こんにちは、まぁくです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。毎日体温並みの暑さが厳しいですね。今週中は暑さが続きそうな予報ですが、涼しくなる日を汗をかきながら指折り数えて待つしかなさそうです。なんか冷房ばかりだと冷えすぎるんですよね、、。贅沢な感じですが、、。
さて、レンタル店での夏の人気ジャンルといえばサメパニック。
これは、もう鉄板でベタですが、毎年のように人気が集中します。
かといって冬に人気がなくなるのか、といえばそうでもなく割と一年中人気はあります。
夏場はそこにプラスして人気が集中する、という事ですね。
正直内容的には、ゾンビものと同じでどれも似たような内容が多いのも事実です。
流石にこれだけ、作品が無数に製作されれば、それもしょうがない事ですが、中にはB級ながらも他と一緒にするにはもったいないような優れた作品もあったりします。(たまにですが、、)
ちょっと、そんな作品を振り返ってみますと、、
〇ジョーズシリーズ サメパニック作品の元祖。スピルバーグ監督がいなければ後のサメパニックジャンルは無かった記念碑的作品
〇ディープブルーシリーズ レニー・ハーリン渾身の作品。遺伝子操作で知能指数が上がったサメの群れを成した攻撃。意外な人物が生き残る。シリーズ継続中。
〇ロストバケーション ジャウム・コレットセラ監督の傑作。ブレイク・ライブリー主演の戦うヒロイン対サメ。ほとんど一人芝居。
〇シャークナイト デヴィッド・R・エリス監督の遺作。3D作品だが、日本では2D公開のみが残念な作品。46種類のサメが登場。でも画面にはそんなに映らない。
〇海底47mシリーズ 1と2に物語上の繋がりなし。1はラスト以外は楽しめます。2はずっと楽しめます。2はお薦めです。
〇megザ・モンスター ジェイソン・ステイサムVS絶滅したはずのメガロドンが熱いアクション作品。ステイサムはいつも通りのステイサムです。
〇ビーチシャーク 水陸両用サメ登場。もう、それをやってしまうと先はありません。でも、良く考えたら行動範囲が少し広くなっただけのような気も、、。
〇オープンウォーターシリーズ 低予算で製作され大ヒットした衝撃の実話。撮影には本物のサメで撮影を行った。1と2に物語上の繋がりなし。
〇ケージダイブ いつかあると思っていたサメパニック+POV撮影もの。ケージダイブ中にサメに襲われた犠牲者のカメラから見つかった映像、という設定。
〇パニックマーケット 大洪水の被害を受けたスーパーマーケットに取り残された人々の生死をかけた脱出劇。店内には高圧電線が垂れ下がり、水中にはサメが泳いでいる、という全部乗せ娯楽作品。
〇鮫の惑星シリーズ ウォーターワールドのように温暖化の影響で地球の98%が海で覆いつくされた世界でサメと地球の覇権をかけて戦う人間たちの物語。
〇デビルシャーク 悪魔が憑依したホオジロザメVS悪魔祓いエクソシストという、さっき思いついたような設定のオカルトサメパニック作品。
〇シャークネードシリーズ サメ+竜巻というトンデモB級テイストにアイアン・ジーリング、タラ・リード、デビッド・ハッセルホフ、ドルフ・ラングレンと回を重ねるごとにキャストも内容も盛り上がるB級魂溢れる作品。6はまさかの劇場公開作品、しかも4DXに。
〇ゴーストシャーク 人間に殺されたサメが復讐のためにゴースト化し、風呂やバケツ、コップの中等、水があればどこでも出現する、という、もはやサメである意味がないようなサメパニック作品。
〇シャークインベニス 懐かしのスティーブン・ボールドウィン主演作。サメ映画+宝探しアドベンチャーもの。ベニスの美しい街並みも割と楽しめる作品。
〇キラーシャーク殺人鮫 厳密に言うとサメではなく、サメと人間のヒューマノイドが襲ってくる作品。ウィリアム・フォーサイスと懐かしの(死霊のしたたり)ジェフリー・コムスなんかが出てます。
〇ヘッドジョーズシリーズ ダブルヘッドから始まり、何故かフォーを飛ばしてしまった、いい加減すぎる、一応シリーズ。物語は繋がっていないような気がしましたが、もしかしたら何作かは繋がっているかもしれません。でも、何作目から観ても特に問題ありません。
〇メガシャークシリーズ とにかく巨大なサメと同じぐらい巨大な何かが毎回戦う、育ち盛りの男の子が考えたようなサメパニック作品。何作かは物語的に少し関連あったような気がしましたが、どれを観ても同じです。
