お薦め度 ★★★★★★☆☆☆☆
この時代だからできた一般市民も巻き込みまくる名追跡アクションシーンが炸裂するバディアクション!
作品紹介
1974年5月4日公開
今回ご紹介するのは、エリオット・グールド主演の伝説的ポリスアクションです。
それでは、まずはあらすじから、
ロサンゼルス市警風紀課につとめるマイケル(エリオット・グールド)とパトリック(ロバート・ブレイク)は売春婦を摘発する仕事を行っていた。
ある日逮捕した売春婦が無罪放免される事件が起き、警察署内、さらには闇組織に繋がる汚職事件の存在を確信する。
しかし、そのあまりに強引な捜査方法に警察署内での彼らの立場は孤立していき、闇組織の犯罪の証拠も寸前のところで取り逃がしてしまう。
闇組織の度重なる横暴についにマイケルたちはある賭けにでる、、!?
1974年製作という事で現在との倫理観の違いもありますが、
それにしても途中で行われる(大きくは2回)追跡アクションが、
一般市民をかなり巻き込みながらどんどん進んでいきますのであまり見たことないような勢いのあるアクションでした。
(トータルリコール)などのポール・バーホーベン監督作品でちらほらと見たことはありますが、
本作は一般市民ではなく刑事の職務中のシーンなのでなかなかのダーティぶりでした。
しかも、一般市民が巻き込まれている事を主人公たちはそれほどには気にしていない様子で、この辺りも時代を感じさせます。
しかもこの追跡シーンがかなり迫力のある名シーンとなっていますので時代が生んだ名シーンなのかもしれません。
リメイクなどがあればもう少しソフトな感じでこのシーンを見てみたいです。
また、メイン二人のうらぶれ感と唐突に終わる投げやり感もこの時代を象徴しているかのようで感慨深いものがありました。
上映時間も短めなので骨太なポリスアクションが見たい、という方にはサクッと見れて良い作品なのではないでしょうか。
作品情報
1974年製作 アメリカ製作 刑事アクション
監督・脚本 ピーター・ハイアムズ
出演 エリオット・グールド、ロバート・ブレイク
スタッフ・キャスト
監督は(カプリコン1)、(アウトランド)などの名匠ピーター・ハイアムズ。
出演は(ロンググッドバイ)、(オーシャンズ8)などハリウッドで常に活躍し続ける名優エリオット・グールド。
共演に(勝利なき戦い)、(ロストハイウェイ)などのロバート・ブレイク。
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