皆さんこんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。1週間前ぐらいまで扇風機をつける瞬間もあったように思うのですが、急激に暖房器具が必要になってきましたね。
さて、先日期待のSF超大作を映画館に鑑賞しに行ってきました。
タイトルは、、、
（デューン砂の惑星）です。
デビッド・リンチ監督が以前にも映画化した傑作SF小説の再映画化です。
監督は（ブレードランナー2049）のドゥニ・ヴィルヌール監督で、主演はティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、ジョシュ・ブローリン、ジェイソン・モモア、オスカー・アイザック、ゼンデイヤ、ハビエル・バルデム、ステラン・スカルスガルド
という物凄く豪華なSF超大作です。
原作はSF小説の金字塔で、前回の映画化があまり成功しなかった、という事で全世界のSFファン待望の再映画化作品となっています。
サブタイトルが付いていないので本作で完結するのかと思っていましたが、冒頭でpart one の文字が出ましたので、邦題に活かされていないだけでちゃんと続きはありそうです。
物語もこれから、という感じでしたので今後も（ロード・オブ・ザ・リング）のように長く続いていくのではないでしょうか。
で、劇場まで鑑賞しに行きましたので、当ブログでレビューを、と思っていたのですが、映像を観てその壮大な世界観に浸るという行為自体に価値観があり、
なかなかその良さを文字に置き換える事が難しい作品だと感じましたので、詳しく書くことを断念してしまいました。
そういうタイプの作品ですので、ご興味のある方は劇場での鑑賞をお薦めします。
おそらくDVDや配信を待ってからの鑑賞ですと良さは半減、というかかなり削られてしまうと思われます。
それにしても、原作未読なので良く分かっていない部分があるのですが、世界観などの設定をもう少し映像で見せるわけにはいかないのでしょうか。
いきなり知らない単語続出の文字とナレーションでサクッと説明されてから突然物語中盤ぐらいの雰囲気で始まりますので、
鑑賞している側からすると作品世界に入る準備が整わないうちに勝手に物語が他人事のように始まってしまいます。
そういう導入ですと、入り込むまでに時間がかかってしまいますので、前半はなかなか苦戦してしまいました。
そういってしまうと（スターウォーズ）もそうなのですが、そちらはもっと分かり易かったように思います。
という描かれ方も含めて世界観や内容を文字で表現するのが難しい作品、と感じました。
さて、（デューン砂の惑星）は新しい表現で現代に蘇りましたが、世の中には蘇ることなく、忘れ去られようとしている作品が沢山ある、という事で（未DVD化のレア作品）、今回は（アクション編その十三）という事で、
また濃いめの作品を選出してご紹介したいと思います。
それでは、（フラッシュゴードン）のヒーロー、サム・ジョーンズ主演作品から、、
〇マックス・フォース (MAXIMUM FORCE) ロサンゼルスに蔓延る犯罪の元締めタナベを逮捕するために荒くれ者たちで結成された警察内の特殊部隊マックスフォースの活躍を描いたポリスアクション。主演は（フラッシュゴードン）のサム・ジョーンズ、共演に（燃えよドラゴン）のジョン・サクソン（出演作品についてはこちら）、（アンダーカバー）のシェリー・ローズ、そしてオスカー俳優のミッキー・ルーニーも登場する豪華な作品。
〇アイアントライアングル (THE IRON TRIANGLE) アイアントライアングルと言われるベトナムの地獄の三角地帯を舞台に米軍の隊長とベトナム軍の司令官のそれぞれの活躍をリアルに描いた実話の映画化作品。主演は（恋のゆくえ）などのボー・ブリッジスと（キリングフィールド）のオスカー俳優ハイン・S・ニョール。さらにジョニー・トー監督の香港映画（冷たい雨に撃て、約束の銃弾を）の主演としても知られるジョニー・アリディも出演の豪華な戦争映画。
