【中国映画】デンジャラス・クィーン (异形寄生:起源THE CAPTIVES)77分

投稿者: | 2025年11月22日

おすすめ度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

中国で大人気のシュー・トントンが、西暦2150年の未来を舞台に、既に侵略進行中のエイリアンとの激闘を厚着で展開する、一本筋のバトルアクション!!エリック・ツァンも出てます!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、日本ではピンとこないながらも、中華圏では絶大な人気を誇るシュー・トントン主演の対エイリアンバトルアクションです。

それでは、まずはあらすじから、、、、

西暦2150年、地球外生命体の襲来を受けた人類は、地球防衛連盟を組織し、エイリアンとの戦いが始まった。

そして15年後、エイリアンの研究を進めた地球防衛連盟は、ついにエイリアン撲滅の鍵となる女王エイリアンの存在を確認したのだった!!

監督は、本作撮影中の2021に、惜しくも死去した、(少林サッカー)や(カンフーハッスル)等の特殊効果監督フランキー・チュンで、

その後、スタッフの手によって完成された本作は、2024年に中国でリリースされています。

主人公となる地球防衛連盟の特殊部隊長ジン・シャンヤー役で、(Miss.スパイ)(詳しくはこちら)や

Miss.アサシン)(詳しくはこちら)等、中国で絶大な人気を誇るシュー・トントンが登場し、可憐な魅力を発揮していきます。

シュー・トントン

で、その主人公を支える科学者ウェイ博士役で、(トワイライトソルジャーズ)(詳しくはこちら)や(モンスターハント)(詳しくはこちら)等の

エリック・ツァンが登場し、エイリアンを倒す研究を進めて行きます。

エリック・ツァン

で、シュー・トントンの恋人チェン・チュエン役で、ジャッキー・チェンプロデュースの韓国アイドルグループJJCCのメンバーで、

映画作品は(レイジングファイア)(詳しくはこちら)や、(オペレーション:レッドシー)等に出演している、

マック・ヘンリーが登場し、エイリアンと激闘を展開していきます。

マック・ヘンリー

で、エイリアンの思考を追える男性ブーファン役で、(大明宫传奇)や(古惑镇激斗少年2)等のディアオ・ビャオが登場し、バトルに参戦して行きます。

ディアオ・ビャオ

で、エイリアンに襲われるその妻リナ役で、(绣衣使·西汉迷案)や(男儿国)等のユ・シャオワンが登場し、危機的な状況に陥ります。

ユ・シャオワン

そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、西暦2150年の未来、謎の地球外生命体の襲来を受けた人類が、

地球を防衛するために地球防衛連盟を結成し、エイリアンとの激闘に突入するシーンから始まります。

この時、特殊部隊員として任務に就いていた女性兵士ジン・シャンヤー(シュー・トントン)は、自ら最前線で戦いながらも兵士の数で劣り、

隙を突かれて命を落としそうになったところを、同僚であり恋人でもある兵士チェン・チュエン(マック・ヘンリー)の自身の身を犠牲にした行動によって救われます。

そして、それから15年の月日が流れ、未だエイリアンによる被害が続いている地球(でも、割と一般市民は普通に暮らしています、、、)で、

恋人の恨みを晴らすため、ジンは戦い続け、特殊部隊の隊長として、隊を率いて戦いを続けています。

しかし、チェン・チュエンを失った心の傷は癒えることはなく、今では時折チェン・チュエンの幻を、はっきりと見るようになっています。

冒頭でいきなり退場するマック・ヘンリーですが、、、、
当然のように幻として再登場します。何度も。

そんな中、エイリアンの生態を研究している科学者ウェイ博士(エリック・ツァン)の協力で、ある洞窟にエイリアンの巣を発見し、

隊を率いて洞窟の奥深くへと進んでいく事になります。

で、案の定大量のエイリアンが存在し大バトルとなりますが、その同じ洞窟から突然エイリアンに襲われ意識を失っていた謎の男性ブーファン(ディアオ・ビャオ)と、

エイリアンに襲われていた少女を発見します。

で、エイリアンとのバトルの方は、想定以上に隊員たちがダメージを受けてしまったために撤退し、偶然見つけた二人を救助して基地へと退却することになります。

基地に戻ってみたところ、少女の方の容態が悪く、エイリアンの毒素が体内に入ってしまっているために、命の危険があり、

その状態を治療するには、エイリアンのボスである女王エイリアンを倒すしかない、という事で、エイリアンに襲われ、

エイリアンの意識を感じ取る事ができるブーファンが、女王エイリアン捜索隊の一員として志願する事になります。

隊に参加するブーファン。危う過ぎる、、、、。

しかし、ブーファンは、その女王エイリアンは、実は行方不明の妻リナ(ユ・シャオワン)の身体と意識を乗っ取っている事に既に気付いていて、

事情を把握していない特殊部隊員達は、エイリアンの巣窟で決死の戦いを強いられる、、、、!!

、、、、、、という流れが、大体の大筋となっています。

中国で絶大な人気を誇るシュー・トントン主演のエイリアンバトル作品です。

日本版のDVDジャケットでは、シュー・トントンが薄着で華麗なガンバトルを披露するような内容をイメージしますが、

実際の作品内容は、全くそんな雰囲気ではなく、華麗な拳銃アクションを見せるよりも、エイリアンとのマシンガン戦が半分、

ブーファン役のディアオ・ビャオの半分エイリアンと化した超人バトルが半分、残りはリナ役のユ・シャオワンの(スピーシーズ)のナターシャ・へンストリッジ的な振る舞いと、

登場するなり即退場しながらも、シュー・トントンの妄想として割と頻繁に再登場するマック・ヘンリー

ついでに特別出演のエリック・ツァン博士も活躍しますので、全体通して意外とシュー・トントンの存在感は薄く、でも衣装は分厚い作品となっています。

恐らくほとんどの人がシュー・トントン作品に期待しているセクシーさを発揮しながらも、男性を圧倒する強さも兼ね備えるようなキャラクターイメージからは、少々離れた主人公像ではないでしょうか。

ラストバトル後には一応、決着はつきますが、短い配信作品特有の上映開始時には既に物語が始まっていて、

しっかりとした大団円を迎えていないのに、とりあえず一旦終了する、という感じのブツ切り感は残ってしまいますので、

最後まで鑑賞しても、映画作品を一本観たという感じが薄いのは、やはり中国配信系の作品の弱点と言えそうです。

しかし、もしかすると、本作の製作途中で帰らぬ人となってしまった監督のフランキー・チュンの演出プランでは、

もう少し踏み込んだ描写が存在する、しっかりとした作品になるはずだったのかもしれませんね。

という事で、シュー・トントンの魅力が爆発している作品とは言い難いですが、観やすい特殊効果アクションが堪能できる作品にはなっていますので、

エイリアンもの好きの方や、シュー・トントンファンの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

作品情報

2024年製作 中国製作 SFレディースアクション

監督 フランキー・チュン

出演 シュー・トントン、エリック・ツァン、マック・ヘンリー、ディアオ・ビャオ、ユ・シャオワン

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