皆さんこんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。個人的に暑さが苦手ですので、今年は、なんとなく昨年の同時期に比べて涼しい日が続いているような気がして嬉しい今日この頃です。
さて、先日ちょっと奇妙な味わいの古めのハリウッド作品を鑑賞しました。
タイトルは、、、
(ビキニの悲鳴/原子怪獣の襲来)です。
1965年製作の一応特撮怪獣作品ではありますが、そのほとんどは金持ちの中年男性とその若き妻の愛憎ドラマで、
その合間に浜辺で水着ギャル数名が踊りまくるシーンが挿入され、さらにその合間にちょこっとだけ怪獣シーンが挿入される、という
なかなかの仕上がりになっています。
正直、どこをメインで描きたいのかもはっきり把握できない作品となっています。
67分しかない短い作品ですが、ドラマ部分と怪獣部分とダンス部分が基本的に関りがないので、ドラマ部分の物語がいったいどこに向かっているのか分からず非常に長く感じてしまいました。
しかも、本作、非常にチープな着ぐるみがちょっとした魅力ではありますが、クライマックスで、その作品の設定を覆すような展開が待っています。
ある意味これ以上のどんでん返しは無い、ぐらいの展開ですので、ご興味のある方はご鑑賞してみてください。
普通は、それだけはやらない、というようなどんでん返しとなっています。
さて、(ビキニの悲鳴)は作品内容はさておき、製作から60年ほど経過した現在でも気軽に楽しむ事ができますが、
世の中にはVHSのリリースのみで、その後のデジタル化に乗り遅れてしまった作品が多数ある、という事で、
(未DVD化のレア作品)、今回は(サスペンス編 其の七)という事で、ちょっと大人しめの作品を少しご紹介させていただきます。
それでは、名優二人が豪華共演するHBO製作のテレビムービーから、、、
〇引き裂かれた天使 (DESCENDING ANGEL) HBO製作のテレビムービー。 愛する父にフィアンセを紹介した事で、父がかつてナチスの一員として非道な行いをしてきた疑惑が立ち上るサスペンス。父親役はジョージ・C・スコット、娘役はダイアン・レイン、フィアンセ役はエリック・ロバーツという豪華なキャストで人間の深い愛と欲望を描いた作品。
〇ザ・プライバシー (INVASION OF PRIVACY) (ワックスワーク)シリーズや、(フォーンブース)などのラリー・コーエン脚本作品。多重人格、中絶問題、ストーカー等を盛り込んだサイコサスペンス。(愛と青春の旅立ち)のデビッド・キースや、ナオミ・キャンベル、シャーロット・ランプリング等端役が豪華なサスペンス。アンソニー・ヒコックス監督もチョイ役で出演しています。
〇地獄の穴 (DECONSTRUCTING SARAH) 失踪したサラを捜索するため親友のエリザベスが奔走するが、サラには昼と夜で全く別人のような生活を送っていた、というキャリアウーマンの秘密をめぐるラブサスペンス。主演は(仮面秘書)のシーラ・ケリーと(トータル・リコール)等のレイチェル・ティコティン。
〇ブラックメイル (BLACKMAIL) 誘惑してから恐喝する、ジゴロとその恋人の犯行に、ある人妻と私立探偵が立ち向かう、ラブサスペンス。悪女ものを得意とするルーベン・プロイス監督が(ペットセメタリー)等のデイル・ミッドキフ出演で描いた作品。ジョン・サクソンも出てます。
〇アリバイ (THE LITTLE DEATH) 若く美しい義理の母に浮かび上がる疑惑を探るうちに驚愕の事実に辿り着くラブサスペンス。出演は(ツインピークス)等のパメラ・ギドリーと(ア・フュー・グッド・メン)等のJ・T・ウォルシュ。
という感じになっております。
今回ご紹介させていただいた作品は少し地味目な作品が多いので、DVD化はなかなか難しそうですが、(引き裂かれた天使)はキャストの凄さと(ゲーム・オブ・スローンズ)のHBO製作作品という事で、
なにかのはずみで配信が開始されることもあるかもしれませんね。
ジョージ・C・スコットとダイアン・レインが共演しているサスペンスがデジタル化の波に乗れない、というのも非常に残念です。
という事で、本日もお立ち寄り頂きありがとうございました。
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