未DVD化のレア作品【アクション編其の六十一】 - 元レンタル店店長まぁくのＢ級日常映画館

皆さんこんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。暖かくなったり、寒くなったりを繰り返している今日この頃ですが、

映画界では、一年間で一番寒かった映画に賞を強引に与えるゴールデンラズベリー賞が発表されました。

第45回ゴールデンラズベリー賞受賞作品

〇最低作品賞 （マダム・ウェブ）

〇最低監督賞 フランシス・フォード・コッポラ　（メガロポリス）

〇最低前日譚・リメイク・パクリ・続編賞 （ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ）

〇最低主演男優賞ジェリー・サインフェルド　（アンフロステッド：ポップタルトをめぐる物語）

〇最低主演女優賞　ダコタ・ジョンソン　（マダム・ウェブ）

〇最低助演男優賞 ジョン・ヴォイト　（メガロポリス）、（レーガン）

〇最低助演女優賞　エイミー・シューマー　（アンフロステッド：ポップタルトをめぐる物語）

〇最低スクリーンコンボ賞 　ホアキン・フェニックス＆レディー・ガガ　（ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ）

〇最低脚本賞 （マダム・ウェブ）

〇名誉挽回賞　（The Last Showgirl）

結果的には（マダムウェブ）と（メガロポリス）と（ジョーカー2）が、今回の最低映画に選ばれて、後は適当な比率で振り分けた感じでしょうか。

勝手に選んで勝手に賞を与えて、くさしてるだけなので、選考の基準が良く分かりませんが、皆が知っているようなある程度の規模の映画の中で、

有名人が参加してそれなりの話題があるにも関わらず、選考している人ががっかりした映画、ぐらいのザクっとした基準だと思います。

個人的には、日頃から低予算な作品ばかりを好んで鑑賞していると、今回の受賞作品がアカデミー賞受賞作品ぐらいに思えてしまいます、、、。

コッポラが受賞してしまった（メガロポリス）は、監督自身が辛辣な返答メッセージを出す程の入魂の作品という事のようなので、逆に鑑賞したくなりますが、

現在では日本公開は未定との事なので、その出来栄えが、さらに気になってしまいます。

できれば配信でも良いのでいつか観てみたいですね。

さて、ラジー賞受賞作品は、良くも悪くも印象に残り、後世に語り継がれていきますが、世の中にはVHSからDVDへの移行期に、

DVDリリースされなかったがために、忘れ去られようとしている作品が沢山存在する、という事で、今回の【未DVD化のレア作品】は、

【アクション編其の六十一】と題しまして、今鑑賞してもワクワクドキドキの作品を少しご紹介させて頂きます。

それでは、アカデミー賞受賞俳優リー・マーヴィン主演のアクションサスペンス作品から、、、

〇裏切り鬼軍曹 (SERGENT RYKER) 日本劇場公開作。朝鮮戦争の戦闘時に、猛火を潜り抜けて38度線を越えて自軍基地へと帰還した鬼軍曹ライカーだったが、帰還するなり反逆者として逮捕されてしまう。上官から秘密任務の命令を受けていたライカーだったが、上官は戦死し、ライカーの任務を証明できる者はいなかった。軍事裁判にかけられたライカーは、若い大尉と共に自身の無実を訴える、法廷サスペンスと戦争アクションを融合した（ハンター）等のバズ・キューリック監督、リー・マーヴィン主演作品。

〇スタントマン (STUNT MAN) 事件を起こして警察に追われる主人公が、逃亡中に偶然、戦争映画を撮影中のクルーに遭遇し、スタッフに紛れ込んでいると、何故かスタントマンとして認められ、狂気がほとばしる監督に操られて行く、映画製作の現場を描いた異色のアクションドラマ。アカデミー賞で監督賞、主演男優賞、脚本賞ノミネート作品。ピーター・オトゥール主演。

〇ミュウミュウの女刑事 (la femme flic) 少女売春事件を担当する事になった女性警部補コリーンは、早速捜査を開始するが、捜査過程で街を牛耳る権力者へと行き当たった事で、圧力がかけられ刑事の職を解雇されてしまう。しかし、犯罪を許さないコリーンは、単独での捜査を開始する（読書する女）でブレイクしたミュウ・ミュウ主演のポリスサスペンスアクション。

〇爆走！コンボイウーマンウィラ (WILLA) 夫は出て行き、二人の子供とアル中の母親を抱え、自身は恋人との子供を妊娠中のウィラは、かねてからの夢だったコンボイトラッカーになる決心をする。しかし、ふとした事から悪漢達に追われる身となったウィラは、18輪トラックを運転し、痛快に悪党と渡り合う、女性主人公のカーアクションドラマ。