皆さん、こんにちは、まぁくです。梅雨に入り、じめじめとした日々が続いていて、いまいち気分が上がりませんが、いかがお過ごしでしょうか。
そうは言ってもカンカン照りで気温がうなぎ上り、というのもまたそれはそれで、、、
さて、天気の事はさておき、先日また古いハリウッド作品を鑑賞しました。
タイトルは、、、
(2889原始怪人の復讐)です。
1967年のテレビムービーですが、内容的には核実験の爆発の影響で人類のほとんどが死滅してしまった未来、
ある渓谷にある邸宅で、地形の関係から偶然生き残った親子が、その邸宅に訪れる数名の生き残りたちと、
数日過ごしながら、なんとなく殺し合いに発展していく、というちょっとゆったりとしたSF作品です。
その場所は核の汚染がないので現在は問題ないけれども雨が降ると汚染が広まるので、死に至る可能性が高い、
という感じでなんとなく限定された空間でなんとなく時間制限のある中、サバイバル的な心理戦がメインとなっていく物語です。
とは言いつつ、予算の都合からか、時代の背景からか、設定に反して終末感は全く無く、
登場人物たちも物凄く普通の風貌で、コンビニに買い物に行くような雰囲気で登場し、合流後もプールで呑気に午後の一時を過ごす余裕もあったりしますので、
最初から最後まで、ゆったりとした時間が流れます。
お目当ての怪人は、一応放射能によってミュータントと化してしまった人、という事で少しだけ登場しますが、
物語の本筋とはほとんど絡みませんんので、ときどきおまけ映像的に姿が映るだけ、という登場の仕方となっています。
一応希望を残したようなエンディングとなっていますが、唐突過ぎて何が何だかよく分かりません。
特撮目当てですとちょっと厳しい作品ですが、まったりとした雰囲気ですので、睡眠導入映画としてでしたら、最適かとも思われます。
ご興味のある方は、睡眠時のお供にいかがでしょうか。
さて、ゆったりまったり映画(2889原始怪人の復讐)は現在でも気軽に鑑賞できる状況ですが、世の中にはVHSのリリースのみで、その後デジタル化に乗り遅れてしまった作品が沢山ある、
という事で今回の(未DVD化のレア作品)は、(アクション編其の三十)という事で、いつもの濃いめの作品を少しご紹介させていただきます。
それでは、まずは濃いメンのアクション派、ジョー・ララの主演作から、、
〇ターザン ニューヨークへ行く(TARZAN IN MANHATTAN) ジャングルで暮らすターザンが、ある日密猟者に母親代わりのゴリラを殺され、親友のチンパンジーを連れ去られてしまい、取り戻すために大都会ニューヨークにやってくる冒険アドベンチャー。主演はジョー・ララ、共演にジャン・マイケル・ビンセント、トニー・カーティスと非常に豪華なテレビムービー作品。ジョー・ララはその後テレビシリーズ(ターザンの大冒険)でもターザン役を演じています。
〇ホログラムマン (HOLOGRAM MAN) すべてがコンピューターによって制御される近未来、ホログラム刑を受けた凶悪犯が、偶然の事故によってホログラムの姿のまま世に放たれてしまう、という事件が発生し、その凶悪犯を捕らえるために敏腕刑事が駆け付ける、というSFポリスアクション。主演は(アメリカンサイボーグ)や(ターザン)シリーズ等のジョー・ララ。監督は(ターミナルフォース)等のB級作品専門リチャード・ぺピン。
〇バニシングエアー (BLACK OUT EFFECT) 突然の作為的な停電によって航空渋滞を起こし、墜落事故を引き起こしてしまった管制官と安全委員会調査官が、事件の裏に隠された陰謀を追う、サスペンス。主演は(恋しくて)のエリック・ストルツと(アンタッチャブル)等のチャールズ・マーティン・スミス。
〇チェッカードフラッグ (CHECKERED FLAG) 最高時速350キロのインディカーレースの世界を舞台に陰謀や恋の駆け引き等カーレーサーの活躍を描いたレースアクション・監督は(007)シリーズ5作を監督した巨匠、ジョン・グレン。
〇オートマティック2033 (AUTOMATIC) サイボーグ映画で有名なアルバート・ピュン監督と現在でも活躍中のアクションスター、オリビエ・グラナーという名作(ネメシス)(詳しくはこちら)コンビによる(ダイハード)系のSFアクション作品。
という感じになっております。
今回は昨年飛行機事故で亡くなったジョー・ララ作品が2作ありますが、特に(ターザンニューヨークへ行く)は、
その後、人気テレビシリーズ(ターザンの大冒険)へと続くきっかけにもなった作品で、代表作ともいえますので、なんとかDVD化してもらいたいところですね。
ジョー・ララ作品でいうとマイケル・パレ、デニス・ホッパーと共演した(ミッドナイトヒート)以外のほとんどが未DVD化作品ばかりなのですが、、、。
という事で、本日もお立ち寄り頂きありがとうございました。
↓先週ご紹介させていただいた未DVD化のレア作品↓
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まぁくさん、こんにちは。「あなたの知らないワゴンセールの世界」のS原です。
いつも「未DVD化レア作品シリーズ」を楽しみにしています。昔々、ぼくもレンタル店でバイトをしていたので、それなりにB級(VHS)映画のパッケージは観ているはずなのですが、このブログでは本当にレアなものを発掘(?)していて感心します。
ところで、今回紹介されている「オートマティック2033」ですが、これレーザーディスクを持ってました!映画自体はまあまあの出来で、妙に真面目なアンドロイドがでてくるとしか覚えていないですけど、たしかロボットのくせに顔が村上春樹に似てるんですよ・・・と思ったら、これはオリヴィエ・グラナーが出ていたんですね(笑)
この老け顔のアクションスターは、「インベイド」というB級映画にでていて、こちらのブログでも取り上げました。アクションはまあまあでしたが、内容はかなりお粗末でした・・・(苦笑)
追伸1:今回紹介されている「ホログラムマン」。いかにも90年代っぽくて面白そうですね。
追伸2:ぼくも「ダークマン」、好きです!リーアム・ニーソンといえば、「シンドラーのリスト」じゃなくてこっちですよ、こっち!(笑)
S原さん、こんにちは!いつもコメントありがとうございます!レンタル店でアルバイトされていたんですね!お仲間ですね!VHSの時代という事は『次回から巻き戻して、ご返却お願い致します』という台詞を何度もおっしゃられていたのではないでしょうか。私がご紹介させて頂いているVHSタイトルは、かなりなB級作品ばかりですので、あまりお勤めのお店では在庫としてなかったのではないでしょうか(笑)。それか、多分在庫としてあっても、全然貸し出されず、返却にもいかないので、ある事に気付かないような作品ばかりかもしれませんね(笑)。(オートマティック2033)レーザーディスク化されていたんですね!全然知りませんでした。それを所持されていたとは、流石ですね!私もDVDが主流になる前はレーザーディスクを所有していました。でもデッキが大きすぎるので棚に入らずに部屋の床に置いていました(笑)。オリビエグラナーはかなりのB級作品多いですが、(ネメシス)だけはかなりカッコ良く拳銃アクションが素晴らしいので、おすすめです。結構最近にTシャツ付きのブルーレイBOXが出ましたので買ってしまいました!(インべイド)もB級感漂う作品ですね。こういう作品は大好きですので、近いうちに鑑賞してみます!(ホログラムマン)はザ・B級作品です。こういう作品は最近では少なくなりましたね。リーアム・ニーソンは、ドラマも良いですがやっぱり(ダークマン)ですよね!あの暴走感がたまりませんでした!