
皆さんこんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。今年は昨年とは違って大雪など寒さが厳しい冬でしたが、
流石にそろそろ暖かくなってきそうで、なによりですね。
さて、先日2025年2月18日にジーン・ハックマンが亡くなられました。

ジーン・ハックマンと言えば、やはり(フレンチ・コネクション)や(ポセイドンアドベンチャー)等、
多くの名作で、個性的な役柄を演じていて、その存在感が、そのまま作品のイメージに繋がるぐらいに映画界の歴史に、その名前を深く刻まれた名優でした。


個人的に主演作品を全て鑑賞したわけではありませんが、出演している作品のタイトルとイメージポスターを思い浮かべるだけで、
直ぐに緊迫感が漂ってきそうな名作ばかりで、善人役であろうと悪人役であろうと、ジーン・ハックマンが出ていれば盛り上がると言っても過言ではない作品も多く、


私がレンタル店で商品を発注していた際には、メーカーさんの『ジーン・ハックマンが出ているから内容は問題ないです。』
という、セールストークを何度も聞いたのを覚えています。


そんな名作ぞろいのジーン・ハックマン作品、個人的には(クリムゾンタイド)や(エネミーライン)、(ニューオリンズトライアル)等、



主人公の強敵として登場する作品の説得感に惹かれますが、中でも個人的なお薦め(レンタル店でもお薦めを聞かれた際に答えていた作品)は、
マイケル・アプテッド監督、メアリー・エリザベス・マストラント二オ共演の(訴訟)と

同じくマイケル・アプテッド監督、ヒュー・グラント、サラ・ジェシカパーカー共演の(ボディバンク)です。

どちらもサスペンス系の作品ですが、(訴訟)の方は、乗用車の炎上事故で家族を失い、自らも深刻な後遺症を背負ってしまった原告が、
実績のあるジーン・ハックマン演じる弁護士と共に自動車会社を訴えるが、同じく弁護士でジーン・ハックマンと遺恨のある娘メアリー・エリザベス・マストラント二オが

自動会社側の弁護士となって父親と法廷で激突する、という法廷サスペンスでありながらも、親子の確執と和解を描いた家族のドラマでもある、
という非常にドラマチックな作品で、主演二人の名演によって、グッとくる瞬間が何度も訪れる秀作となっています。

(ボディバンク)の方は、将来有望な若き医師役のヒュー・グラントが、ある日救急で運ばれてきた患者を診たところ、
今まで診た事も無いような激しい症状を起こし、なんとか危機的な状況は乗り切るものの、その後急に容体が悪化し命を落としてしまう、という不可解な出来事に遭遇し、

気になってその後色々と調べていると、患者の遺体の行方が分からなくなる、というさらに不可解な出来事が発生し、
その人物について調べて行くうちに、医学界を揺るがす陰謀に行き当たるという医療サスペンス作品となっています。

こちらは、清潔感満載のヒュー・グラントの名演と、重厚なジーン・ハックマンの激突が魅力で、(ボーン)シリーズの脚本家、トニー・ギルロイによる、
ギリギリのところで危機を回避して行く(ボーン)シリーズのスリル感と、クライマックスで直面する人としての倫理観を問われる重いテーマが、

ジーン・ハックマンの重厚な名演と相まって、娯楽映画なのに、鑑賞後に胸に何かが残る名編となっていますので、
機会がありましたら、両作品とも是非ご鑑賞してみてください。

そんなお勧め作品(ボディバンク)は秀作ながらも、何故かDVD化されないまま配信のみとなっていますが、
世の中には、同じようにVHSリリースのみで、未だにDVD化されていない不遇な作品が沢山存在する、という事で、
今回の【未DVD化のレア作品】は、【サスペンス編 其の三十四】と題しまして、ハラハラドキドキの作品を少しご紹介させて頂きます。
それでは、まずは、シガニー・ウィーバーとマイケル・ケインの共演作品から、、、。
〇ハーフムーンストリート (HALFMOON STREET) 日本劇場公開作品。昼は中東問題研究所所員のシガニー・ウィバーが、夜は社交界で高級娼婦となって二重生活を送る中、イギリス政府高官のマイケル・ケインを巡る事件に巻き込まれ、闇で暗躍するスパイと対峙して行く大人のラブロマンスサスペンス。監督は、(マスカレード甘い罠)のボブ・スウェイブ。

〇危険な薔薇の吐息 (A HOUSE IN THE HILLS) 明日のスター夢見るアレックスはLAの豪邸での週末の留守番を引き受けるが、遊び心でその邸宅夫人の衣服に身を包んでいた。夫人になり切ったアレックスは、邸宅を訪ねて来た見知らぬ男性ミッキーも招き入れてしまうが、ミッキーは夫人に恨みを持つ元囚人で、お互いの素性を知った二人は、ある計画を実行に移す、エロティックサスペンス。主演はマイケル・マドセンとヘレン・スレイター。

〇暗闇に誰かいる! (BLIND FEAR) 閉鎖が決定している山奥のホテルで、オフシーズンだけ電話番として住み込みで一人で働いていた盲目の女性エリカは、迎えに来るはずの従兄が都合で来れなくなり、もう一日ホテルで泊まる事になった。しかし、調度その頃、現金輸送車を襲った三人組の強盗が、隠れるためにホテルに押し入ってくる。そして、隠れている事を悟られないために電気をつけられない強盗の存在を察知したエリカは、音だけを頼りに強盗団と対峙していく緊迫感満載のサスペンススリラー。

〇ザ・シティー (THE CITY) (マイアミバイス)のドン・ジョンソンと(アリゲーター)のロバート・フォスターがバディを組んで、人気歌手を付け狙うストーカー男を追い詰めるサスペンスアクション。変質者役は、まさかの(スターウォーズ)でブレイク直前のマーク・ハミルという豪華なテレビ映画。

〇ビバリーヒルズ殺人事件 (J.J. STARBUCK) テキサスの大富豪探偵J.J.スターバックが、ホテル王による計画的殺人事件を、被害者の遺児と共に解決していく姿を描いた全米で人気のテレビシリーズのパイロット版となるテレビ映画。主演は、(ダラス)等のデイル・ロバートソンで、監督は(ヒルストリートブルース)等のコリー・アレン。

という感じになっております。
今回もDVD化が厳しそうな作品ばかりですが、(ハーフムーンストリート)に関しては、日本で劇場公開もされ、
シガニー・ウィーバーとマイケル・ケインという映画史に名を残す二大ビッグスターが共演した有名作品ですので、
もしかすると、何かのタイミングで配信等があるかもしれないですね。
という事で、今回のエンディングテーマは、、、、
ALL I NEED / 傷跡
🔶ちょこっと思い出🔶バンドの事は詳しく知らないのですが、この曲は初めて聞いた瞬間に、なんとなくちょっと切ない歌詞と曲が『グサっ!』と刺さったのを覚えています。
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