未DVD化のレア作品 【ドラマ編 其の六】

投稿者: | 2025年4月21日

皆さんこんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。4月も半ばに入って流石に暑くなってきましたね。もう、今から夏の灼熱地獄を考えると憂鬱になりそうです、、、。

さて、先日ジャッキー・チェン主演の(A LEGEND伝説)(詳しくはこちら)のレビューを書かせて頂きましたが、

やはり日本の世間的にも、AIジャッキーには違和感を感じた方が多かったようですね。

確か、(ポリスストーリー3)の時のスタンリー・トン監督のインタビューか何か(特典映像?)で、クライマックスで、

ジャッキー本人をヘリコプターで吊り下げる危険なシーンを撮影する時は、ジャッキーの機嫌を損ねないように冷や冷やしながら、

なんとかジャッキーの顔もちゃんと映り込むようにして撮影できたので機嫌が直った、というようなコメントをしていたと思うのですが、

危険なシーンを、本人が演じている、という表現を、あれほど大事にしていた監督と主演俳優が、(A LEGEND伝説)では、

知らない俳優の胴体に、AIで作った顔を付ける、というまさかの表現方法で、しかも主人公としてそのAIに物語を引っ張らせる、

という、香港映画ファンとしては非常にショッキングな作品となっていました。

今まで、(メダリオン)で初めてジャッキーが、大々的なワイヤーワークを取り入れたり、(ポリスストーリー3)で初めて自分の声で台詞を収録したり、

新宿インシデント)や(ライジングドラゴン)でアクション引退宣言をしたり、と色んな場面でジャッキー作品には転機がありましたが、

今回のAI主演問題は、ジャッキー作品だけではなく、映画界全体で見ても結構な問題作だと個人的には感じてしまいました。

あれだけ、生身の重要さを表現していた二人が、、、、、、。

ハリウッドではAIで台詞の補正を行った作品(ブルータリスト)がアカデミー賞を受賞したり、AIに抗議する大々的なストが行われたり、

という感じで、良くも悪くもAIの導入は、映画界の未来に関わる重大な出来事だと思われますが、そんなセンシティブな問題を、

ジャッキー映画でサクッとやってしまう所に、なんだかんだと中国映画の勢いを感じはしますが、結果的に成功しているとは言い難い受け入れられ方ですので、

やはり、多くの人が、AI映像などには、嫌悪感や違和感を感じているのだと思われます。

個人的には、ディテールの補正等に使用されて作品がより良くなって行くのは、良いと思いますが、(A LEGEND伝説)のように、

フタを開けてみれば、ほぼ主演、というのは、流石に厳しいような気がします。

ジャッキー作品、次回以降はどうなるのでしょうか、、、。

さて、ジャッキー作品は、古い作品から最新作まで、DVDやブルーレイ等、ソフトのリリースも豊富にありますが、

世の中には、デジタル化の波に乗り遅れて、VHSのリリースのみで止まってしまっている作品が沢山存在する、

という事で、【未DVD化のレア作品】、今回は、【ドラマ編 其の六】という事で、じっくり鑑賞したいストーリー性のある作品を少しご紹介させて頂きます。

それでは、まずは、ジョージ・C・スコット主演の医療ドラマから、、、

ホスピタル (THE HOSPITAL) ニューヨークの総合病院の院長ハーバートは、忙しい日々を送っていたが、ある日、手術の必要のない患者が管理ミスから手術され死亡するという事件が発生する。そして、その事故を始めとして、病院内では人為的と思われる医療事故が次々と発生し、院内は混沌としていく、現代にも繋がる医療ミスの恐怖を描いた、アカデミー賞脚本賞を受賞、主演のジョージ・C・スコットが主演男優賞にノミネートされた医療サスペンスドラマ。

ハードショット(HARD KNUCKLE) かつて多くの挑戦者を倒してきた名ハスラー、ハリーは、いつの日にかアルコールに溺れ、手が震えてやがて王者の座から去っていった。しかし、それから13年後、酒を断ったハリーは、身なりはボロながらもかつての栄光を取り戻すために、再び街へと戻り、いかさまゲームで稼ぐかつてのライバルに再び挑戦する人間ドラマ。

愛しのジェーン・マンスフィールド (THE JAYNE MANSFIELD STORY) (女はそれを我慢できない)等の主演女優ジェーン・マンスフィールドの半生を(ストローカーエース)等のロ二・アンダーソン主演で描いたドラマ。二番目の夫ミッキー・ハージティ役で、まだ無名時代のアーノルド・シュワルツェネッガーが出演している豪華なテレビムービー。

アルコリズム 引き裂かれた絆 (KEEPING SECRETS) (ブリット)や(アメリカングラフィティ)にも出演し、その後美容や健康に関する書籍でベストセラー作家となったスザンヌ・ソマーズの半生を、自分自身が自分役を演じて映画化した人間ドラマ。父親や姉、弟がアルコール依存症となる過程や、男性遍歴も赤裸々に描かれている、ちょっと普通では考えられない自分主演の自分物語。

キャデラック 俺たちの1000マイル (COUPE DE VILLE) 厳格な父親の命令で、母親へのプレゼントであるキャデラックを届けるため、仲の悪い3兄弟が、デトロイトからマイアミまで喧嘩をしながら旅を続ける笑いと感動の傑作ロードムービー。出演は、パトリック・デンプシーにダニエル・スターン、アリー・グロスと豪華な作品。監督は(アメリカンスウィートハート)等のジョー・ロス。

という感じになっております。

今回は、ドラマ映画という事で、流行りはあまり関係ないジャンルではありますので、内容的には今鑑賞しても楽しめる作品が多めですが、

やはり地味な印象はぬぐえませんので、ソフト化は厳しそうですね、、。

なんとか配信だけででも復活して欲しい所です。

という事で、今回のエンディングテーマは、、、

        BEREEVE / あの日に帰りたい

🔶ちょこっと思い出🔶活動期間が短かかったですが、ビーイング系ではないアーティストながらも、それっぽい曲調で、流行りに乗って結構有線等で流れていたのを覚えています。個人的には、この曲の、ちょっと切ない感じが刺さりました。

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