お薦め度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
(エージェント・マロリー)の美しすぎる格闘家ジーナ・カラーノ主演による、終末世界で生きる賞金稼ぎのバトルアクション!!鉄拳炸裂します!!
作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介するのは、元本物の格闘家、ジーナ・カラーノが主演した近未来アクション作品です。
それでは、まずはあらすじから、
地球温暖化のよる気候変動などで、荒廃した近未来。そこに生きる賞金稼ぎゲイジ’(ジーナ・カラーノ)は、妹を殺され、その復讐のために荒野を旅する。
旅の途中で立ち寄ったある町で、そこを牛耳る悪党ジャクソンに目を付けたゲイジは、ギャングの世界で有名な人物になりすまし、ジャクソンの組織に潜入する。
次第に明らかになっていくジャクソンの強行に、かつて妹が襲われた時の記憶が蘇り、仇とジャクソンが重なっていく、、!?
(エージェントマロリー)や(ブライドウェポン)、(デッドプール)などの元本物の格闘家として有名な女性アクションスター、ジーナ・カラーノ主演のアクション作品です。
ジーナ・カラーノといえば先日出演していた(スターウォーズ)のスピンオフテレビシリーズ(マンダロリアン)の主要キャストから、政治的な発言を理由に降板する騒ぎとなっていまいましたが、
メジャー作品でこれからも大活躍を期待されていただけに、非常に残念ですね。
本作は、そんな騒動前に出演した作品ですので、今後も本作のようなバリバリのアクション作品が観れるのかちょっと心配です。
そんなジーナ・カラーノ主演の本作ですが、内容的には、異常気象で人口が激減し、荒廃してしまった世界の物語という事で(マッドマックス)シリーズのような世界観となっています。
本作はその設定にさらに進めて、大気汚染で水や空気でさえ貴重な存在となっているので、空気を汚染する排気ガスを巻き散らす車などは基本的にご法度、となった世界観が加えられています。
ですので、(マッドマックス)のように改造車やバイクが走り廻る世界ではなく、移動手段は主に馬などがメインとなっていますので、
結果的に西部劇のイメージに近い世界観となっています。
悪党との戦いも基本はガンファイト中心ですので、ジーナ・カラーノが繰り出すかなり重そうな鉄拳は少し控えめとなっています。
それでも2回ほどはサービス的に入りますので、鉄拳制裁はしっかり楽しめます。
ジーナ・カラーノの役柄はいつも通り、女性版セガールといった感じでとにかく情け容赦なく、相手の顔面を殴り倒しますが、
本作は西部劇スタイルなので、悪党側に格闘のできるキャストが不在なのが、ちょっと残念ですね。
格闘シーンはありますが、正直戦う前から負ける気がしないので、あまり格闘シーンの意味を成していないような気もします。
その部分に関しては、スティーヴン・ソダバーグ監督による単独主演第1弾(エージョント・マロリー)を頂点に作品ごとにどんどんと洗練さがなくなっていってしまっているような気がします。
この辺で、いろいろかなぐり捨てて、ジャン・クロード・ヴァンダムとかと激突するアクション作品などが観てみたいですね。
セガールとドルフ・ラングレンは厳しそうですが。
という感じで、ジーナ・カラーノ主演ながらも格闘シーンは少な目ですが、お得意の悪党を情け容赦なく、バッタバッタとやっつけていく姿は堪能できますので、
アクション好きの方などご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
それにしても、ジーナ・カラーノ、だんだんと体格がごつくなっているように感じるのは気のせいでしょうか、、。
作品情報
2018年製作 アメリカ・カナダ製作 SFアクション
監督・脚本 ピーター・ハウイット
出演 ジーナ・カラーノ、ライアン・ロビンス、ジョン・ハナ、ディーン・S・ジャガー
その他のポストアポカリプス(荒廃した世界)が舞台の作品
POV撮影がリアル感を増した1作目とPOV撮影の意味が無くなってしまった2作目(ハンガーフォード)シリーズはこちら
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