お薦め度 ★★★★★☆☆☆☆☆
アダム・サンドラー主演、クリス・コロンバス監督によるお得意の家族そろって観れる、SFビデオゲームアクションムービー!!
作品紹介
2015年9月12日公開
今回ご紹介するのは、アダム・サンドラー主演のレトロゲーム愛が炸裂したSFアクションです。
それでは、まずはあらすじから、
2015年、ある日突然、ブロック状のピクセルが宇宙より飛来した。
それは、1982年当時に流行していたビデオゲームのキャラクターの形となって、地球を攻撃してきた。
その知らせを受けたアメリカ大統領ウィル(ケヴィン・ジェームズ)はこの攻撃に対抗するため、少年時代からの親友で、かつてビデオゲームチャンピオンだったサム(アダム・サンドラー)を呼び出した。
サムは、ピクセルの攻撃がかつてのゲームのパターン通りだと見抜き、かつての仲間を集め、反撃の準備をするのだった!?
アダムサンドラー主演、クリス・コロンバス監督のSFアクションコメディです。
もし、ゲームのキャラクターが現実正解で束になって攻撃してきたら、、という発想が楽しいファミリーで鑑賞できる娯楽作品です。
ニューヨークが舞台で巨大キャラクターなどが大暴れする作品としては、SFコメディの名作(ゴーストバスターズ)を彷彿とさせますが、後半の展開はまさにオマージュを捧げたような見せ場となっています。
ゲームのキャラクターが現実世界で攻めてくる、という発想は単純ではありますが、非常に面白く、誰でも一度は子供のころに夢に描いたようなシーンが満載で終始飽きる事なく鑑賞できました。
後半は物凄い数のキャラクターが画面内を所せましと暴れまわるので、知っているキャラクターを探すだけでも本作は十分楽しめる作品となっています。
また、実写化にあたって、変にリアルな立体化表現はせずに、タイトルになっているような、あくまでピクセル(ブロック状の立方体)の集合体として立体化している基本設定が、本作の成功の要因になっている部分かと思われます。
ですので、人間が襲われる話で腕をかまれてしまうような描写もありますが、全くグロいなどという事はなく、むしろ笑えてしまう描写になっています。
そのため、ファミリーで鑑賞しても子供は安心して観れて、大人はなんか懐かしい雰囲気に包まれるような作風となっています。。
この辺は流石、(ホームアローン)、(ハリーポッター)を作り出したクリス・コロンバス監督、絶妙のバランス感、といった感じでした。
アダム・サンドラーはいつもの落ち着いた感じのキャラクターでしたが、その落ち着いたキャラクターが、本作の、ともすれば突拍子のない設定で稚拙、ととられかねない物語に、無理のないように説得力を与えていて、自然に作品世界に入り込めるようになっています。
物語展開も、ファミリー作品ですので難しく考えるような設定もなく、人物紹介と設定の紹介の後は早速本題に入っていくシンプルで分かりやすい流れになっていて、その分メインであるゲームキャラクターとのバトルが満載となっています。
そのメインで登場するキャラクターも一社だけの名物キャラクターではなく、ナムコ、任天堂、タイトー等様々なゲーム会社のキャラクターが次々と登場しますので、ほとんどの人が、どれかは知っているようなキャラクターがたちが登場するようになっています。
このようなシーンを実現するためには、その権利関係を取得するだけでも大変な手間と予算がかかってしまうので、まさに本作は夢のような企画です。
個人的にはそこまでゲームキャラクターに詳しくなかったので、全ては分かりませんでしたが、それでも知っているキャラクターが多数確認できましたので、キャラクターを探す楽しみは十分味わえました。
ラストのスタッフロールもゲームキャラクタードット絵風で描かれていて、最後まで楽しく鑑賞できました。
というように対象年齢が広く、家族で楽しく最後まで鑑賞できる作品となっておりますので、一家団欒のひと時にご鑑賞されてはいかかでしょうか。
作品情報
2015年製作 アメリカ製作 SFアクションコメディ
監督・製作 クリス・コロンバス 原作・製作総指揮 パトリック・ジャン
出演・製作 アダム・サンドラー 出演 ケヴィン・ジェームズ、ミシェル・モナハン、ピーター・ディンクレイジ
スタッフ・キャスト
監督のクリス・コロンバスは脚本家として1984年製作(グレムリン)、1985年製作(グーニーズ)、1985年製作(ヤングシャーロックピラミッドの謎)などの娯楽作品に携わり、1987年監督作品(ホームアローン)の記録的大ヒットによって一躍有名監督となる。その後1993年製作(ミセスダウト)、1995年製作(9か月)など多くの監督作をヒットさせ、2001年(ハリーポッター)シリーズを大ヒットさせ社会現象となる。
主演のアダム・サンドラーは1980年代よりテレビ番組(サタデー・ナイト・クラブ)にて人気者となり、1989年には映画業界に進出、数々の主演作で人気を集める。主演の傍ら、コメディ作品の製作なども多く勤め、本作の他にも1999年製作(ビッグダディ)や2002年製作(mr.ディーズ)などで製作も兼任している。
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バカバカしい世界観ながらも、夢のある内容ですね。まさに、子供の頃に思い描いた世界観!
ラスボスはドンキーコングなんですねぇ。ラスボスにふさわしい名キャラですね!
ゲーム・ボーイ・アドバンスでマリオやドンキーコング、カービィなどはやってました。
こんにちは、いつもお立ち寄り頂き、ありがとうございます。確かに、これは夢のような企画ですね!ゲームのキャラクターが現実に現れて攻めてきて、ゲームの攻略法で実際に退治する、なんて誰もが子供の時に空想するような物語ですよね!しかも、ゲームメーカーの垣根を越えて色んなキャラクターが登場するのが、また凄いです。普通は似たような感じの、良く見ると違うキャラクターとかになったりしますからね!さらに最近のキャラクターではなく、誰もが知っているレトロなキャラクターというところも良いですね。誰もが楽しめるザ・娯楽作品という感じですね!