2025年6月劇場公開予定の個人的な期待作

投稿者: | 2025年6月2日

皆さんこんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。

来るな!夏っ!!

さて、5月31日に95歳の誕生日を迎えたクリント・イーストウッドが(陪審員2番)に続く新作を準備中だという事を明かしたそうです。

高齢ながらも、まだまだ体調は良好という事で、『完全にボケるまで、働き続けるつもり』とインタビューにも答えているようで、まさにリビングレジェンドですね。

暑さやめまいにグラついている自分が情けなくなってしまいます。

ただ、そんな大監督で大俳優であるクリント・イーストウッドの今現在での最新作である(陪審員2番)は、

まさかの劇場公開ではなく配信スルー(その後DVDソフト化はされましたが)になってしまうという不遇の扱いだったのが悔やまれます。

内容的には、普通の良い人にしか見えないニコラス・ホルトが、何気に参加した裁判員裁判で、裁判が進むにつれて、その事件が、

自身が過去に経験した出来事と同じ出来事で、その事件の真相を知る自身の暴かれたくない過去に目を背けながら裁判に参加する

という、非常にスリリングで、深い心理サスペンス劇となっていて、観ている側はハラハラドキドキの緊迫感が凄まじい内容となっています。

ニコラス・ホルトの名演にも引き込まれますし、人間ドラマを描いたイーストウッドの監督としての手腕も発揮された傑作となっていますので、

まだ未見の方は機会がありましたら是非ご鑑賞してみてください。

本作を観ると、衰え知らずのイーストウッドの凄さが伝わってきます。

という事で、そんなイーストウッドが95歳を迎えた翌月、2025年6月に日本で劇場公開される作品の中から、

個人的に期待を寄せている作品を少しご紹介させて頂きます。

それでは、まずは、人気のサイコホラーシリーズの最新作から、、、、

6月6日公開 MaXXXine  マキシーン (MaXXXine) タイ・ウェスト監督、ミア・ゴス主演のサイコホラーシリーズ(Xエックス)、(Pearl パール)に続くシリーズ第三弾。今回は1985年のハリウッドが舞台で、前回で描かれたテキサスでの猟奇殺人事件から一人生還した女優志望のマキシーンが、ハリウッドで頂点を目指す姿を描いた内容で、そのマキシーンにケビン・ベーコン演じる6年前の事件の秘密を知る探偵が迫る、というシリーズの集大成になりそうな作品です。スクリームクィーン役でリリー・コリンズが登場する等、キャストも豪華で期待できそうです。

6月6日公開 リロ&スティッチ (Lilo & Stitch) ディズニーの大ヒットアニメ(リロ&スティッチ)を、ディズニー自ら実写映画化した作品。ハワイを舞台に、地球に不時着した暴れん坊のエイリアン、スティッチと少女リロの出会いと交流、家族の絆を描いたディズニーらしいハートフルファンタジー。全然知りませんでしたが、スティッチの声はアニメ版も今回の実写版もアニメ版の監督であるクリス・サンダースが担当しているそうです。白雪姫のようにならなければ良いですが、、、。

6月20日公開 Mr.ノボカイン (Novocaine) 生まれつきどんな痛みも感じない体を持つネイトは、気弱で真面目な銀行員としてごく普通の人生を歩んできたが、ある日、大切な恋人シェリーが銀行強盗の人質にとられてしまったことで、生まれて初めて特殊な身体を活かして銀行強盗相手に戦いを挑むアクションコメディ。主演はデニス・クエイドの息子、ジャック・クエイドと恋人役で、(プレデター ザ・プレイ)等のアンバー・ミッドサンダーという次世代を担うスター共演の話題作。ありそうでなかった設定が秀逸ですね。

6月20日公開 28年後、、、(28 Years Later) ダニー・ボイル監督、アレックス・ガーランド脚本のコンビで製作された(28時間後、、、)と、その続編となる(28週後、、、、)と、走るゾンビの凶暴さを描いて大ヒットしたゾンビホラーシリーズの最新作となる第三弾。今回は一作目の監督・脚本コンビが復活して、人間を狂暴化させるウィルスが蔓延した後、非感染者は生き延びるために海を隔てた小さな孤島に逃れて生活していたが、ある理由で島の外へと向かう事になった若者の恐怖を描いている、という事でゾンビ(感染者)がいる事が当たり前になった世界に、初めて接する次世代の恐怖という28年の歳月が流れたからこそ生じる恐怖が面白そうです。

