修行度 🔥🔥🔥●●●●●●●
ブルース・ウィリスがパートタイム出演する(ディテクティブナイト)シリーズの最終章は、毎回ブレる物語と覚悟を決めていても、その予想を超えるブレぶりに、何を観ているのか分からなくなる、これまでの物語とは無関係な救急隊員の迷惑系youtuberのような成りきり警官物語!!SWATはラスト数分、少しだけ画面に映り込みます。



作品紹介
2024年7月27日公開
劇場公開題 ダイハード レクイエム
今回ご紹介する作品は、ついに完結する(ディテクティブナイト)シリーズの最終章です。
それでは、まずはあらすじから、
救急隊員のデジーとアリーは、銀行強盗事件後の現場に急行し、救助活動を行ったが、その時の行動が原因で、デジーは停職処分となってしまう。
警察官に歪んだ憧れを持つデジーは、その時以来精神的に不安定になり、大きな事件を起こしてしまうのだった。
知らせを受けたロサンゼルス警察のジェームズ・ナイト刑事は、凶行に走るデジーを止めるためSWATチームと共に現場に向かう!

監督・脚本は、前作までに引き続き(キルゲーム)(詳しくはこちら)や(シン・オブ・アメリカ)(詳しくはこちら)等、
近年のブルース・ウィリス出演映画だけで幅を利かせているエドワード・ドレイクで、本作でも肩透かしなアクションを演出しています。


今回も主演、、、ではありませんが、主人公ではないのにタイトルロールとなっているナイト刑事を演じているのは、
(オペレーションゴールド)(詳しくはこちら)や(ガンズ&バレッツ)(詳しくはこちら)等、近年のパートタイム出演作品がやっぱり寂しいブルース・ウィリスで、
シリーズの締めくくりを少しだけアクションを交えて演じています。



で、今回の実質的な主人公を演じているのは、(ナイスガイズ!)や(ロード・オブ・カオス)等のヴァル・キルマーの息子、
ジャック・キルマーで、自身の内面の不満を爆発させていきます。



で、その仕事仲間の女性役で、(ハンガーゲーム)シリーズや、ドラマシリーズ(栄光へのスピン)等のウィロウ・シールズが登場し、事件に巻き込まれて行きます。



で、ブルースの相棒役で、前作までから引き続き(フレディVSジェイソン)(詳しくはこちら)や(ハロウィンキラー!)等の
ロックリン・マンローが登場し、ブルースをサポートしていきます。



で、ジャックに高圧的な態度をとる刑事役で、こちらも前作までに引き続き(ヴァン・ダムinディレイルド)や(彼女の告発)等の
ジミー・ジャンルイが登場し、今回はほとんど悪党刑事のような役柄で顔を出します。



そんなスタッフ・キャストが製作した本作の物語は、ある街の銀行に、覆面姿の数名の銀行強盗団が押し入り、
脱出時に、仲間同士で口論となっているいちに駆け付けた警察官に銃で撃たれ、到着した2人組の救急隊員デジー(ジャック・キルマー)とアリー(ウィロウ・シールズ)が
悪党をそのまま素通りして、傷を負ったマネージャーを優先的に介抱し、そのまま救急車に運んで病院へと急行するシーンから始まります。



しかし、この悪党を素通りした行為を目撃した市民からの苦情と、さらにマネージャーを運んだ時に、運び方が苦痛を伴う運び方だったという事で、
マネージャー本人から苦情が届き、デジーは助けた相手に訴えられる事になります。

その夜、実は警察官に憧れているデジーは、警察官のたまり場のバーで、1作目に登場したジミー・ジャンルイ演じる刑事に絡まれ、
何故か救急隊員というだけで蔑まれ、ボコボコに殴り蹴られます。


で、そんなこともあったりで、色んな事に対する不満を言い合う救急隊員バディの二人は、急速に距離が縮まり、深い関係になっていきます。


しかし、その数日後、上司に呼ばれたデジーは、市民からの苦情や、自身が助けた相手に訴えられている事等を知らされ、さらにそれが原因で停職処分を言い渡されてしまいます。


流石に、腹が立って文句を言ったところ、今度はその反抗的な態度を理由に、まさかのその場で解雇さを言い渡される、というトンデモナイ扱いを受けるに至り、、、、、
、、、、、、ついに、、デジーの中の何かのネジが吹き飛んでしまいます。



