お薦め度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
クリント・イーストウッドの娘、アリソン主演のユル目の宇宙人侵略スリラー!!
作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介するのは、クリント・イーストウッドの娘、アリソン・イーストウッド主演のSFサスペンス作品です。
それでは、まずはあらすじから、
高校生ダニエルは、18歳の誕生日を目前に控え、不穏な空気を感じていた。
妖しい態度を見せる両親、身の回りで起こる連続失踪事件など、次々と何かが起こるような予兆を感じていた。
そんな時、UFO研究家のフィンリーと出会い、地球はすでに宇宙人からの侵略を受けて、人間を襲い、人間と同じ姿に擬態している、というのだった。
半信半疑のダニエルだったが、やがて揺るぎない事実を目の当たりにすることになる!?
クリント・イーストウッドの娘アリソン・イーストウッド主演作ですが、実際はお助けマン的な役柄の主演作です。
アリソン・イーストウッドは、(目撃)や(運び屋)など父親監督の有名作品に多く出演してますが、単独では本作のようなB旧作品で活躍しています。
長年活躍しているようですが、本作含めて、あまり印象に残る役柄が少ないのが残念な状況です。
あと、紛らわしいですが、本作と同じ邦題で同じような内容の1967年製作の別作品ありますが、
宇宙人侵略もの、という共通点以外の大筋は全く違いますので、本作は特にリメイクとかではなさそうです。
内容ですが、簡単に言ってしまうと(ボディスナッチャーズ)です。
有名な作品の設定、というかほとんどそのままやりたいように製作した、といった感じでしょうか。
ただ、信じていた身内が宇宙人に入れ替わっているかもしれない、といったような上質なサスペンス部分は省いて、妖しすぎる両親以外は基本的には人間です。
ですので、怪しさ満点の人間たちと戦うSFサスペンス作品、といった内容となっています。
その怪しい人間たちと戦う高校生3人組に、侵略者と、UFO研究家のイーストウッド(娘)が絡んできて、一緒に戦う、といった展開になっていきます。
後半はリアル感はほとんどなくなり、ファンタジー色がだんだんと強くなりますが、
同時に頑張って製作したと思われるエイリアンモンスターが登場したりしますので、このあたりが一番の見せ場となっています。
監督は日本で劇場公開もされたSFホラーの怪作(キンドレッド)のジェフリー・オブロウ監督ですので、おそらく、この特撮モンスターシーンがやりたくて製作したのではないでしょうか。
という事で、イーストウッドの娘主演作品ですが、そういう事よりも、
エイリアンの造型を楽しむつもりで鑑賞すれば、それなりに楽しめる作品となっていますので、もし、機会がありましたらご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
それにしても説明不足で、観る側の歩み寄りが必要な作品です、、。
作品情報
2003年製作 アメリカ製作 SFサスペンス
監督・製作 ジェフリー・オブロウ
出演 アリソン・イーストウッド、マイケル・ディラロ、ブルース・ボックスライトナー、コービン・バーンセン、ナナ・ヴィジター
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こんにちは。映画ブログを運営している映画マンです。
おすすめ度が最低ランクだったので、逆に気になって読んでみました笑
エイリアンものというのはタイトルからすぐに分かりましたが、とてもチープそうなストーリーですね。
見どころはエイリアンの造形ということなので、そのシーンだけ観てみても良いかもしれませんね。
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映画マンさん、こんにちは、お立ち寄り頂きありがとうございます。本作のようなB級(C級?)クリーチャーが登場する作品は、やはりそのギリギリっぽい予算をいかにモンスターにつぎ込むか、が結構重要だと思うのですが、本作の場合そのメインのモンスターの登場を引っ張って、引っ張って、いよいよって段階で、やっと登場したモンスターが、思っていた以上にはしっかりしていたので、もう見どころはそれに尽きる、というかそこしかない、と感じた作品です。ちょっと古めの作品なので、その辺の時代感もでていて、今観返すとそのチープさ+当時の雰囲気が感じれてそれなりに楽しめると思いますよ。お話はペラペラですが、、。