
皆さんこんにちは、まぁくです。
梅雨前線 爆進中!!

さて、ここ最近、2024年のラジー賞を総なめにした(マダムウェブ)主演女優ダコタ・ジョンソンが、饒舌に製作サイドを含めた
ハリウッドのメジャースタジオを批判しまくるコメントを残していますが、この作品、そんなに多くの人に嫌われるぐらいの失敗作なのでしょうか、、、。

個人的には、普段低予算なB級作品ばかりに慣れてしまっているせいか、一応それなりにしっかりと、何故そうなるかという説明があって、
お金を掛けて事件が巻き起こっていく過程も描かれていますので、淡白でペラい描写の連続だとしても、
結構楽しめてしまったのですが、自分の見方がおかしいのでしょうか、、、。

確かに、中だるみや、サスペンスっぽい始まりから、無理矢理ヒーロー映画に代わって行くような『ん?』という要素も多々ありますが、
正直、じゃあ、(ヴェノム)と何が違うんだ?と個人的には思ってしまいます。


超極端に言うと、ヒーロー映画は基本の大筋は、ほとんど同じで味付けが違うだけのようなジャンルなのに、
同じような内容の(マダムウェブ)だけが、何故そんなに叩かれるんだ?と思ってしまいます。

むしろ、前半はサスペンスミステリージャンルとして始まりますので、マーベル映画でサスペンス映画をやる、という非常にチャレンジングな内容に感じてしまうのですが、どうでしょうか。
むしろ、そのまま後半の(X-men)みたいな展開を薄めて、そのままサスペンスで通した方が当たりがよかったのかもしれません。

それよりも、個人的に感じるのは、まだ世界中で作品が公開されている時期に、主演女優が、あろうことか世間の批判に対して、
スタジオの言いなりになって失敗映画に出演させられて後悔している、と作品自体を腐すようなコメントを残してしまう対応に疑問を感じます。

未だに、製作会社やハリウッドをけなしまくっていますが、
ラジー賞主演女優賞受賞
は、その年一番の失敗作に出演させられた主演女優に送られるのではく、
その年一番の失敗演技を残したキャストに送られる賞
のはずなので、他人のせいにして自身は被害者みたいな位置からコメントするのは、意見を言う場所の無いスタッフに対して結構失礼な行為だと思うのですが、、、。

サンドラ・ブロックみたいに、その悪評さえも受け入れて自分のその後の糧にする、
ぐらいの度量で、スターへの道を駆け上って欲しいですね。

なにせ、ドン・ジョンソンとメラニー・グリフィスの娘で、両親離婚後は、義父であるアントニオ・バンデラスの監督作品、
(クレイジー・イン・アラバマ)で女優デビューした、という経歴で、素晴らしい遺伝子を持っているはずですので、、、。

さて、(マダムウェブ)は、このままだと、序章のようなエンディングで締めたのに、続編は製作されずに闇に葬られそうな扱いですが、
世の中には、VHSバブル期にソフトがリリースされたものの、その後のデジタル化の波に乗れずに、自然と闇に消えてしまいそうな作品が沢山存在する、
という事で、今回の【未DVD化のレア作品】は、【アクション編 其の六十五】という事で、ハラハラドキドキの作品を少しご紹介させて頂きます。
それでは、まずは、80年代に人気だったコマンドアクション作品から、、、
〇地獄のファイター 炎の脱出 (WAR BUS) ベトナム戦争時、べトコンが学校を襲う中、スクールバスに逃げ込んだ南ベトナム軍の少佐、白人女性宣教師、ストリートガール達は、部隊とはぐれた米海兵隊員を加えて激戦地区からの脱出を図るイタリア製のコマンドアクション。監督は(ガンマン無頼)等のテッド・カプラン。

〇暴走警察 (NORTHVILLE CEMETARY MASSACRE) 【スピリッツ】と呼ばれるバイカーグループのメンバークリスは、ミシガン州の小さな町で恋人とささやかな結婚式を挙げようとするが、地元警察と揉め事となり、恋人が襲われてしまう。復讐を誓ったクリスは、悪徳警官相手に苛烈な戦いを挑むメナハム・ゴーラン率いるキャノンフィルム製作による、暴走族と警察官の戦いを描いたバイオレンスアクション。

〇熱い絆 (THE KEYS) フロリダでホテルを経営するジェイクは、地元で正体不明の暴力組織が地上げを狙っている事を知るが、そんな時、別れた妻と暮らしている息子二人と数年ぶりに再会する。初めは上手く行かない親子関係だったが、悪党一味がジェイクを脅かした時、父と子は、力を合わせて立ち上がるバイオレンスアクション。

〇オメガフォース (THE TERRORISTS) 保険金を騙し取る目的で、工場の経営者が、テロリスト組織に工場の爆破を依頼するが、爆破に失敗したテロリストは、市街地にある病院をジャックする。そして、対テロリスト専門の特殊部隊オメガフォースが出動し、苛烈な戦いを繰り広げるコマンドアクション。監督は、(デビルズ・ソード/ワニ人間の襲撃)の脚本家として知られるイマム・タントーイ。

〇レッドロック (WARDEN OF RED ROCK) 1910年アリゾナ、レッドロック刑務所長のジョンは、新しい囚人の中に、かつて馴染みのあるマイクの姿を見つける。近代化の波によって住む世界を失いかけていたマイクは、再びアウトローな世界を求めて命がけの脱獄を決行し、ジョンとの対決の時を迎える、ジェームズ・カーン、デビッド・キャラダイン豪華共演の西部劇アクション。

という感じになっております。
今回ご紹介させて頂いた作品も、今後の日本でのソフト化は厳しそうではありますが、中には本国でDVD化されている作品もあったりして、
素材は存在しているはずなので、なんとか、どこかの日本のメーカーでそういう作品を救済してもらいたいですね。
という事で、今回のエンディングテーマは、、、、
D-LOOP / Love me tender
🔶ちょこっと思い出🔶1997年代当時はエイベックスのアーティストが非常に勢いに乗っていた時期で、大人気だったCD(スーパーユーロビート)シリーズを皮切りに、ダンサブル、もしくはハイトーンボイスなアーティストが大人気でした。個人的には、D-LOOPのちょっと切ない感じの曲調にハマってしまいました。
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