お薦め度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
ジョン・ウー監督、テレンス・チャン製作コンビがドルフ・ラングレンを主演に迎え、お得意のガンアクション満載で送るラングレン版ボディガード
作品紹介
日本劇場未公開
今回ご紹介するのは、ジョン・ウー監督とテレンス・チャンのコンビがその後の活躍の足掛かりになったともいえるテレビムービーです。
元連邦捜査官のジャック(ドルフ・ラングレン)は現在はボディガードとして生計をたてていた。
そんなある日、旧友からスーパーモデルの警護の依頼を受ける。
謎の人物から度重なるストーカー行為や命を狙われるような脅迫を受けているというのだ。
早速警護に着いたジャックだったが犯人と対峙するうちに犯人がジャックのある弱点を知っているということに気づく。
過去にジャックとこの犯人の間に何があったのか?
そしてジャックは犯人から依頼人を守り抜く事ができるのか!?
ジョン・ウー監督作品ですがテレビ映画という事で見逃している方も多いと思われる作品です。
製作年度としては1988年ですので1997年の(フェイスオフ)と1999年の(Mi2)の間の年で一番上り調子の時期の作品となります。
正直なところ空いた時間でサクッと撮影したのかと思っていましたが、改めて鑑賞してみると、
最近の監督作品ではあまり見られなくなったスローモーションや二丁拳銃など当時のジョン・ウー作品お馴染みのシーンが満載で逆に新鮮に楽しめました。
ドルフ・ラングレンもちゃんとヒーローとして動き回って活躍していますので最近のB級作品とは比較にならないほどにカッコ良いです。
閃光弾の影響で白いもの恐怖症にかかっていて常にサングラスをかけていないと目がくらむ、
という弱点など、まるで寒さが弱点のウルトラセブンのような分かりやすい設定の主人公です。
犯人を追いかけていたら都合よく(悪く?)白い液体の宝庫、牛乳工場に行き着く、という分かりやす過ぎる流れや、
敵から逃げた先に都合よくトランポリンがあり、それを利用してジャンプ、
ぼよーんとなりながらスローモーションで振り向き様に二丁拳銃で撃つ、
という他の大人が考え付かない、というか考え付いてもやらないようなアクションシーンの連続にジョン・ウーってこうだったな、と改めて感じました。
それとブラックスプロイテーション作品で有名な(ブラックコブラ)などのフレッド・ウィリアムソンがかつての親友役で顔を見せていますのでファンの方は見逃せないポイントとなっています。
予算の都合かアクションは後になるにつれ少なくなってしまいますが、前半で思う存分ジョン・ウーアクションが堪能できる作品となっていますのでアクション好きの方はドルフ作品と恐れずに一歩を踏み出してみてください。
テレビムービーとはいえ、最近のドルフ作品とは比較にならないぐらい楽しめますよ。
作品情報
1988年製作 アメリカ製作 アクション
監督・製作総指揮 ジョン・ウー 製作総指揮 テレンス・チャン
出演 ドルフ・ラングレン、ソウル・ルビネック、フレッド・ウィリアムソン
スタッフ・キャスト
監督は(男たちの挽歌)、(レッドクリフ)シリーズ、(マンハント)などのジョン・ウー。
出演は(レッド・スコルピオン)、(パニッシャー)などのアクション派ドルフ・ラングレン。
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