皆さん、こんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。寒さが厳しくなってきました。映画館には涼みに行く感覚もあったのに、いつのまにか温まりに行っています。
さて、先日古い邦画の特撮作品を鑑賞しました。
タイトルは、、、
(フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン)です。
ドイツの科学者によって生み出された永遠に生き続ける心臓を、死なない兵士を創るために利用しようと略奪した旧日本軍によって、広島に持ち込まれ、
終戦後、その心臓によって生み出された人造人間フランケンシュタインをめぐる科学者と人間たちの攻防を描いた特撮アクション作品です。
本多猪四郎監督、円谷英二特技監督、高島忠夫、水野久美、佐原健二等出演の超大作です。
日米合作で製作された作品で、舞台も広島から始まり、岡山、兵庫、大阪、滋賀、とフランケンシュタインの移動と共に舞台も移っていく、全国規模の作品になっていて、
その土地それぞれでのフランケンシュタインの活躍が描かれています。
これが、ある意味ロードムービー感もあって、作品の規模を大きくしています。
で、怪獣たちのスケールもゴジラの半分ぐらい、というリアルに恐怖感を感じるサイズになっていて、それに合わせてミニチュアも大きめになっていたりして、
特撮作品ながらも、ただの怪獣映画に終わっていないところが、本作の魅力の一つとなっています。
年齢問わずに楽しめる作品となっていますので、機会がありましたら、ご鑑賞ください。
さて、(フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン)は古い作品ながらも、今現在でも気軽に楽しめる環境にありますが、
世の中にはVHSのみの発売で終わってしまい、その後人の目に触れる機会がなくなってしまっている作品が無数にある、
という事で(未DVD化のレア作品)、今回は(アクション編其の十六)という事で、またしても濃いめの作品をご紹介したいと思います。
それでは、まずは、(超人ハルク)の筋肉俳優ルー・フェリグノ主演のポリスアクションから、、
〇クライムフォース (CRIME TASK FORCE) (マニアックコップ)、(レッドスコルピオン)などのシャピロ・グリッケンハウス製作によるポリスアクション作。主演はテレビシリーズの(超人ハルク)役でお馴染み、ルー・フェリグノと(類人猿ターザン)のマイルズ・オキーフ。麻薬組織撲滅のために二人のはみ出し刑事が大暴れする、というB級アクションファン向けの作品。
〇マドンナコップ (FEDS) (ゆりかごを揺らす手)などのヒール役でお馴染みレベッカ・デモーネイが主演したコメディアクション。FBI養成所で巻き起こる騒動を描いたコメディで、VHS発売当時は女性版(ポリスアカデミー)的な宣伝の仕方をしていたようです。製作総指揮は(ゴーストバスターズ)のアイバン・ライトマンなので、一流のコメディ作品ですね。
〇キツイ刑事 (REAL MEN) (レッドヒート)でシュワルツェネッガーの相棒を演じていたジム・ベルーシが再び捜査官役を演じたバディポリスアクション。政府の重要人物の替え玉として選ばれた保険屋を連れていく任務に就いたCIA捜査官と保険屋の珍道中を描いたドタバタ珍道中。しかも、その任務が実はエイリアンと地球壊滅の危機に関わる任務だった、というスケールの大きな物語。
〇キング・オブ・ハーレー (BEYOND THE LAW) チャーリー・シーン主演のバイクアクション。犯罪を取り仕切る極悪ハーレー軍団に潜入捜査を開始した捜査官が善悪の境を越えていくアウトローの生きざまを描いた物語。(プラトーン)、(ウォール街)、(ホットショット)と人気絶頂だった時期のチャーリー・シーンは輝いています。
〇ロードレーサーズ (ROADRACERS) (フロム・ダスク・ティル・ドーン)(デスペラード)のロバート・ロドリゲス監督、(スクリーム)などのデビッド・アークエット主演、(デスペラード)(エターナルズ)(エヴァリー)(詳しくはこちら)等のサルマ・ハエック共演の青春アクションドラマ。アメリカの田舎街で、やりきれない毎日を過ごす若者が、何物にも捕らわれまいとする生きざまを描く作品。今となってはスタッフ・キャストがかなり豪華ですね。
〇ダークテリトリー (CHUCK NORRIS IS WALKER TEXAS RANGER/WAR ZONE) チャック・ノリス主演のテレビシリーズ(テキサスレンジャー)シリーズの中の1作。ピエロのマスクを被った強盗集団に親友を殺された主人公ウォーカーが、親友の子供たちの父親代わりとなりながら激しい復讐心を燃やす物語。いつものノリスアクションが炸裂します。
〇ワイルドブラッド NY市警VSマフィア (OUR FAMILY HONOR) (ダイハード)(エイリアン2)などのローレンス・ゴードン製作総指揮による話題作。かつて幼馴染だった二人の男が、警察とマフィアのボスとして激しい争いを繰り広げるようになり、やがてその争いにお互いの家族も巻き込まれていく、という対立する二つの家族を描いた作品。
〇ウルフの掟 (STREETS OF JUSTICE) 愛する妻と息子を街の悪党に殺された主人公が、法で裁けぬ悪党に自ら制裁を加えていく、チャールズ・ブロンソンの(狼よさらば)を彷彿とさせるビジランテ作品。主人公に寄り添う刑事を(オーバー・ザ・トップ)などの名優ロバート・ロッジアが、検事役を(エイリアン2)(スーパーマリオ魔界帝国の女神)(詳しくはこちら)、(ディレイルド脱線)(詳しくはこちら)などのランス・ヘンリクセンが演じています。
〇マーチン・シーン/アルバート・フィニーの大強奪 (LOOP HOLE) タイトル通りチャーリー・シーンとアルバート・フィニーが豪華に共演した犯罪サスペンス。ロンドンの地下を掘り進め、世界最大の銀行強盗に挑んだプロの犯罪組織のボスと、スカウトされ仲間に加わった一級建築士の人間ドラマを軸に意地と誇りを懸けて作戦成功を目指した男たちのドラマ。
〇レディスコルピオン2 (FATAL JUSTICE) マーティン・シーン一家のジョー・エステべス主演の特殊コマンドVS敏腕女性ヒットマンを描いたバトルアクション作。度重なる意見の食い違いから上層部より抹殺命令が下ったCIA職員に、刺客としておくられた女性ヒットマンが実は生き別れた娘だった、という奇跡みたいな運命の物語。
という感じになっています。
今回の作品の中では、VHSリリース当初人気絶頂だった、チャーリー・シーンの(キング・オブ・ハーレー)などは、話題性も人気もありましたので、
何故未だにDVDが発売されていないのか疑問なぐらいですが、衛星放送や、配信などでは今でも鑑賞できますので、最近になって鑑賞された方もいるのではないでしょうか。
こういう作品が配信で気軽に見れるのは非常に嬉しい事ですが、逆にいうと、もう今後のソフトのリリースはない、という事も言えてしまえそうですので、
パッケージソフトに愛着のある世代としては、ちょっと複雑ですね、、、。
(キング・オブ・ハーレー)の豪華版ブルーレイ、なんて発売されれば、速攻で買ってしまいそうなのですが、、、。
という事で、本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。
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