B級作品の楽しみ方

投稿者: | 2020年6月8日

こんにちは、まぁくです。段々と温かくなってきましたね。いかかお過ごしでしょうか。個人的には暑い季節が苦手ですので今からすでに秋が待ち遠しいです。気が早いですね、、。

さて、日常の映画鑑賞は個人的な趣味でどうしてもB級作品が多くなってしまいますが、やはりB級作品という事で、大金のかかった誰もが知っているメジャー作品と比べてどうしても面白みに欠ける作品に当たる確率は高くなってしまいます。

地雷的な臭いがプンプンする作品でも何か良さそうな引きのある理由を見つけて鑑賞に踏み切ってしまいます。

これはセガール主演で厳しそうだけど相棒役に(力王)実写版の日本と香港合作で売り出し後、値崩れしてB級街道ましぐらの末に段々と実力をつけて(イップマン)シリーズの助演で再びスターの座に返り咲いたルイス・ファンがでていてセガールと激突しているぞ、とか、

これはドルフ・ラングレン主演だけどまだ人間核弾頭で売り出し中の後期ぐらいの作品で(ハイランダー)シリーズや後に(バイオハザード3)の監督を担当していたラッセル・マルケイ監督がノリに乗っていた時期の監督作品だぞ、とか、

これはヴァンダム主演だけど共演が007俳優のロジャー・ムーアでヴァンダムはストーリー原案も自らやっていて、しかも当時のインタビューで恐れ多くも「本作は燃えよドラゴンの実質的なリメイク」と語っているぞ、とか、

何か理由を見つけて鑑賞してしまいます。ほとんど撃沈するのですが、、。

しかし、稀に「おおっ、これはっ!」と唸る作品に出会った時の高揚感は、面白くて当たり前のA級メジャー作品の鑑賞ではなかなか得られないものがあります。

この唸る作品、というのも百人いれば百通りありますので権威のある評論家先生が薦めようと、イケてる映画サイトや雑誌等のメディアが薦めようと、本人が実際鑑賞して面白いと思うかどうかが全てです。

ですので、面白そうでない作品でも実際鑑賞してみない事にはどうにもなりません。

そこで前述させていただいたように作品の引きを探して鑑賞するわけですが、その作品が運よく当たりだったときは、そのまま楽しめば良いのですが、そうではなかったとき、もうどうしようもないとき、個人的にはここで気持ちを切り替えてしまいます。

この作品が面白くないのは分かったので、それをまずは受け入れて、なぜ、こんなに面白くないのか?を考えます。

それは予算の都合のためチープすぎたり、主演俳優の感情表現が凪いだ海のように抑揚がなかったり、物語展開がめちゃくちゃだったり、主人公が無敵すぎて全く危機に陥らないため一切ハラハラしなかったり、等々。

で、ある程度考えが進んだら、今度はどうすれば面白くなったのか?を考えます。

しかも現在になるべく近いところから例えばドルフ・ラングレンが演じているから面白くない(例えです)とすれば、ではこれがニコラス・ケイジだったら、面白かったのか?と考えてみます。

あまり変わりなさそうならじゃあ、ジェイソン・ステイサムなら面白かったのか?

という具合に少しづつグレードを上げながら考えていきます。

そういう事を考えながら鑑賞していると観終わったころには、面白くないと思っていた作品をたっぷり吟味して味わったような(気持ち)になります。

へたしたら楽しんでしまいます。

まぁ、はっきり言ってしまうと面白くない作品に時間を費やしてしまっている自分の気持ちに整理がつくんですね。

というような感じで映画は誰がなんと言おうと鑑賞した本人が面白いと思った作品が面白い作品です。

本ブログは皆さんそれぞれが唸る面白い作品探しのきっかけづくりに少しでもお役に立てたら、と思い始めませていただきました。

これからも、お薦め度★☆☆☆☆☆☆☆☆☆て、それはそもそもお薦めというカテゴリーには入らないのでは?

というような作品も、激オシな作品も織り交ぜてご紹介させていただきますのでお付き合いいただけたら嬉しいです。

それでは、本日はお立ち寄り頂きありがとうございました。

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