おすすめ度 ★★★★★☆☆☆☆☆
黄金の甲冑に身を包んだ中国史上初の最強キョンシーとの激闘を描いた、(燃えよドラゴン)のシー・キエンも出演するキョンシーアクション作品!!
![](https://ei-ga.net/wp-content/uploads/2022/05/キョンシー大魔王.jpg)
![The Bloody Pit of Horror: Apr 3, 2019](https://msp.c.yimg.jp/images/v2/FUTi93tXq405grZVGgDqGxrPiKGLkyQNPxqmYD2ZD2sb50xNnb9f6IFVK85qyeOgLgf2j_lFfLM2psgMV77DG1nayqpW4A_fiLnuGoO2tF35PpVbh1A30jvpneuU26dlHAfMLIKfMdfZXjwxyL9niSi4U3kWSX44eeY8-aAO1vsifyQDIpVoVr7HaAMJw2vGfpBFBrWfCEGIqCxdA8JHqUwkrXzpDI5WXSNlmixPMuuV_RVKw6LzqsLqMhSGGk7CU8RrhHbWA-jYvfM0HOHFmQV47nUOO6cWMycBE75XslCOHzFYDqKXs2TXzlQ-cyvGkAa2J1IyOmWef3JWYy1R4YSqCc2vQpYgPBy88QAHrPHE28pR8gJSi4MH9EhA0oa5vQg7j8Z0rcdLE0K72QxtXhEwQ5eZdnki75iRIj5aoTw=/firstvampirechina4.jpg?errorImage=false)
![The First Vampire in China (1986) — The Movie Database (TMDB)](https://msp.c.yimg.jp/images/v2/FUTi93tXq405grZVGgDqGyq4ehb1sUWRYQepZy2v3U9mGekTjxb-DMuX0G_HR_C2tsxZ0NFcTVLBaZRT9EIYP-YacX40WkI1UNFHyOe-fJLIigr4loUyMVSxlLSwQnvzrcFZzV8478yIPiwWIJUfHFvIcDS-q2aVfn16g_u0N9IMA8jOYvSPvj2tCU-1H08nyRD790tmlRyZilQScsPLRKLPg2TbrN1s_71Y_7lCazk=/oC3QSHsdFLIsbzVIEvcllIozkc6.jpg?errorImage=false)
作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介するのは、キョンシーブームに乗って製作された(霊幻道士)にそっくりなシーンも多数登場するキョンシーアクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
キン道士(シー・キエン)のところにキョンシーとなる危険性のある遺体が収められた棺の埋葬の依頼がくる。
早速弟子と共に現地を訪れたキン道士は、その墓地に埋葬されているのが、非常に力を持った王の墓である事を突き止める。
しかし、心無い者によって墓は暴かれ、中に埋葬されていた王が、絶大な力を持つキョンシーとして復活していまうのだった!?
![](https://ei-ga.net/wp-content/uploads/2022/05/b5-1024x776.jpg)
(霊幻道士)から始まるキョンシーブームに乗って製作されたキョンシーアクション作品です。
日本でもテレビ放映で人気がありましたので、本家(霊幻道士)よりも本作の方に親しみがある、といった方もいるのではないでしょうか。
本作を始めとして爆発的なキョンシーブームに乗って色んな作品がビデオ化されましたが、そのほとんどが、本家には遠く及ばず、
酷い作品ではキョンシーさえほとんど登場しないのに、無理矢理キョンシー映画として売り出されたような偽キョンシー映画も少なくありませんでした。
そんな中、本作はちゃんとキョンシーも登場し、この頃多くの人が待ち望んでいた物語展開の存在する作品という事で、
単に亜流作品としては片付けられないような内容の作品となっています。
![](https://ei-ga.net/wp-content/uploads/2022/05/asaaas.jpg)
まず、その見所の一つとしては、(霊幻道士)の原案としても参加しているホワン・イーが本作でも監督と脚本を担当している、
という事で、(霊幻道士)本家で登場したような物語展開が、割と大胆にそのまま登場する、という皆が見たかった(たとえあやかり的な内容でも)内容になっている、という点が挙げられます。
![](https://ei-ga.net/wp-content/uploads/2022/05/asaaasssa.jpeg)
主演の三人が一時逮捕され、鎖に繋がれ身動きのできない状態で、キョンシーが復活する、というデジャブ感満載のお楽しみシーンに、
![](https://ei-ga.net/wp-content/uploads/2022/05/a33-1024x753.jpg)
さらにキョンシーをやり過ごすために鼻を指で押さえて息を止める、というこれまた見たことのあるシーンが続きます。
![](https://ei-ga.net/wp-content/uploads/2022/05/a34-1024x770.jpg)
はっきりいって完全にパクリではありますが、それでもやはり皆が見たかった内容ではありましたので、そういう期待にしっかりと答えた内容となっています。
基本的なストーリーや人物背景も(霊幻道士)などとほとんど同じで、分かりやすく(というかほぼ同じキャラクターなので既に知っているキャラクターという感じです)、
嫌みキャラは嫌みを言い続け、師匠は頼れるけれどちょっとズッコケ、弟子は一人はカンフーができずに、一人は武芸に秀でている、
という感じでお約束通りに活躍していきます。
