皆さん、こんにちは、まぁくです。いかがお過ごしでしょうか。いよいよ緊急事態宣言も明けましたが、どうなるのでしょうか。明るい話題ではありますが、やっぱり不安も大きいですね。
とりあえず、コロナに関しては特に状況が好転しているわけではないので、これからも十分注意が必要そうですね。
さて、先日、いよいよ待ちに待った(機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ)が公開されましたので、早速鑑賞しにいってきました。
個人的には前作の(機動戦士ガンダムNT)の世界観に正直ついていけなくなってしまいましたので、今後その路線で物語が展開していくのなら、
いつか新作を見なくなる日が来るのか、と思ってしまうような展開でした。超個人的な感想ですが。
で、今回の新作に関しては、数十年前に原作を既に読んでいた、という事もあり、ナラティブガンダムとは違ったガンダム世界が堪能できると思って期待して待つこと1年、、。
やっと鑑賞出来たわけですが、長い間待って、ついに鑑賞出来た今の感想は、
ズバリ、これぞ、見たかったガンダム最新作!といった感じでした。
ファーストガンダムから受け継がれてきた世界観を、完全に最新の技術で蘇らせた、本当の意味で、見たかったガンダム最新作ですね。
ファーストガンダムの物語は、ユニコーンガンダムの最終話で、それぞれの因縁話もしっかりと完結しましたので、正直今回の新作も蛇足では?とも少し思っていたのですが、
本作は、基本的には前作のその後を描きつつも、完全にハサウェイ・ノア目線で、少し外伝的な側面のある物語ですので、特に蛇足感もなく、ファーストガンダムの世界観が自然に描かれていました。
しかも今回は、割とモビルスーツ戦以外の部分もしっかりと描かれていて、今後の展開に繋がるような重要な前振りを多く含むような物語が描かれていますので、
今後公開されるであろう続編の物語への期待も非常に膨らむ内容となっていました。
で、期待のモビルスーツ戦は、非常にテンポ良く、後半からクライマックスにかけて大迫力で描かれています。
それも、ニュータイプ的なエスパー合戦のような非現実的な戦闘ではなく、あくまでファーストガンダムの流れをくむリアルな迫力のあるモビルスーツ戦となっていますので、
古くからのファンも、新しい年代のファンも、両方見れば、かなりアドレナリンがMAXになるような、ド迫力な戦闘シーンとなっていました。
このドラマとアクションのバランスの良さと、テンポの良さがありますので、昔からのガンダムファンの方は勿論ですが、
前作でちょっと挫折してしまった方も、今回は十分楽しめる内容となっていますので、機会がありましたら、是非ご鑑賞ください。
個人的にはかなり楽しめましたので、ブルーレイ発売時には是非購入したいと思います。
さて、ガンダムは79年に初放映されて以来、何度も新作が製作され、今現在でも途切れる事なく、愛され続けている作品ですが、
世の中にはVHSはリリースされたものの、その後DVD化もされずに忘れ去られようとしている作品が沢山存在します。
という事で、(未DVD化のレア作品)、今回は前回に引き続き(アクション編 其の九)という事で、また濃いめの作品を少しご紹介したいと思います。
それでは、まずは、懐かしのアイドルスター、コリー・ハイム主演作品から、、、
〇ローラーボーイズ (ROLLERBOYS) 懐かしの青春アイドル、コリー・ハイム主演のローラーブレードアクション。近未来、経済は崩壊し、街は親に見捨てられた孤児達がギャング団を気づいて牛耳っていた、という少年漫画風の世界観。コリー・ハイムはギャング団に潜入して幼馴染でもある、ギャングリーダーと激突する、という90年代初頭の香りのする物語。共演はパトリシア・アークェット。青春アクションですね。
〇核弾頭メデューサ (MEDUSA`S CHILD) ジョン・J・ナンス原作のベストセラー小説を映像化したテレビムービー作品。科学者が政府への復讐のために自身で開発した核弾頭メデューサを旅客機の貨物室に忍び込ませ、制御不能にする、という航空パニック作品。主演は(生きてこそ)などのヴィンセント・スパーノ。また、米国大統領役をほとんど専門ぐらいに演じているマーティン・シーンがまたも熱演。
〇標的の罠 (CENTER OF THE WEB) B級娯楽作品専門スター、ロバート・ダビ主演のサスペンスアクション。殺人の寝れ衣を着せられた主人公が逮捕され、釈放の条件に、ある事件の暗殺犯になりすますように強要される、といういきなり八方塞がりな展開の作品。共演はまさかの名優、トニー・カーティス、ボー・ホプキンス、チャールズ・ネイピアという豪華すぎる顔ぶれ。でも主演はロバート・ダビですけど。
