お薦め度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
豪邸に給仕として潜り込んだ空き巣窃盗犯が遭遇する、想像を絶する富豪たちの宴!!窃盗犯VS猟奇殺人者たちのバトルロワイヤル!!
作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介するのは、窃盗犯の若者たちが潜り込んだ豪邸で遭遇する悪夢のような出来事を描くサスペンスホラー作品です。
それでは、まずはあらすじから、
空き巣窃盗で日銭を稼いでいるキャスパー(サム・ストライク)、アイリス(ヴァージニア・ガードナー)、ドッジ(ブランドン・マイケル・ホール)の3人は、
今回は大邸宅で開かれるパーテrィの給仕として金品を盗むために潜り込んでいた。
パーティが進む中、邸宅内を物色する3人だったが、そのパーティに集まったメンバーは、
いずれも殺人依存症の富豪たちの集まるパーティだったのだった!?
犯罪者である主人公一行が盗みに入った先が、とんでもない住人の家だった、という(ドントブリーズ)な設定をそのまま応用し、
さらにその家が大邸宅で、そこに集うセレブ達に命を狙われる、という(レディ・オア・ノット)の設定を掛け合わせたサスペンスホラー作品です。
大筋は、ほとんどそのままとなっています。
一応、本作オリジナルの設定としては、そのパーティ参加者たちが、全員殺人犯罪者で、しかも依存症という踏み込んだ設定になっています。
見かけ的には(レディ・オア・ノット)の加害者とあまり変わりませんが、
本作ではその依存症を克服するために断酒会のように断殺会を催す目的で集まっている、という設定ですので、
一応克服はしようと思っている人々、という設定になっています。
出だしだけではありますが、、。
という事で、結局最終的にはバトルロワイヤル状態にはなりますが、コメディ色が薄めのため、
(レディ・オア・ノット)ほどの弾けた内容にはなっていませんでした。
ただ、本作は設定こそ他の作品をいただいていたりしますが、想定していたキャラクターが思いのほか活躍しなかったり、
逆に意外なキャラクターが活躍したり、とホラー作品の常識的な流れは、なぞらないようにしているようで、
後半は結構意外な展開があったりします。
前半で主人公がこの邸宅に潜り込まなければいけない、父親の借金などの説明が丁寧に描かれていますが、
その分をもう少し、パーティの参加者それぞれのキャラクターを掘り下げる方向に展開していれば、
もっと後半盛り上がったと思うのですが、どうでしょうか。
というように、設定こそ、他の作品のあやかりが目立ちますが、ホラー作品になれた方の予想は外してくる作品とはなっていますので、
ホラー好きの方など、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
テンポは良いので鑑賞し易いホラー作品ですよ。
作品情報
2018年製作 アメリカ製作 サスペンスホラー
監督・脚本 クリス・ボン・ホフマン
出演 サム・ストライク、バージニア・ガードナー、ブランドン・ミッチール・ホール、キアン・ローリー、ロビン・タニー
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