【レア作カンフー映画】燃えよデブゴン9(THE INCREDIBLE KUNG FU MASTER)97分

投稿者: | 2020年12月31日

カンフー映画としてのお薦め度 ★★★★★☆☆☆☆☆

サモ・ハンアクションチームの初担当作品は、その後アクション監督として大成し、現在も活躍するトン・ワイ主演で贈る安心のコメディカンフー作品!!

ドニー・イェン版は期待ですね。

作品紹介

ビデオ題 プロジェクトD(デブゴン)

日本劇場未公開

今回ご紹介するのは、サモ・ハンキンポーが当時まだ俳優として売り出し中だったトン・ワイを主演に迎えて製作したコメディカンフー作品です。

それでは、まずはあらすじから、

カンフー好きで知られるカンフー・チェン(トン・ワイ)は、カンフーの修行のため、

いがみ合っている(詠春拳)と(五形拳)の師匠に同時に弟子入りしてしまう

ある日、お互いの流派のカンフーを同時に習っている事を、両方の師匠に知られてしまい、同時に破門されてしまう。

そんな時、町で出会ったデブゴン(サモ・ハンキンポー)に本格的なカンフーを習うべく新たに弟子入りする。

そんなある日、かつての師匠たちの宿敵が現れ、師匠たちの命を狙うのだった!?

主役ではなくても存在感ばっちりのサモ・ハン。
実質的な主役。後にアクション監督として大活躍するトン・ワイ
フィリップ・コーがラスボスと思いきや、、
実際のラスボスはリー・ホイサン
出番は少ないながらもアクションを披露するマン・ホイ
チョン・ファはまだ個性が薄いですね。

本作はサモ・ハン率いるスタントチーム洪家班がアクション指導を始めて担当したカンフーアクション作品です。

制作は香港第一影業製作ですので、ゴールデンハーベストショウブラザーズ製作作品よりは、

作品規模は小さめではありますが、その代わり自由なサモ・ハン印を味わえる作品となっています。

また、その物語展開やアクションなどは、その後の(ユンピョウinドラ息子カンフー)や(モンキーフィスト猿拳)、(燃えよデブゴン7)、(燃えよデブゴン10友情拳)などの

ゴールデンハーベストで製作された大作系のカンフーアクションに継承されています。

特に、本作では詠春拳五形拳を習うために、反目し合う二人の師匠に同時に弟子入りする、という物語構成が、

ユンピョウinドラ息子カンフー)の物語展開とそっくりになっていますので、直接的に影響のある作品だと思われます。

サモ・ハンの詠春拳映画は、その後(燃えよデブゴン10友情拳)で完成形を迎えますので、

本作が、一応サモ・ハン製作詠春拳映画の源流といっても過言ではないのではないでしょうか。

いがみ合う師匠二人とそれぞれの子供たち

といっても、ほとんど同時期に製作していると思われますので、どの作品が本当に初めに取り掛かっているのかは分かりませんが。

という事で本作には、後のカンフースターが多く関わっています。

まず、主演のトン・ワイは本作以外でもサモ・ハン製作の(霊幻百鬼)や他の独立系カンフー映画の主演作もあり、

日本でも放映されていたカンフーテレビドラマ(香港カンフードラゴン少林寺)などでも人気を博していました。

トン・ワイの神業身軽アクション

本作では、非常に軽やかなアクションを披露していて、サモ・ハンの重そうだけど軽やかなアクションを、

さらにスピードアップしたようなアクロバティックなアクションが見せ場を多く作っています。

サモ・ハンとの息もピッタリ

その敵役、というか、主役のトン・ワイとは微妙に無関係だけどラスボス役のリー・ホイサンサモ・ハン作品の常連ですし、

少林寺三十六房)などのラウ・カーリョン監督作品でも活躍する本当の達人で、やはりサモ・ハン作品のラスボスはこの人でないと盛り上がりません。

やっぱりラスボスはこの人、リー・ホイサン
結局、物語の本筋とは微妙に関係の薄い二人のラストバトル

また、アクションは少な目ですが、(天空の剣)や(スタントウーマン夢の欠片)、

最近ではドニー・イェンの(カンフージャングル)などで元気なアクションを披露していたマン・ホイも見せ場を作っています。

マン・ホイのアクション

その他、お馴染みチョン・ファフィリップ・コーマースラム・チェンインなど、

ラム・チェンイン発見。若い!

その後ジャッキー、サモ・ハン、ユン・ピョウのビッグスリー時代に大活躍していたメンバーが既に若さ溢れるアクションを披露しています。

トン・ワイVSフィリップ・コー
ラスボス前のバトル。8対1は絶対勝てません!
で、トン・ワイの作戦は油をまいた修行場に8人誘い出す、という凄い作戦。勝ちますけど。

その中に混じってユンピョウも武術指導で参加していますが、画面には登場しませんので、ちょっと残念ですね。

しかしサモ・ハンが顔が映らないアクションシーンで体形がコロコロ変わっていたので、

もしかしたら、スタントとして参加している後ろ姿のユン・ピョウが映っているかもしれまん

できれば、トン・ワイユン・ピョウの身軽バトルなんか盛り上がりそうなので観たかったです。

あと、ラスボス的に登場しながら、後半であっさりとリー・ホイサンにラスボスの座を奪われてしまうフィリップ・コー

サモ・ハンとの高速バトルなんかも観たかったですが、ちょっと実力者が多すぎて渋滞している、といった感じでしょうか。

サモ・ハンもこの時期にありがちな、ゲスト出演的な立ち位置ですので、やはり見せ場は実際の主役であるトン・ワイがさらっていきます。

というように、サモ・ハンが純粋に単独主演している作品ではありませんが、後のサモ・ハン作品に大きく影響を及ぼしている作品となっていますので、

DVD未発売という事でレアな作品ではありますが、機会がありましたら是非ご鑑賞いただきたいと思います。

後のスターの若々しいアクションにスカッとしますよ。

チョン・ファ、大細眼との修行後のリベンジマッチ
圧倒的に強くなってます
サモ・ハン登場すぐのアクション

作品情報

1979年製作 香港製作 カンフーアクション

監督・製作・脚本 張同祖 武術指導 リョン・カーヤン、ラム・チェンイン、ユン・ピョウ

出演 トン・ワイ、サモ・ハンキンポー、、リー・ホイサン、フィリップ・コー、チョン、ファ、マン・ホイ、マース

トン・ワイの神業的身体能力
トン・ワイを操りながらのアクション。
サモ・ハンの自在槍を使ったアクション。長い槍が短くなる利点が良く分かりませんが、、。

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