皆さんこんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。
さて、早速ですが、10月7日より香港映画ファンの方必見の香港映画が公開されます。
タイトルは、、、
(七人楽隊)です。
ジョニー・トー監督の呼びかけによって、集結した7人の監督が、1940年代から始まって2000年までの時代をそれぞれ年代(10年ごと)に担当し、
香港を舞台とした10分ほどのノスタルジックな物語を描き出す、というオムニバス作品となっています。
しかも、その監督や出演者が凄まじく、監督としてサモ・ハンキンポー、アン・ホイ、パトリック・タム、ユエン・ウーピン、ジョニー・トー、ツイ・ハーク、そして本作が遺作となったリンゴ・ラム、
出演者として、サモ・ハンキンポー、ユン・ワー、ティミー・ハン、フランシス・ン、サイモン・ヤム、ツイ・ハーク、チョン・タッミン、ラム・シュー、ローレンス・ラウ
と、豪華すぎるメンバーで、古き良き香港を描き出しています。
全編35mmフィルムでその時代の美しい香港を撮影する、という以外は制限なく、自由な発想で製作されたようですので、
それぞれの監督の独自の香港のとらえ方の違いなども楽しめそうです。
同配給会社では近年秀作のドラマ系香港映画が積極的に配給されていて素晴らしい事なのですが、残念ながら(人生の運転手~明るい未来に進む路)や(ホアジャオの味)等の
秀作が劇場公開から結構立ちますが、ソフト化どころか配信さえされる気配がありません。
(淪落の人)(詳しくはこちら)は公開から2年経過して先月やっとDVD化されました。
個人的には(淪落の人)も素晴らしい作品でしたが、(ホアジャオの味)も大変素晴らしく、何度も観たくなるぐらいに完成度の高い作品でしたので、
なんとかソフト化して頂きたいところですが、流石に劇場公開から時間が経過してしまうと(淪落の人)のように奇蹟的なソフト化の期待もちょっと、薄くなってしまいます。
ですので、10月に公開される(七人楽隊)も同じような流れが予測できてしまいますので、昔からの香港映画ファンの方で、
気になる、と思われる方は、もしかすると本作を観る機会はこのタイミングしか無いかもしれませんので、是非この機会に映画館で鑑賞される事をお勧めします。
↓(七人楽隊)の公式サイトはこちら↓
映画『七人樂隊』公式サイト – 香港を代表する七人の監督による“香港七重奏” (musashino-k.jp)
さて、(ホアジャオの味)のソフト化も危ぶまれますが、世の中にはVHSバブル期にソフト化されたものの、
その後のデジタルソフト化の波に乗り遅れてしまって、そのまま忘れ去られようとしている作品が沢山存在する、
という事で、(未DVD化のレア作品)、今回は(アクション編 其の三十三)という事で、例によって濃いめの作品を少しご紹介させていただきます。
それでは、まずは劇場公開もされたイタリア製のトンデモB級活劇から、、、
〇怒りのタッチダウン (THE LAST MATCH) 日本劇場公開作品。アメフトチームの花形プレーヤーの娘が南米の某国で不当逮捕拘留された。早速現地に向かう主人公だったが、あまりの不当な法律にらちが明かないため、チームのメンバーを連れて、実力行使で娘の奪還を決意する、という荒唐無稽なアクション。チームはボールに爆弾を詰めて、キックを決め、ユニホームのままマシンガンで戦います!キャストはアーネストボーグナインにヘンリーシルバ、そして監督はラリー・ラドマンという(マンハンター暴虐の銃弾 )のトリオ作品。
〇クラッシュダウン (EDGE OF HONOR) 野外訓練を兼ねてキャンプに訪れていた少年たちが、偶然武器密売グループの取引現場を目撃してしまい、テロリストたちの人間狩りに合う、という少年少女を主人公とした物語としては攻めたハードアクション作品。主演はまだ、ティーン人気のあった時期のコリー・フェルドマン。
〇ハリウッドコップ (HOLLYWOOD COP) 日本劇場公開作品。ハリウッドを牛耳る闇組織に立ち向かうため、はみ出し刑事とズッコケ刑事がバディを組んで、決死の戦いを挑むバディポリスアクション。
〇ザ・バンカー薔薇の殺意 (THE BANKER) 日本劇場公開作品。ロサンゼルスの町を賑わす連続殺人事件の犯人は、昼はやり手の銀行家、夜は都会のジャングルの狂気のハンターだった、というサスペンスアクション。ロバート・フォスター等渋めのキャストが光ります。
〇ショウダウン (SHOW DOWN) (ライオンハート)、(帝王伝説)等の格闘系作品で有名なスタッフが製作し、【ビリーズブートキャンプ】で有名なビリー隊長ことビリー・ブランクスが主人公の師匠役として空手を指導する格闘アクション作品。でも、主役は高校生役のケン・スコットの方です。ビリー版(ベストキッド)という感じの作品。
という感じになっております。
今回ご紹介させていただいた作品の中も、なかなかDVD化は厳しそうな作品ばかりですが、超個人的には、
劇場公開もされた90年代のB級アクション感満載の無茶苦茶アクション(怒りのタッチダウン)なんかも、
年代事に区切った未DVD化ばかりのシリーズなんかが展開されればそれなりに売れそうな気がしますが、どうでしょうか。
(ネメシス)やフランク・へネンロッター監督の(フランケンフッカー)等もブルーレイ化されるぐらいですので、なんとかソフト化してもらいたいですね。
という事で、本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。
↓先週ご紹介させていただいた未DVD化のレア作品↓
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まぁくさん、こんにちは。
「あなたの知らないワゴンセールの世界」のS原です。
今回のチョイスは、渋すぎでしょう~!このコーナー大好きなんですが、どんどんマニアックになっていくのが分かって楽しいです。最初は半分くらい知っているタイトルだったのが、いまやほとんど知らないビデオばっかり……一体どこまでいくのでしょうか?すごく楽しみです(笑)
今回は「怒りのタッチダウン」のパッケージで決まりでしょう!
これはハリケーンマックス級ですよね。UFO戦士ダイアポロンみたいで大笑いしました。しかも、設定がもう馬鹿の極致というか、いや最高に好きなんですけどね。
ビリー隊長もいろいろとZ級映画を中心に出演してますねえ。何本か観たような気がしますが内容は思い出さず、まったく面白くなかった苦い記憶しかありませんが……
これからもハリケーンマックスな作品の紹介を楽しみにしています!
あーそうそう。こちらのブログでカーペンターを取り上げたんですが、そのときの記事の仮想読者はまぁくさんをイメージして書きました。だって、まぁくさん、お好きでしょ?「ゼイリブ」(笑)
https://talksessionyands.hatenablog.com/entry/2022/08/19/003000
S原さん、こんにちは、いつもコメントありがとうございます!(怒りのタッチダウン)は内容もさることながら、邦題も見事ですよね!(怒りの~)や(地獄の~)や(愛と復讐の~)は鉄板ですね!ハリケーンマックスです!ビリー隊長の映画も最近は見なくなりましたね。ビデオバブル期には結構主演作があったはずですが、やはりあまりDVD化はされていない、という不遇ぶりです、、、。また機会がありましたらビリーの未DVD化作品もご紹介させていただきたいと思います!あと、ブログ拝見させていただきました!会話のやり取りが軽妙で面白いですね!(ゼイリブ)は私も大好きで、物凄く世紀末的な状況になっているのに、なんとなく緩やかなムードに包まれている、何とも言えないジョン・カーペンター独特の世界観がクセになる作品でした!これからも拝読させていただきますので、愛すべきB級作品のレビュー、楽しみにしています!