〇シャークトパスシリーズ 軍が開発したサメとオクトパスを合成した生物シャークトパスと戦う主人公たち。一応物語設定は1.2.3と続いていますが、どれから観ても同じです。3にはキャスパー・ヴァンディーンが主演してます。懐かしいですね。
〇レッドウォーターサメ地獄 ルー・ダイヤモンド・フィリップスとクリスティ・スワンソン共演の意外に豪華キャストのソニーテレビジョン製サメパニック。ジョーズへのオマージュシーンもあるしっかりした作品。
〇シャークプリズン鮫地獄女囚大脱獄 女囚もの+サメパニックという、絶対に男性が考えたトンデモ作品。懐かしのトレイシー・ローズなんかも出ています。完全にお色気要因ですね。
〇ホワイトシャーク エクストリーム撮影で出かけた若者の乗った飛行機が墜落した海域は、サメが大挙する場所だった、という設定の作品。
〇ランドシャーク丘ジョーズの逆襲 チープさでは群を抜いている文化祭レベル作品。着ぐるみで表現するマーク・ポロニア監督の凄まじさ。邦題も凄まじいです。
〇ハウスシャーク こちらも着ぐるみサメが活躍する、トンデモ作品。足が見えてます。ここまでくると、気持ちを切り替えて鑑賞すれば、それなりに楽しめます。
〇シャークアタックシリーズ キャスパー・ヴァンディーン主演、アヴィ・ラーナー、ダニー・ディンポート製作のちゃんとしたサメパニック作。ディープライジングは同じ製作者の続編。でも主人公は違います。
〇シャークアタック!! ここへきて、タイトル被ってる、と思ったら、!!とびっくりマークが付いていました。
〇処刑鮫 ドルフ・ラングレンVSサメ、かと思いきや、やはり女性主人公がメインで活躍する作品のお助けマン的な、いつもの定位置に落ち着いているドルフ作品。
〇シンジョーズ 核実験の影響で変異したサメに襲われる作品。シン・ゴジラ公開時の便乗タイトル。一応核実験の産物という大筋の内容はシン・ゴジラと同じといえば同じですが、、。バーチャルウォーズなどで一時期人気のあったジェフ・フェイヒーが出てます。
〇ピラニアシャーク ピラニア+サメのアイデア一発作。ピラニアシャークのサイズがめちゃくちゃ小さかったり、普通の魚レベルに大きかったり、設定が適当です。エイリアンネイションのテレビ版やワイルドタウン2と3に出ていたケビンソーボとかが出てます。
〇ロボシャークVSネイビーシールズ ロボシャークがSNSを通じて少女と交流する、という今風?な展開がとても大人が考えたとは思えない、凄まじい作品。
〇アイスジョーズ 雪山のスキー場にスカッカムという精霊がサメの形となって蘇り人々を襲う、という設定が、何一つ説得力のない物凄いアイデアの作品。
〇シャークショック デンキサメVSシャークネードにも出演していたタラ・リード、なサメファン向けの作品。意外にちゃんとしたストーリーになっています。
〇シャークキラー サメパニックというより、サメも登場するアクション作品。ダークマンの続編やハムナプトラに出ていたアーノルド・ボスルーなんかも出てます。
〇ディノシャーク 1億5千年前に絶滅したはずの古代ザメ(ディノシャーク)はどちらかと言うと、サメというよりクロコダイル的な怪獣みたいな感じなので、サメとはちょっと違うような、、。
など、挙げだしたらきりがないぐらいに増殖しつづけています。
しかも、もうどれを鑑賞したか、はっきりわからなくなるぐらい同じイメージの作品群です。
もう、アイデアも出し尽くして、サメ+〇〇という感じの安易な思いつき作品も多く、本当の意味での内容で勝負する作品というのは、全体の絶対数からすれば、非常に少ないです。
恐らく、サメと人が一緒にいるだけでサスペンスが成立してしまうくらいなので、製作しやすい、というのが大きな理由だと思います。
逆に容易に製作できるからこそ、しっかりと製作されている作品は、その出来が際立つのも事実だと思います。
まだまだ、夏後半にむけて、暑い日が続くと思いますので、物凄い大漁の作品群の中から個人的ベストサメ映画を見つける鑑賞方法も、気分だけでも涼しくなって良いのではないでしょうか。
それでは、本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました。
暑い中、適度な水分補給に気を付けて、乗り切っていきましょう。
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