お薦め度 ★★★★★★★☆☆☆
タイガー・シュロフとリティク・ローシャン共演の2019年のインド映画世界興行収入第1位作品!!
作品紹介
2020年7月17日公開
今回ご紹介するのは、インド映画界のスーパースター、リティク・ローシャンと驚異的な身体能力を持つニュー・アクションヒーロー、タイガー・シュロフ共演の大ヒットスパイアクションです。
それでは、まずはあらすじから、
ある日、インド対外諜報調査分析部RAWに衝撃が走る。
調査部ナンバー1の腕利きエージェント、カビール(リティク・ローシャン)が味方の高官を射殺して逃亡したのだった。
そこで、RAWはカビールの抹殺を決定し、腕利きの若手エージェント、ハーリド(タイガー・シュロフ)を派遣する。
しかし、ハーリドはかつて、同じ部隊でカビールに訓練を受けた元教え子であり、恩人でもあった。
複雑な心境の中、任務を遂行するべく、カビールを追うハーリドだったが、この事件にはある陰謀が隠されていた!?
インド映画界ではずっと人気者(すいません、知りませんでした、、)のイケメン俳優リティク・ローシャンと香港以外のアクション俳優でトニー・ジャー、イコ・ウワイシスに次ぐスターとなるのは確実なタイガー・シュロフ、ダブル主演作となっています。
とにかく、物凄く濃いい作品です。
上映時間、男臭さ、アクション、物語展開、ダンス、スローモーション、音楽と、どれをとっても濃いい作品です。
臨戦態勢で覚悟を決めて鑑賞に挑んだ方が良いと思います。
個人的には鑑賞後、へとへとになりました。
勿論、良い意味ではあるのですが。
物語展開的には割と分かりやすそうな物語を、時系列を変更しながら、過去の話と現在の話を交互に描いていく、というもので鑑賞し終わると全容がわかるようになっています。
この辺は上手く考えられていて、後半の急展開も含めて飽きさせないような工夫がされていました。
基本的には主演二人の魅力爆発の作品ですが、お互い調度良いぐらいの比率で描かれていて、二人とも終始カッコよく、イケメンぶりをアピールしていました。
個人的にはタイガー・シュロフの身体能力の高さに度肝を抜かれました。
前半、初登場時にいきなり、ワンカット長回しのド迫力アクションシーンがあり、もう、その時点でタイガー・シュロフの魅力にとりつかれてしまいました。
とにかく、アクションが凄まじいです。
お約束のダンスシーン、リティク・ローシャンも凄いのですが、タイガー・シュロフの神業的な動きが凄いです。
アクションスターの凄い動きはいっぱい見ましたが、タイガー・シュロフの動きは、今まで見た中でもかなりハイレベルです。
超人レベルです。
キン肉マンの正義超人の中に入っていても全然違和感ありません。
それぐらい凄いです。
まさにダイヤの原石発見、といったところかと思います。
次回作になんとスタローンの(ランボー)の正式なリメイクが決定している、とのことですので、これは今のうちに他の出演作品もチェックしておいた方が良さそうです。
アクションシーンでは、CGで描かれたアクションと凄まじい生身のアクションが見事に融合しており、名場面ばかりですが、アクション映画好きの方が観れば、一目瞭然な数々のアクション作品へのオマージュに満ちています。
(ミッションインポッシブル2)、(フェイスオフ)、(ワイルドスピードICE BREAK)、など香港風味のアクション作品の名場面そのままのシーンもあったりして、そんなシーンを見つけていくのも、本作の楽しみ方の一つとして良いと思います。
基本は凄腕の男二人が、お互いの意地をかけて激突する、ジョン・ウー作品に特に影響を受けているのはあきらかですが、ジョン・ウーがそういった作品を撮らなくなって久しいので、そういった意味でのこのコテコテの男アクションは、なかなか貴重な作品ではないでしょうか。
というように、本作は『今日は、がっつり特濃アクションが観たい!』といった気分のときにぴったりの作品となっています。
くれぐれも、へとへとに疲れているときなどは避けてご鑑賞ください。
作品情報
作品情報
2019年製作 インド製作 スパイアクション
監督・脚本・原案 シッダールト・アーナント
出演 リティク・ローシャン、タイガー・シュロフ、ヴァーニー・カプール
その他のアジアンアクションスター主演作品
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