キル・ショット ネイビー・シールズvs FBS特殊部隊(KILL SHOT/HUNTED)93分

投稿者: | 2024年1月3日

おすすめ度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆

モデル・youtuberとして海外で人気のレイチェル・クックが、拳銃片手に悪党を倒していく作品、、、、ではなく主演の筋肉自慢リブ・ヒリスの(ダイハード)ぶりにレイチェル・クックが意味も無く薄着になる、鑑賞後には綺麗な大自然の風景と主演二人のボディ自慢のみが印象に残る、でも意外にテンポ良く最後まで鑑賞出来てしまうサスペンスアクション!!

作品紹介

日本劇場未公開

今回ご紹介する作品は、モデル・youtuberとして海外で人気のレイチェル・クックが出演したアクション作品です。

それではまずはあらすじから、

イエローストーンのベアトゥース山脈付近で、観光ガイドとして働いているジャクソンは、ある日、鹿狩りを目的としたガイドの依頼を受ける。

父の遺灰を撒く、という目的も果たすためその地にやって来た依頼人のケイトと共に、平原の奥地へと進む二人だったが、

その地域には、麻薬の売買で得た1億ドルを、輸送中の飛行機ごと失ってしまった武装集団が、捜索している真っ最中だった!?

監督・脚本と一部出演もしているのは、(2020)や(ジュラシックハンターズ)等、B級作品を多く監督しているアリ・ノヴァクで、

本作もB級感満載のサスペンスアクションを演出しています。

(アウトドア派の)アリ・ノヴァク

で、事件に巻き込まれる役柄で出演しているのは、2017年の(世界で最も美しい顔100人)にノミネートされ、モデル・youtuberとして海外では人気で、

テレビシリーズ(THE HACK JOB)にも出演しているレイチェル・クックで、

本作でも、レイチェル・クックありきのようなセクシーな見せ場たっぷりで、事件に巻き込まれた被害者を演じています。

レイチェル・クック
レイチェル・クック

因みに、(シーズ・オールザット)のレイチェル・リー・クックとは全く関係の無い別人です。

レイチェル・リー・クックとは別人です

で、本作の脚本も担当し、実際の主人公として物語を引っ張って行くのは、(シャークトパスVSプテラクーダ)等のB級作品への出演の多い、リブ・ヒリスで、

かなりの筋肉自慢のナルシストぶりを発揮したヒーロー役を気持ちよさそうに演じています。

リブ・ヒリス
リブ・ヒリス

で、主人公達が戦いを挑むことになる特殊部隊員達の女性隊員役で、タトゥーアーティストとして活躍し、(THE HELLENBACK‘S ALEX IN WONDERLAND)等にも出演しているマーラ・オハラが登場し、

レイチェル・クックと激闘を繰り広げていきます。

マーラ・オハラ
マーラ・オハラ

で、映画は初出演ながらも、特殊部隊のリーダーとして目立っているのは、総合格闘技団体UFCの選手ボビー・マキシマスで、

クライマックスまで主人公と激闘を演じ、作品世界を盛り上げています。

ボビー・マキシマス
ボビー・マキシマス

というスタッフ・キャストで製作された本作の物語は、過去の悲しい出来事によって酒に溺れ、妻とも冷え切ってしまい、

自暴自棄な生活を送っているリブ・ヒリス演じる元ネイビーシールズの主人公が、なんとか生活を送っていくために、

イエローストーンのベアトゥース山脈近隣の大自然の観光ガイドとして働いているシーンから始まります。

で、一方、アフガニスタン地区でのケシ栽培の密輸関係で儲けている武装集団が、その売上金1億ドルを輸送中の飛行機ごと失ってしまい、

途中パラシュートで脱出したパイロットと現金の入ったアタッシュケースを求めてイエローストーン周辺を銃を構えながら捜索中という状況になっています。

で、そんなバッドタイミングに、鹿狩りのガイドの依頼を請け負ったリブが、依頼人に会ってみると、とんでもない美女(レイチェル・クック)で、

やたらと見つめ合いながら、それでも清廉潔白で酒浸り、過去に悲しい出来事を背負うリブは、見とれてしまうものの真面目にガイドの業務に取り掛かります。

で、2人は広大な自然の奥地まで進み、馬に乗り換えさらに奥地へと進んで行きます。

一方、武装集団も、そんなに敵はいそうに見えませんが、マシンガンを構えて完全武装の戦闘状態でアタッシュケースを捜索しています。

で、やたらと見つめてくるレイチェルの色香を潜り抜けながら、清廉潔白で酒浸り、過去に悲しい出来事を背負うリブは、鹿が群れを成しているポイントへとレイチェルを案内します。

で、いよいよ、鹿の群れも発見しましたが、夜が更けてきましたので、とりあえずその日はキャンプを張り(勿論清廉潔白で酒浸り、過去に悲しい出来事を背負うリブなので別々のテント)ます。

レイチェル『おやすみ。』

で、一夜が明けて、リブが先に眼を覚まし、焚火でコーヒーを飲んでいると、、、

リブ『フゥー、、。』

武装集団、、、、、

リブ『やっぱり、大自然の中で飲むコーヒーはうま、、』

、、、、、、、、、、、

、、、、、、、、、、、

リブ『、、いぃ!!!!』

、、ではなく、下半身パンイチのレイチェルが登場!!!

レイチェル『昨夜は冷えたわね。』

リブ『ズボンを履けよ。』

レイチェル『いいのよ。ロシアの寄宿学校を思い出すわ。』

リブ『ロシアの寄宿学校に?』

レイチェル『意外な所もあるでしょ。』

意外な所の意味が違う!!

