皆さん、こんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。
さて、早速ですが、先日低予算過ぎる特撮作品を鑑賞しました。
タイトルは、、、
(ノットジラ)(NOTZILLA)です。
日本で発見された怪獣ノットジラの卵を空輸中に、誤って飛行機のトイレから落としてしまい、それがアメリカの博士の元に渡り、
そのまま研究していたら、孵化し、小さな怪獣だったので可愛がっていたら、アルコールを接種すると巨大で凶暴な怪獣となって町を破壊しだす、
という冗談のような物語となっています。
特撮映画ではあるものの、基本はコメディ作品なので、笑わせる事が一番の目的の作品ですが、
笑いの部分は真剣に笑わせようと努力している、というより大好きな特撮映画を使って大人がふざけている、というノリ重視ですので、
この大人がふざけている姿で、面白いと感じるかどうかは、かなり個人差があると思われます。
ただ、とりあえず日本の特撮怪獣が大好き、という思いだけは伝わる作品となっています。
個人的にはチープを逆に売りにするのも良いですが、ふざける方(自分達は楽しそう)に偏りすぎて他人がそれを観て楽しいと感じるかどうかの目線は完全に無視しているようにも感じてしまいましたので、
なかなか78分という短い上映時間がタイタニック並みに長く感じてしまいました。
例えるなら、知らない他人のグループが、休日に気心の知れた仲間と一緒にいったピクニックの楽しそうな動画を、何故か全くの他人の自分が見ている、という感じでしょうか。
本人たちは面白いだろうけれども、、、という感じです。
ただ、最初から、ながら観ぐらいの姿勢での鑑賞でしたら、意外と楽しめるかもしれませんので、もし機会がありましたらご鑑賞してみて下さい。
さて、(ノットジラ)は、名作(ゴジラ)を下敷きにした作品で、オリジナルの方は今現在もDVDソフトや配信等、
気軽に鑑賞する状況が整っていますが、世の中にはVHSのリリースのみで、その後のデジタル化の波に乗り遅れてしまっている作品が沢山存在する、
という事で、(未DVD化のレア作品)、今回は(コメディ編 其の八)という事で、何故未だにDVD化されていないのか不思議な作品を、少しご紹介させて頂きます。
それでは、まずは今も人気の絶えない人気作から、、、
〇タイムリミットは午後3時 (THREE O’CLOCK HIGH) 名作西部劇(真昼の決闘)を下敷きに、少年院帰りのツッパリに決闘を申し込まれたさえない少年ジェリーの奮闘を描いた学園コメディ作品。監督はスピルバーグの愛弟子で、後に(愛という名の疑惑)や、ザ・ロック主演の(ギャングスターズ)、ジェシカ・アルバ主演の(ヘブンズベール)等で活躍していく事になるフィル・ジョアノー監督で、本作が監督デビュー作となっています。
〇ストレートトーク こちらハートのラジオ局 (STRAIGHT TALK) ひょんなことから、心理学博士に間違えられて、ラジオの人生相談番組のカウンセラーとなった女性が、ユニークで素朴なカウンセリングぶりに人気が爆発し、大人気になるものの、経歴に疑問を持った記者と、経歴を隠そうとする上司の板挟みとなりつつ、記者との間に恋が芽生える、というラブコメディ。主演はグラミー賞受賞歴を持つドリー・パートン、共演はジェームズ・ウッズ。
〇ジュリアーノ・ジェンマのウォージャック (THE ODD SQUAD) 第二世界大戦時にシシリー島に降り立ったアメリカ兵。しかし、ひょんなことから敵対していたイタリア兵と意気投合。なんとか終戦させるために、戦争乗っ取り作戦を開始する、という(MASH)イタリア版のような戦争コメディ。主演は勿論邦題通りにジュリアーノ・ジェンマ。
〇エイトヘッズ (8HEADS IN A DUFFEL BAG) ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭で審査員特別賞を受賞した秀作コメディ。組織のヒットマンであるジョー・ぺシが、始末したならず者8人の首をフダッフルバッグに詰め込んでボスの元へとアメリカ横断の旅に出るものの、空港の荷物受け取りで他人の荷物と間違えてしまった事で巻き起こる騒動を描いたブラックコメディ。ジョー・ぺシの魅力が存分に発揮されている作品です。
〇探偵アカデミー (DETECTIVE SCHOOL DROP OUTS) 落ち子こぼれセールスマンのドナルドが、一年発起で探偵ポールのところへ弟子入りし、早速舞い込んだマフィア関係者の結婚にまつわる騒動の問題解決にずっこけ探偵コンビが挑む、というキャノングループ製作のドタバタコメディ。後に(レインマン)や(ホットショット)シリーズで人気となるバレリア・ゴリノがヒロインとして出演しています。
という感じになっております。
今回ご紹介させて頂いた作品の中では、今も人気が衰えない(タイムリミットは午後3時)は、今からのパッケージ化でも十分人気が高まりそうですが、
何故日本では一向にDVD化が進まないのか不思議です。
ただ、ユニバーサル製作という事もありますので、ソフト化が無理でも配信等でしたら、何かのはずみで開始されるかもしれませんので、
その機会を注意深く見守るしかなさそうですね。
旧作の配信は、いつの間にか始まって、いつの間にか終わってしまっていたりしますので、、。
という事で、本日もお立ち寄り頂きありがとうございました。
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