一方、その頃、本シリーズのタイトルロールである主人公ナイト刑事(ブルース・ウィリス)は、これまでの素行の悪さから、カウンセリングを受け、、、、ますが、速攻で終了します。
自分の事を話しても、とりあえず離婚が成立した妻と娘の事の幸せを常に願っている毎日の様です。

で、その頃ネジが飛んだデジーは、笑顔で病院から警察官の制服と拳銃とバッジを盗み、全て身に着けて、ニコニコしながらその辺を歩き回ります。


で、どこに行くのかと思えば、憧れだった警察署に、警察官に成りすまして大胆に侵入し、エレベーターに乗ってナイト刑事とすれ違って、奥の方まで入っていきます。



で、ジミー・ジャンルイの近くまでいきますので、復讐するのかと思いきや、そこまでで引き返し、今度は事件のあった銀行に向かいます。

で、あのにっくきマネージャーとも会話を交わしますが、本人は訴えた相手の顔を忘れているようですので、復讐するのかと思いきや、ここも引き返していきます。

で、父親が経営している児童を世話する施設が政府からの支援金が打ち切られたという話を思い出したデジーは、、、、、、


、、、、ついに、、、、知り合ったばかりの父親の知り合いの二人と共に
銀行強盗を決行する
という、唐突な展開が、本作の大体の大筋となっています。

(エージェントナイトNY大捜査線)(詳しくはこちら)、(エンド・オブ・アメリカ)(詳しくはこちら)と続く、
(ディテクティブナイト)シリーズの三作目となる完結篇です。


ただ、1作目と2作目は、前後編といった感じで、物語を継承していましたので、1作目を鑑賞していないと2作目はいまいち人物関係が分かりませんでしたが、
本作は、一応、主人公のナイト刑事や、相棒刑事のロックリン・マンロー、1作目で主人公のように活躍していたジミー・ジャンルイ演じる刑事も登場はしますが、


特にその人間関係が、1作目と2作目を鑑賞していなくても理解できる、、、、というか、その三人は本筋には大して絡まずに、
ラストバトルにのみ参加するという感じで、ジミー・ジャンルイなんかは、ほとんど嫌みな悪役のようなキャラクターになってしまっていますので、
むしろ1作目と2作目を鑑賞している方がややこしいぐらいに、無関係な物語となっています。

毎回ブレる物語なので、今回もナイト刑事が活躍しない、という事は、三回目ともなるとしっかりと覚悟ができますが、
本作はさらにその覚悟を粉砕するレベルに無関係な物語で、
知らないヤツの、どうでも良い軽めのサイコ理論を、うす~く、ず~と聞かされる
という、永遠に続く軽めの拷問のような内容となっています。


とにかく、心情が伝わってこないジャック・キルマーの薄サイコライジングのドラマが、延々と繰り返されるBGMのリピート効果を伴って、
観ている側の方のサイコが、ライジングしてしまいそうになってしまいます。

ブカブカの警察の制服を着て、入ってはいけないところに、成りすまして入ってスリルを嬉しそうに味わっている迷惑系youtuberのような草食系男子を延々と見せられると、
流石に、
『自分は、いったい今何を観ているんだ?』

いや、
『自分は、今、何をしているんだ?』
と、自問自答してしまう人が続出してしまうかもしれないような修行覚悟の必要な内容となっています。

ただ、途方に暮れたぐらいの段階で、本作はこんな畑違いのドラマを描いているくせに、後半、思ってもいなかったような急展開が用意されています。

そこに関してを書いてしまうと、下手すると本作唯一の見所でもありますので、割愛させて頂きますが、
一応、その展開によって、自由奔放な物語は、急激に主人公と関わりのあるナイト刑事の物語へと合流し、
ブルースのちょっとしたアクションもあったりと、B級アクション映画っぽい盛り上がりで三部作が完結となっていきます。


振り返ってみるとブルースの印象は、ほとんど残らないシリーズではありますが、それでも他の作品よりは銃を構えるシーン等もあったりで、
そこが見所と言えば見所ではありますので、ブルース・ウィリスファンの方等、三作通してご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
そんな時間があれば、過去の名作を観返した方が良いような気もしますが、、、。




作品情報
2023年製作 アメリカ製作 アクション
監督・脚本 エドワード・ドレイク 脚本 コーリー・ラージ
出演 ジャック・キルマー、ブルース・ウィリス、ロックリン・マンロー、ウィロウ・シールズ、ディナ・メイヤー、ポール・ヨハンセン、ジミー・ジャンルイ


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