〇怒りの報酬 (OUT ON BAIL) （エクスタミネーター）等のB級アクション作品の主演で知られるロバート・ギンティ主演の処刑人アクション。流れ者ギンティが訪れたある町では、保安官が麻薬や犯罪を裏で操り、荒稼ぎをしていたが、一味の悪事を暴こうとするギンティとの間で地獄のバトルが触発する。
〇ナイトゲーム殺意のスタジアム (NIGHT GAME) 大リーグ球団アストロズのルーキー投手が勝利投手となったときに限って起きる連続殺人事件を捜査する元大リーガー、という異色の刑事の活躍を描いた刑事アクション。主演は（ジョーズ）シリーズでお馴染みのロイ・シャイダー。共演は（トーチソング・トリロジー）のカレン・ヤング。
〇クイック銃弾の微笑 (QUICK) 劇場公開作品。美貌の女スナイパーとして暗黒街を震え上がらせるクイックの活躍を描いたレディースアクション。主演は（ミート・ザ・ペアレンツ）や多くのテレビシリーズで活躍しているテリー・ポロ、共演にテレビシリーズ（レリックレイダー）等が人気のティア・カレルと（バーチャルウォーズ）などのジェフ・フェイヒー、（マニアックコップ）シリーズのロバート・ダビという意外に豪華な作品。
〇Dスナイパー (THE DEMOCRATIC TERRRORIST) EC統合に反対するテロリストを壊滅するために潜入した秘密工作員が、任務中にまさかのテロリストの女性と恋に落ちてしまい、任務が長期化したことで、新しく送り込まれた工作員に始末されそうになる、という裏切りの連続の軍事アクション。主演は(DUNE砂の惑星）にも悪役として出演しているステラン・スカルスガルド。ジャン・ジローの原作小説はイギリスでベストセラーだそうです。
〇マシンガンソルジャー船上の狼 (BORN TO FIGHT) 劇場公開作品。（サイゴン野獣刑事）、（ストライクコマンドー）などのB級アクション専門監督ビンセント・ドーンのベトナム戦争もの。囚われた将軍を救出するために収容所からの脱出に成功した主人公と美人リポーターが協力して作戦を遂行する。
〇50/50フィフティフィフティ (FIFTY FIFTY) （ロボコップ）のピーター・ウェラー主演、（フライングハイ）シリーズのロバート・ヘイズ共演のバディアクション。かつて共に戦った傭兵がCIAの陰謀に巻き込まれ、反目しながら共通の敵と戦う、という娯楽作品専門のキャノンフィルム製作作品。監督は出演もしている（アンタッチャブル）のチャールズ・マーティン・スミス。
〇ダーティゲーム堕ちた工作員 (HOSTAGE) （ジュラシックパーク）シリーズのサム・ニール主演のスパイアクション。殺しのライセンスを持つ、というジェームズ・ボンドのような英国秘密諜報員が、クルド人ゲリラに誘拐された軍事アナリストの救出に向かうが、ゲリラの連絡員の妹と恋に落ちたことで、騒動に巻き込まれていく、というイギリス諜報員はやっぱりモテモテな作品。宣伝文句は【テロリストを地獄へ落とせ！】、時代を感じますね、、。
〇コールドブラッド殺しの紋章 (MEN OF RESPEKT) （ドゥ・ザ・ライトシング）、(バートンフィンク）等のジョン・タトゥーロ主演のバイオレンスアクション。腕利きの殺し屋である主人公が、町の顔役を殺して後釜に座るが、ファミリーは分裂、脱退など次第に抗争に発展していく、というシェークスピア劇（マクベス）を下敷きにしたバイロレンス。
という感じになっております。
今回はちょっと今後のDVD化はまず望め無さそうな作品ばかりですが、ワーナーが一時期展開していた未公開作品リリースのレーベルでCUEレーベルというのがあったのですが、
そこからリリースされた作品は意外に秀作が多く今回ご紹介させて頂いている（50/50）などもそのレーベルからリリースされています。
メナハム・ゴーランとヨーラム・グローバス率いるキャノンフィルムズの未公開作が多かったように思いますが、本来は劇場公開されてもおかしくないような作品ばかりですので、
キャノンフィルムコレクション、みたいなBOXがDVD発売されれば少しは売れそうな、、、どうでしょうか。
という事で本日もお立ち寄り頂きありがとうございました。
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