![](https://ei-ga.net/wp-content/uploads/2022/05/b-1024x759.jpg)
![](https://ei-ga.net/wp-content/uploads/2022/05/aasa.jpg)
キョンシーも出ずっぱり、というわけではありませんが、しっかりと要所で登場し、最強のキョンシー大魔王もちゃんと暴れまわります。
さらに出番は少ないですが、可愛いベビーキョンシーも登場し、見せ場を盛り上げていきます。
![](https://ei-ga.net/wp-content/uploads/2022/05/a44-1024x732.jpg)
アクションシーンも、超絶アクションの連続、というほどではありませんが、しっかりと楽しめるキョンシーバトルが用意されていますので、
コメディやホラーの見せ場だけでなく、アクション面でも楽しめる作品となっています。
そんな本作を演技面で盛り上げるのは(燃えよドラゴン)のハン役や、(カンフークエスト覇者の剣)(詳しくはこちら)等、
古くからのウォン・フェイホン映画の敵役として人気のあるレジェンド俳優シー・キエンが、主役級のキン道士役で登場して貫禄を見せています。
ズッコケ嫌みキャラはジャッキー・チェンの(ポリスストーリー)シリーズでも嫌みな弁護士役を演じていたチャーリー・チョーが演じ、
物語のコメディパートを盛り上げていきます。
で、本作のキャスティング面での注目は、全然売りにしていない端役、というかゲストで登場するキャストにまさかの配役が実現しています。
まずは、復活するキョンシー役で、悪役専門で活躍していたシン・フイオンが登場し、
その優れた体格で、ただのキョンシー役なのに人間以上に目立つインパクトを与えています。
![](https://ei-ga.net/wp-content/uploads/2022/05/b3-1-1024x769.jpg)
そして、物語には深く関わらないものの、不意に登場する幽霊役で、まさかの韓国出身地獄のハイキッカー、ウォン・チェンリーと、
![](https://ei-ga.net/wp-content/uploads/2022/05/b1-1024x780.jpg)
同じく屋敷に住み着く幽霊役で、ショウブラザース社の多くの作品で悪役を演じていたワン・ロンウェイが登場します。
![1986年香港恐怖電影《茅山學堂》上映時票房狂賺1400萬港元 ...](https://msp.c.yimg.jp/images/v2/tpvPBYOX1wpNVI1UoNSgEoREDUmAutWPP36qkFEhsyfSMxMZshumPdk0CxhEqbOMmOiM5aZtAnOxm0SjyuAk4wEeZGy4q3kI-MVVa6zpwLHkzQH0sr205sYYDz02-UKTGG_7tsMXCgLpuHqs_zV3TZmvk5UvMogl5vAsqcAMTYRUsurxF27Kpf8pgBkL1eZls7ebT8lnioZ5eLfu6V45Nw==/0.jpg?errorImage=false)
さらに本作の凄いところは、そんな二人を登場させておきながら、アクションシーンが全くない、という勿体ないとしか言いようのない配役での出演が実現しています。
流石に、このレジェンド二人が出演していれば、ほんの少しのアクションでも、たちどころに見せ場となると思われますので、
本作のような誰がやっても同じようなゲスト出演で終わってしまっているのが本当に悔やまれます。
この二人の数秒だけの対決でも良いので見てみたかったところです。
![](https://ei-ga.net/wp-content/uploads/2022/05/b4-1-1024x792.jpg)
という事、残念な部分はありますが、キョンシー映画としては十分観たいシーンと物語展開を楽しめる作品となっていますので、
キョンシー好き、香港映画好きの方などご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
邦題タイトルと原題タイトルがちゃんと内容を伝えている逆にちょっと珍しいキョンシー作品ですよ。
作品情報
1986年製作 香港製作 キョンシーアクション
監督 ホワン・イー
出演 シー・キエン、チャーリー・チョー、クワン・シーシェン、シン・フイオン、ワン・ロンウェイ、ウォン・チェンリー
![360影视-影视搜索](https://msp.c.yimg.jp/images/v2/tpvPBYOX1wpNVI1UoNSgEpoOw1371qI_zrzwIlhATDOz8RMuU-jgiFk-cWbCkEHvK7OOkTrgA_bzep81BQ7CT5WChetdluQOGhi3fk96Izoltk5-sGLTOZe5mrqflsDH6iy7lmF7rsRxiz8H0R5Pn1V9zm_egqaxGLnuxqKd8e_I_4LzvY0OBdbnxB1V4zc700hAzQ8-vMx0t2u_lybcvw==/t01d7bcabc9a34e4490.jpg?errorImage=false)
![](https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3N3P5J+D4Q73M+461Y+6H729)
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3N21N9+C5LMEQ+2GMK+6CHB5)
![](https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3N21N9+383JQQ+3250+6MROH)
![](https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3N237I+2D50AA+3VWO+5ZMCH)
↓ランキングに参加しています。宜しければ下記をクリックお願い致します。↓