〇ストリンガー (STRINGER) ストリンガーと呼ばれる特ダネカメラマンを主人公に、命がけで事件を追うカメラマンたちを描いたサスペンスアクション作品。(ミクロコップ)などのB級専門スター、ティム・トマーソンが出演していますが、ゲストでまさかの(スティング)、(弾丸を噛め)などの名女優、サリー・カークランドも出演しています。因みに、VHSジャケットの宣伝文句は、【必殺のレンズが、狂気のブリットにズームイン!】
〇タワー (THE TOWER) コンピュータでの管理化が進んでいた1990年代。ついにビルもハイテクAIによる管理化が進み、全ての制御をコンピューターが行う超ハイテクビルが出現していた。主人公が務める会社が入っているビルもAIで管理されていたが、ある日、IDカードを少し傷つけてしまっただけで、有害物だと排除されそうになる、という、サスペンスアクション。流石にそんな事で、とんでもない誤作動してしまうようなシステムは、ハイテクとは言えないような気がしますが、、。90年代の雰囲気を感じられるサスペンスアクションです。この作品、VHSレンタルリリース時期には、意外に人気だったのを記憶しています。
〇トムベレンジャーのエスピオナージ・エクスプレス(IN THE COMPANY OF SPIES) (山猫は眠らない)のトム・ベレンジャーが、CIAのエリートに扮して、核ミサイル武装計画の陰謀を暴くためにチームで戦う、というスパイアクション作品。共演は(タイムコップ)などの名優ロン・シルバー。監督は(クリミナルマインド)などのテレビシリーズを多く手掛けるティム・マシスン。
〇ファイナルラウンド (FINAL ROUND) (コブラキラー)シリーズなどの、B級アクションスター中で随一の濃いメン、ロレンツォ・・ラマス主演の格闘技アクション。巨大な倉庫に獲物となる人間を一人入れ、5人のハンターがその獲物をハントする、という人間狩りの模様を、特権階級に中継する、というどこかで見かけたような、物語を、さらにその獲物の選定が、格闘技の達人に偶然当たる、というこれまた、どこかで見た事のある作品。
〇ルーフトップ (ROOFTOPS) まさか、まさかの(ウェストサイド物語)(サウンド・オブ・ミュージック)のミュージカル映画の巨匠ロバート・ワイズ監督による、ダンスシーンも盛り込んだ青春ミュージカル風味のアクション作品。街を牛耳る麻薬組織と、その街で暮らす若者とのヒロインを懸けた戦いを描いてます。基本はアクション作品ですが、ロバート・ワイズ監督らしい音楽へのこだわりとダンスシーンは印象に残る作品。
〇トラブルボーダー (MASTERMINDS) 私立の小学校を武装占拠した謎の集団。ハイテク設備の整ったその学校の奪還は、偶然居合わせたハッカー少年に託された、という小学生版(ダイハード)そのままなアクション作品。武装集団のボスを演じるのは、まさかのプロフェッサーXことパトリック・スチュワートが、珍しく悪役を演じています。監督は後ほどジョン・トラボルタ主演の(バトルフィールドアース)でラジー賞を獲得することになるロジャー・クリスチャン監督。まだ、このころは楽しく映画製作していたような作風ですね。
〇アルティメット・マシーン (HEATSEEKER) B級サイボーグ映画の帝王、(ネメシス)のアルバート・ピュン監督が、実写版(北斗の拳)で微妙な評価を得ている動ける男、ゲイリー・ダニエルズを主演に迎えて製作した、相変わらずのサイボーグ格闘アクション。内容はいつものサイボーグものですが、本作のVHSリリース時には、総合格闘技K-1の人気が最高潮に達していた時期で、作品に関係なく、【初代タイガーマスク、佐山聡氏大絶賛!!究極のリアル・ファイト!このアクションは驚異的だ!】というコメントが唸り、主演のゲイリー・ダニエルズよりも目立つ位置に写真がデカデカと配置される、という当時の時代を感じさせるデザインとなっています、。本当に見たのか?
という感じになっています。今回の中では名匠ロバート・ワイズ監督の青春アクションなど、全盛期の作品に比べると極めて知名度は低いですが、
恐らく劇場用の映画作品としては、(ルーフトップ)が最後の作品ですので、なんとかDVDだけでも発売されれば、それなりに購入するファンもいそうな気もするのですが、、。
やはりこの80年代中盤から90年代中盤ぐらいにVHSで発売された作品は、DVD化が進んでいたバブル期でも、中途半端に旧作だった、という事と、
プラスして有名監督が製作していても知名度が低い作品は、DVD化されることなく、忘れ去られている作品が多いですね。
という事で、今後もまたDVD化から漏れてしまった残念な作品(面白くないという意味ではなく)を、ご紹介していきたいと思いますので、
またお立ち寄り頂ければ嬉しいです。
という事で、本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。
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