ブロークン・アロー(BROKEN ARROW)109分

投稿者: | 2020年3月30日

お薦め度 ★★★★★★★☆☆☆

ジョン・ウー監督お得意の1対1の男ぶり対決!勝つのはどっちだ!?

作品紹介

1996年3月16日公開

今回ご紹介するのは、ジョン・ウー監督、ジョン・トラボルタ主演、クリスチャン・スレーター共演の話題作アクションです。

それでは、まずはあらすじから、

最新鋭ステルス爆撃機のパイロット、ヘイル大尉とディーキンス少佐は日頃からお互いをライバル視する間柄だったが、いつも上司のディーキンス少佐が一歩先をいっていた。

そんなある日ステルス戦闘機に核弾頭を搭載し二人で飛行訓練にでた演習中に予期せぬ事態に遭遇する。

ディーキンス少佐が突然、核弾頭を強奪しヘイル大尉を機外に放り出しそのまま逃亡したのだった。

核弾頭強奪の汚名をきせられたヘイル大尉は消えたディーキンス少佐と核弾頭を奪還するため荒野で追跡を開始する!

ノリノリでカッコ良いトラボルタ(悪役)

原題のBROKEN ARROWとはアメリカ軍での核弾頭喪失時の暗号名として使われています。

ジョン・ウー監督、ジョン・トラボルタ、クリスチャン・スレーターの3人が一番乗っていたころの作品だと思います。

ジョン・ウーの男と男の対決物語としても非常に面白いですし、爆破などの派手なアクション、車、飛行機、列車、ヘリコプターなどの乗り物を使ったアクションとしてもアップテンポで面白いです。

また、トラボルタの悪役が非常にノリノリで、下手したら臭い演技に見えそうですが、トラボルタがやると絶妙にカッコ良いです。

突っ込み所はたくさんありそうですが、そんなところは気にならないぐらいに良い意味で何も考えないで見れて、スカッとするアクション作品だと思います。

ただ、トラボルタに対し、本来ヒーローであるはずのクリスチャン・スレーターの存在感が薄すぎる、というか軽すぎる感じは否めないです。

トラボルタを立たせるためにある程度意識的に薄めにしているのかもしれませんが、それにしても相当危機的な状況なのになんかそれぞれに軽く対処してる感じがしてしまいます。

ですが、このクリスチャン・スレーターの軽い雰囲気(良い意味でです)と、

マンガから飛び出してきたようなトラボルタの悪役キャラクター(良い意味でです)と、

グラハム・ヨストの大味ハリウッドテイストの脚本(良い意味でです)と、

ジョン・ウーの少年ジャンプマンガのような演出(良い意味でです)

が混ざり合って出来上がったこの時期だから実現できた傑作アクション作品だと思います。

今鑑賞しても十分面白い作品となっていますので、機会がありましたらご鑑賞ください。

ちょっと存在感の薄味なクリスチャン・スレーター(主役)

作品情報

1995年製作 アメリカ製作 アクション

監督 ジョン・ウー 製作 マーク・ゴードン、ビル・バグラート 脚本 グラハム・ヨスト

出演 ジョン・トラボルタ、クリスチャン・スレーター、サマンサ・マシス

ジョン・ウーお得意の武器を至近距離で向け合う場面

スタッフ・キャスト

監督は香港映画時代に(男たちの挽歌)、(狼 男たちの挽歌最終章)などチョウ・ユンファとのゴールデンコンビで名作アクションを残し、ハリウッドに渡ってからも(ミッションインポッシブル2)、(フェイスオフ)など大作系アクションで活躍したジョン・ウー。

出演は(パルプフィクション)で復活後一番追い風に乗っていたころのジョン・トラボルタ。

共演に(フラッド)などアクションヒーロー路線で売り出し中だったクリスチャン・スレーター。

脚本は(スピード)など大作系アクションの名手グラハム・ヨスト。

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