6月20日公開 罪人たち (SINNERS) (ブラックパンサー)(クリード)のライアン・クーグラー監督が、再びマイケル・B・ジョーダンを主演に迎えて描くサバイバルホラー。1930年代のアメリカ南部の田舎町で、双子の兄弟スモークとスタックは、当時禁止されていた酒や音楽をふるまうダンスホールをオープンさせるが、多くの客たちが宴に熱狂する中、ある招かざる者たちが現れる、、、という(フロム・ダスク・ティル・ドーン)、(クィーン・オブ・ザ・バンパイア)を彷彿とさせる全米公開で記録破りの大ヒットを飛ばした作品。

6月20公開 メガロポリス (Megalopolis) フランシス・フォード・コッポラが40年の構想をかけ、アメリカをローマ帝国に見立てて理想の新都市メガロポリスを通じて未来への希望を描き出したSF叙事詩。富裕層と貧困層の格差が社会問題化している21世紀、新都市メガロポリスの開発を進めようとする天才建築家カエサル・カティリナは、財政難のなかで利権に固執する新市長フランクリン・キケロと対立する、という、ちょっとしたあらすじと予告編だけでは、イマイチ面白さのイメージが浮かばないけれども、監督が(ドラキュラ)の時みたいに、また私財を投入して完成させたという事で、やはり映画ファンは気になりますね。

と、今月公開作品は以上のような感じになっています。

個人的には(28日後、、、)に凄くハマりましたので、待望の続編であある(28年後、、、、)は凄く気になりますが、

正直、ちょっと遅すぎたというか、(クワイエットプレイス)や他のゾンビ映画等、前作から本作の間に、

似たような作品が沢山製作されてしまったという流れがありますので、どれだけ本家走るゾンビ映画としての新しい魅力があるのか?にかかってきそうですね。

あと、今回は追加で、7月以降公開ながらも、今から気になってしょうがない香港映画関係の作品を少しご紹介させて頂きます。

7月25日公開 スタントマン武替道 (武替道 Stuntman) 1980年代にアクション監督として活躍していたサムは、危険なアクションによってスタントマンを半身不随にしてしまい、そのまま映画界を引退する。しかし、数十年ぶりにかつての仲間からの依頼を受けて撮影に参加するが、時代は変わりコンプライアンスが厳しく、リアリティを追求するサムと新しいスタッフの間に溝が広がって行く。それでも若手スタントマンのロンは、サムの撮影方法に感銘を受けてなんとか撮影を進めていく、という(ライドオン)(詳しくはこちら)に『ん?』と思った人にも受け入れられそうな香港映画の素晴らしさを正面から描いた、なんと!!(香港カンフードラゴン少林寺)、(プロジェクトD)(詳しくはこちら)等のトン・ワイが本格的にアクション監督役で、俳優として出演している奇跡のような作品。これは、香港アクション映画ファン必見作品ですね。

8月29日公開 ベストキッド レジェンズ (Karate Kid: Legends) 1984年に1作目が公開されてその後続編が4作目まで製作され、さらにジャッキー・チェンが師匠役を演じたリメイクや、オリジナル映画シリーズのその後を描いたスピンオフドラマ(コブラ会)も大ヒットした(ベストキッド)リメイク版のその後を描いた最新作、ながらも、オリジナルで主人公を演じていたラルフ・マッチオとのクロスオーバーも実現するベストキッドユニバース的な作品。いじめに立ち向かうため奮起した弟子を鍛えるため、師匠のハンが、空手の達人であるダニエルを訪ねて弟子への空手の指導を求める、というワクワクする設定の作品。ウィル・スミスの息子は巣立って行ったんですね、、、。

という事で、本日もお立ち寄り頂きありがとうございました!

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