お薦め度 ★★★★★★★★☆☆
死霊館ユニバース第一弾はウォーレン夫妻が史上最も恐ろしい事件として封印してきた1971年に起きた事件の映画化
作品紹介
2013年10月11日公開
今回ご紹介するのは、その後シリーズ展開がされ、いずれも大ヒットしたシリーズ作品の記念すべき第一弾です。
それでは、まずはあらすじから、
ロードアイランド州ハリスヴィルに住む5人の娘のいるペロン一家は新居を購入したが引っ越してきた当日より謎の怪奇現象に悩まされる。
その怪奇現象が娘たちに危害が及ぶに至り、両親は心霊現象研究家であるウォーレン夫妻に相談する。
夫のエドはカトリック教会が唯一公認する非聖職者の悪魔研究家であり、妻のロレインは透視能力を持っていた。
教会からの後ろ盾もあり、捜査に乗り出すウォーレン夫妻だったが、ペロン一家を悩ませている存在は当初の思惑以上に強力な力を持った邪悪な存在だった、、。
その後続く(死霊館)ユニバースシリーズの第一弾です。
(エクソシスト)や(悪魔の棲む家)などのオカルトホラー系の作品で非常にツボを押さえた展開となっていました。
恐怖演出もリアルに怖いシーンが多く、Jホラーのようにそこに何かがいるかもしれない、という恐怖ではなく、比較的はっきりと対象物が映ります。
かといってモンスターホラーやジェイソンなどの殺人鬼がはっきりでてくるという事ではなく、普段見えてはいけないものがはっきり見えてしまう、という恐怖です。
これは(ソウ)シリーズというリアルな恐怖演出を経たジェームズ・ワン監督の一つの到達点なのかもしれないです。
その匙加減が絶妙だと思います。
また、ペロン一家とウォーレン夫妻の関係が凄く良い感じで描かれていて好感が持て、邪悪な存在と一致団結して戦っていく展開に見ている側の感情移入度合いも上がっていきました。
キャストに関してはこのシリーズ特有の毎回子役がありえないぐらいに容姿が整っている点が少し気になりますが、流石に大人顔負けの名演技でした。
それと(ホーンティング)や(レザーフェイス悪魔のいけにえ)などのホラー作品でも活躍するリリ・テイラーがペロン夫妻の妻役で重要な役を演じています。
後半の重要なシーンでの名演技はまるで演技ではないかのような凄まじい演技を披露しています。
見てて怖くなりますよ。
ジェームズ・ワン監督の卓越した恐怖演出と出演陣の名演技で後の大ヒットシリーズに繋がる良いスタートがきれているホラーファン必見の作品ですので、まだ鑑賞されていない方は是非ご鑑賞ください。
作品情報
2013年製作 アメリカ製作 ホラー
監督 ジェームズ・ワン
出演 ベラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、リリ・テイラー、ロン・リビングストン
スタッフ・キャスト
監督は(インシディアス)シリーズ、(ソウ)シリーズ、(アクアマン)などのヒットメーカージェームズ・ワン。
出演は(トレインミッション)、(エスター)などのベラ・ファーミガと(ウォッチメン)のほか、(インシディアス)シリーズ、(アクアマン)等のジェームズ・ワン監督作品への出演の多いパトリック・ウィルソン。
その他の心霊ホラー作品
一応(悪魔の棲む家)シリーズの最新作(アミティヴィル呪われた家)はこちら
ある家族に定められた掟の秘密とは?推薦作(マローボーン家の掟)はこちら
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