で、パンイチ・クック清廉潔白で酒浸り、過去に悲しい出来事を背負うリブはコーヒーを楽しみながら、、、、、

BANG!!BANG!!

BANG!!!!BANG!!!!!

武装集団襲来!!!

このタイミングで!!

実は、清廉潔白で酒浸り、過去に悲しい出来事を背負うリブは、鹿の群れを捜索しに先行して確認しに行った際に、

武装集団が喉から手が出る程に欲しいアタッシュケースとパイロットの遺体を発見していて、とりあえずケースだけを持ち去り、

何食わぬ顔でとりあえずガイドを続行していた、という事でケース目的で、2人が突然銃火器で銃撃されてしまいます。

一億ドル?

清廉潔白で酒浸り、過去に悲しい出来事を背負うくせに、とりあえず現金を持ち去るリブも謎ですが、アタッシュケースの存在も確認せずに、

有無を言わさず遠距離から銃撃する武装集団もどうかしています。

ただ、本作、そういう細かい所を突っ込んでいると物語が進まないぐらいにスカスカ設定の作品ですので、

とりあえず何故?という部分はスルーし、

武装集団VS鹿狩りに来たお色気過剰女子(パンイチ)と清廉潔白で酒浸り、過去に悲しい出来事を背負う元ネイビーシールズ、

というシンプルなバトル展開へと突入していきます。

この構図になる前に、主人公の過去の家族との幸せだった日々から、悲しい出来事に至る思い出の映像等が何度となく繰り返し挿入されますが、

本題のアクション対決に入ると、それまでの積み上げてきたドラマは一切関係なくなります。

で、暫く逃げつつ、パンイチが、

パン『待って!スボンが履きたい!スボンが履きたい!

と繰り返すので、リブが予備で持っていた雨具仕様の軍パンを貸してあげます。

で、全然違う体型なのに、ピッタリ過ぎる軍パンを着用したレイチェルと、清廉潔白で酒浸り、過去に悲しい出来事を背負うリブは、

リブの凄腕ぶり、レイチェルの意外な格闘ぶり(設定上です)で、なんとか武装集団との戦闘に生き残っていきます。

で、命が危険な状況で、2人の距離も急接近する中、レイチェルが、逃げる途中に、太もも部分をちょっとだけ怪我してしまいます。

レイチェル『アイたたた』

ケアする義務があるリブは、当然怪我を手当しようとしますが、

リブ『あっ、怪我してる!!』
リブ『ほらここ、怪我してるっ!!』

そこで、奔放でお色気過剰なレイチェルは、

リブ『これは、早く手当しないと、、、』

レイチェル『ズボンを下すわ。』(さっき履いたばかりの他人の軍パン)

リブ『ヤバ、、、、、』

と言い出し、リブの目の前でズボンを下ろします。

リブ『、、いぃ!!』

いきなり目の前に訪れたトンデモシチュエーションに、戸惑いを隠せない

清廉潔白で酒浸り、過去に悲しい出来事を背負うリブは、、、

そのまま顔を埋めてしまいます!!!

で、しばらくもぞもぞやっていたら、、、、再び、

レイチェル『ズボンを下すわ。』

レイチェル『ズボンを下すわ。』

リブ『へっ!?』

妄想!!!

レイチェル『どうしたの?』

武装集団に銃火器でガンガン攻撃されている最中に、パンイチの女子の下半身に顔を埋める、という妄想を見てしまう清廉潔白で酒浸り、過去に悲しい出来事を背負う主人公!!

部屋で銃の手入れをする時も、
ちょっと近所の様子を伺う時も、上半身裸だぜ

で、その後ズボンを履いたレイチェルは、予想外の悪人に捕まってしまい、リブは上半身裸(のシーンがとにかく多いです)でソフトに拷問され、

レイチェルは、今度は上半身裸にだけされて、なんとなく自力で拘束を解いたリブの逆襲によって武装集団をやっつけるという形で事件を締めくくります。

頑張れば、逃げられそうですね、、、
逃げられますね、、、というより、その体勢で気絶できる?

で、不必要な衝撃のエンディングで、ドン引きの中、終幕を迎える事になります。

ラストは(不必要な)衝撃の結末が、、、

観終わってみると、壮大な、自然の風景と、筋肉自慢の誘惑に負ける煩悩ヒーロー、そしてパンイチで雪の降り積もる平原を走り回る美女の印象しか残らない、

正直アクション映画的にはスカスカな作品ですが、広大で美しい自然がずっと映っていると意外に飽きずに鑑賞できる作品となっていますので、

アウトドア好きの方や、アクション好きの方、レイチェル・クックファンの方等、ご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

因みに、本作DVD等の販売元の作品のストーリー解説で、凄まじいネタバレを含んだ内容解説が紹介されていますので、

作品の物語を映画作品としてしっかりと楽しみたい方はご注意ください。

ミステリアスなパンイチガール、レイチェル(役名はケイト)の、エンディング直前で明らかになる秘密について、

当然のように記載されてしまっていますので、かなり後半の展開の楽しみがそがれてしまいますので、、。

作品情報

2023年製作 アメリカ製作 アクション

監督・脚本・出演 アリ・ノヴァク 脚本 リブ・ヒリス

出演 レイチェル・クック、リブ・ヒリス、マーラ・オハラ、ボビー・マキシマス、アリ・ノヴァク

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