エッジ・オブ・バイオレンス(THE HOLLOW POINT)97分

投稿者: | 2020年4月4日

お薦め度 ★★★★★★☆☆☆☆

メキシコ国境地帯で激突する地元保安官対武器カルテル暗殺者!この地で善人は生き残れない!

作品紹介

日本劇場未公開作品

今回ご紹介するのは、主役、脇役両方こなすパトリック・ウィルソンの主演作品です。

それでは、まずはあらすじから、

メキシコ国境と隣接している地域であるアリゾナ州ロスレイエスの保安官ウォレス(パトリック・ウィルソン)は、武器カルテルの金を盗んだ容疑者を追っていた。

潜伏場所を発見するが、そこに現れた謎の男(ジョン・レグイザモ)に襲われ片腕を切断されてしまう。

その男は武器カルテルが派遣した殺し屋だった。

この殺し屋は殺しのリスト通りに必ず殺しを実行する事で知られていたが、そのリストに恋人の名前があることを知ったウォレスは命がけで戦いを挑む決意をする。

果たしてウォレスは恋人や町の人々を守ることができるのか!?

国境地帯で捜査を開始する

原題のTHE HOLLOW POINTとは、銃弾の種類の意味で、先端が平らになって内部が空洞になっており、着弾時に弾自体が変形するため殺傷能力が高くなるそうです。

この物語では事件の導入部分でこの銃弾が重要な手がかりとなっています。

劇場未公開で衛星放送とDVD発売のみという事で、あまり期待はせずに鑑賞しましたが、思っていた以上に楽しめました。

作品規模のわりに他のメジャー作品で活躍しているような有名なキャストが多く出演しており、確かな演技で固めているからかと思います。

DVDのジャケットなどからは有象無象のZ級作品かと思っていたのですが、意外としっかりと辺境地でのサスペンスアクションとして物語に引き込まれました。

パトリック・ウィルソンの調度良い存在感や、相棒役のイアン・マクシェーンの渋さ、殺し屋役のジョン・レグイザモの完全な悪役演技、そして久々のジョン・ベルーシの小物ぶりがそれぞれ小味が効いていてちょっと面白味のある小品に仕上がっていました。

鑑賞前のイメージは(ボーダーライン)などのような日常生活も危険な国境地帯のジリジリとしたサスペンスをイメージしていたのですが、

どちらかというと(ファーゴ)などのような田舎地帯で犯罪捜査を行う物語で思っていた以上には楽しめた拾い物サスペンスでした。

ホローポイント弾を見つけ事件の手がかりを得る

作品情報

2016年製作 アメリカ製作 サスペンスアクション

監督 ゴンサーロ・ロペス・ガイェゴ 

出演 パトリック・ウィルソン、イアン・マクシェーン、ジョン・レグイザモ、リン・コリンズ、ジム・ベルーシ

武器カルテル相手に単身戦いを挑む

スタッフ・キャスト

監督は(オープングレイブ感染)、(アポロ18)などのゴンサーロ・ロペス・ガイェゴ。

出演は(死霊館)シリーズ、(インシディアス)シリーズなどのパトリック・ウィルソン。

共演は(ジョン・ウィック)、(パイレーツ・オブ・カリビアン生命の泉)のイアン・マクシェーン、(ジョンウィック)などの名脇役ジョン・レグイザモ。

また、懐かしの(レッドブル)(K-9友情に輝く星)などで人気を博したジム・ベルーシが助演している。

懐かしのジム・ベルーシ

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