありましたら、是非ご鑑賞してみて下さい。

本作のクライマックスを観る限りは、続編にも期待が高まりますよ。

その前に前作ですが、、、。

作品情報

2022年製作 中国製作 武侠ファンタジー

監督 フォ・スイジィアン

出演 ツァン・ヤキ、ホー・ランドウ、ワン・ハンヤン、バイ・シンイー、チャン・ジウン、ワン・ルオジア

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